鎌倉散策 ( 衣張山 121m ) 2016.11.9、16 登山



【PHOTO & 記録 鎌倉散策 2】

山道を暫く進むと 『 工事関係者以外立入禁止 』 の立て札が現れる。
しかし、ここはその脇を通ってさらに先へと進む (けっして褒められたことではないが・・・)
道はすぐに新たな柵に塞がれて完全に進むことができなくなるものの、その柵の向こうに釈迦堂切通が見えている。時刻は 10時57分。

この釈迦堂切通は鎌倉の他の切通と違い、崖を刳り貫いたトンネル型になっており、 その姿は迫力満点である。
落石の危険があるために通行止めとしているようであるが、通れないにしても、是非とも見学だけはできるようにすべきであり、 その価値は十分にあるものである。

11時6分、先程の十字路へと戻り、今度はそこを右折する (左折は先程の杉本寺、直進は報国寺)
民家の間を暫く進んでいくと、徐々に道は狭くなり、やがて 『 浄明寺一丁目 12 』 の街区標示板が付けられた電柱が見えてくると、 そこから衣張山への登りが始まる。時刻は 11時8分。

やぐら跡らしき洞窟を左に見て山道に入り、杉の中に檜が少し混ざった林の中を登っていく。
杉は植林と思われるが、足下には多くの草木が生えていて、 丹沢などの杉の植林帯とは 全く趣が違っている。

そして意外だったのは、この山道が結構 本格的なことである。
当日のメンバーを考えると、少々キツイかもしれないとの懸念が生じる。
道は明瞭、良く踏まれており、石段などもあって整備されているものの、如何せん登りが長く続き過ぎるのである。

前々回の建長寺裏手から大平山へと至る コースや、 前回の浄智寺裏手の山への登りでさえも 少し苦労された方がおられたことを考えると、この登りが長く続く道は厳しいかもしれない。

当日はどうしようかと思いつつ登り続けていくと、やがて前方に大きな岩が見えてきて、 その足下に身を寄せ合うようにした男女 ? の石像が置かれている。
夫婦 (めおと) 像とのことらしいが、小生には母娘のように見える。
時刻は 11時17分。

その石像の所からさらに少し登ると、道が 2つに分かれる。
右の道は石段が続いていて明瞭だが、左の道は少しササに覆われていて分かりにくい。時刻は 11時18分。

左の道には石切場跡があると聞いていたので、ここは迷わずに左の道に入る。
少し下ると右手に 4基ほどの五輪塔が現れ (写真)、そのすぐ先が石切場跡であった。 時刻は 11時19分。

石切場は岩壁を刳り貫いた形になっており、その中は結構広くなっている。
少し中に入ってみたが、曇り空の上に樹林の中であるため、中は暗くてよく見えず全容が掴めない。
それでも、ノミなどを使って岩を切り出していたことがしっかりと見て取れる。

しかし、やはり気味が悪いのですぐに外へと飛び出して山頂へと向かう。 時刻は 11時21分。

ここからは自然林の中、石段の道が続くが、 ここもかなり急登で高齢者には厳しかろう。



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