小太郎山 ( 小太郎山:2,725.4m 縦走中の最高点は 小太郎分岐:約 2,845m) 2017.9.5 登山



【PHOTO & 記録 小太郎山 11】

そして、 息絶え絶えになりながらも、小太郎分岐点には何とか 13時32分に戻り着く。

振り返れば、 甲斐駒ヶ岳も雲に飲み込まれそうであるが、 一方で 仙丈ヶ岳は依然として良く見えている。

小太郎分岐点の横にある小スペースにて 3分程休憩した後、広河原を目差す。
ガスであまり展望が得られない中、黙々と下る。

右俣コースとの分岐には 13時43分に到着。

今朝ほど、気持ちの良い右俣コースを下ることに方針変更したのだったが、 ガスがかなり上がってきていて 北岳が見えない状況であるため、 当初の予定通り馴染みのある草スベリを下ることにする。

左に道をとって、ダケカンバの林の中をジグザグに下る。


写真 真っ直ぐが右俣コースで、白根御池へは左に曲がる。

黙々と下り続けていくと、やがてダケカンバの林を抜け、 草付きの斜面に変わる。
そして、急斜面を滑らないように下っていけば、ガスの中、下方に白根御池が見えてくる (写真)

長い草スベリを終えれば、やがて白根御池で、 左に進んで白根御池小屋前にて休憩する。時刻は 14時30分。
桃味のソフトクリーム (500円也) を購入。疲れた時には甘いものが一番である。

14時37分に白根御池小屋を出発する。

16時10分のタクシーに間に合わすべく、 少しペースを上げて、樹林帯を黙々と下る。
大樺沢二俣への道との合流点を 15時47分に通過し、16時3分に広河原に戻り着いたのであったが、タクシーは最後の 1台が出発するところで、 係の人にバスに乗るように指示される。

しかし、バス停には既に 7〜80人程の人が並んでおり、 しかもバスは 2台しか来ないとのこと。
列の後ろの方になったことから覚悟はしていたものの、芦安までの 1時間は立ちっぱなしであった。

写真は途中の水場付近から見た 鳳凰三山観音岳

本日は、リハビリを兼ねて小太郎山に登ったのだが、初めてのコース、 初めての山ということで刺激を得られて大変楽しい山行であった。
しかし、一方で身体の方はかなり鈍っていることを実感するとともに、 北岳以上に 厳しい山行に感じられた次第である。

確かに、地図上では広河原から 北岳 (左俣コース) まで 5時間半となっている一方、小太郎山までは 6時間20分 (右俣コース使用)
さらには、北岳からはほぼ下り一辺倒になるのに対し、上述したように小太郎山からは登り返しがキツイことを考えれば、 小太郎山の方がキツク感じられるのも頷けるところである。

写真は広河原の手前、野呂川に架かる吊り橋。



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