大室山 ( 大室山:1,587.4m ) 2021.2.3 登山



【PHOTO & 記録 大室山 6】

丸太横木の階段の後は、木の階段が現れる。
少し興ざめであるが、崩れやすい登山道保護のため、致し方ないところである。

この斜面は木々も疎らなため、素晴らしい展望を得ることができる。
上がる息を整えるため、暫し立ち止まって周囲の展望を楽しむ。

やはり一番に目が行くのは 富士山であるが、 未だに左斜面に雲がかかっているのが残念である。
しかし、その白き頂の後方には雲一つない空が広がっており、その凛とした姿に心奪われ、何回もシャッターを切ってしまう。

また、先ほどは白い雲が頂上付近を覆い気味であった 赤石岳、荒川中岳、 悪沢岳もなかなか良いコンディションで見えている。

写真 中央が 赤石岳、小赤石岳。
その右側の白き峰が荒川中岳、悪沢岳で、赤石岳の左に見えている白い山が 聖岳

この辺は日当たりが良いため、登山道上 (階段の上) に雪は全く見られない。

そのため、軽アイゼンの歯が階段の踏み板に刺さってしまい、下手をすればバランスを崩して転んでしまうので、 折角 装着した軽アイゼンをここでは外す。

階段が続くことで体力的には厳しいが、展望はますます広がって、テンションを上げてくれる。

高度を上げるに連れて、今まで見えなかった山々がドンドン姿を現し始める。

写真 中央の白き山は、 八ヶ岳の赤岳で、その右の頂上部分が平らに見える山が 横岳、そして 硫黄岳である。
赤岳の左のピークが 権現岳で、さらに左に 編笠山も見えている。

また、八ヶ岳の前方に並んでいるのは 南大菩薩の山々で、 左から大谷ヶ丸、ハマイバ丸、大蔵高丸といった山々である。

八ヶ岳の右手には 金峰山も確認できる。

写真 中央の白き山が 金峰山で、 金峰山の右手前にある白き雪が目立つ山が白谷ヶ丸、そして 黒岳である。

こちらはさらに右側の山々。

牛奥ノ雁ヶ腹摺山、小金沢山、 熊沢山といった山々が並び、最後に 大菩薩嶺で終わっている (写真 中央)
大菩薩嶺の右後方には富士見、木賊山、三宝山が見え、台形をした 破風山がその右に続いている。



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