竜ヶ岳、雨ヶ岳、毛無山 ( 毛無山:1,964m、三角点は 1,945.4m ) 2015.12.19 登山



【PHOTO & 記録 竜ヶ岳、雨ヶ岳、毛無山 2】

やがて、前方に饅頭のような 竜ヶ岳の姿が常に見えるようになり、 暫く緩やかに登っていくと東屋のある石仏に登り着く。時刻は 7時28分。

東屋周辺にはダイヤモンド富士を待つ 7、8人の人たちがいたが、 まだ時間があるのでそのまま先へと進む。

前を向けば、 竜ヶ岳の左斜面後方に、 毛無山の手前にある タカデッキが朝日を浴びているのが見えている (写真)
富士山の後方では 太陽が完全に昇っているようで、富士山の影から外れている山々は皆 朝日に輝いている。

道は再びササ原の斜面を登っていく。
ここからは東から西に向かって進むことになり、しかも ほとんど木がない斜面をジグザグに登っていくので、 南側 (つまり主に左手) の展望が大きく開けている。
従って、富士山、そしてその手前に広がる広大な裾野を見ながらの気持ちの良い登りとなる。

振り返れば、先程は少々霞み気味であった 三ツ峠山方面が かなりハッキリ見えるようになっている (写真 中央右側の山が三ツ峠山で、中央左側のズングリとした山は 御坂黒岳
三ツ峠山の右手前に見えている足和田山は、独立峰のように平地から立ち上がっている上に、 その左には西湖の水面が少し見えているので、まるで島のようである。

さて、時計を見ると既に 7時40分を回っており、そろそろ 富士山の山頂から 太陽が顔を出すタイミングである。
ジグザグに登っていくため、富士山に背中を向けている時に太陽が顔を出してしまっては大変と、 富士山がよく見える所で足を止め、その時を待つ。

7時45分 (カメラ内臓の時計の記録)、ついに 富士山の山頂に 光が少し見え始める。
そして、光はドンドン大きくなり、僅か 1分程の間に大きなダイヤモンドへと成長したのであった。

その瞬間、下方から歓声が上がる。
朝の清々しい空気の中、富士山自体が神々しい上に、さらにその山頂から昇る朝日を見られるとは・・・、 まさに感動である。

写真では 山頂に少し光が見え始めている。

そして、その光はドンドン大きくなり始める。

さらに光は大きくなる。

ほぼ 富士山山頂の ど真ん中が輝いているのが嬉しい。



竜ヶ岳 1、  竜ヶ岳 2、   竜ヶ岳 3、  竜ヶ岳 4、   竜ヶ岳 5、  竜ヶ岳 6、   竜ヶ岳 7、  竜ヶ岳 8、   竜ヶ岳 9  もご覧下さい。



百名山以外の山のページに戻る   ホームページに戻る