少し喘ぎつつ登っていくと、道は先の右側の道と合流した後、
ササ藪の先の方に開けた場所が見えてくる。 ここは広場になっていて、傍らには 2基の五輪塔と、 比較的新しい石仏が 1体が置かれている (写真)。 | |
そして、広場の正面 (南) は開けており、そこから相模湾、鎌倉の街並み、 江ノ島が見えるとともに、その後方には伊豆・箱根、そして 丹沢の山々が並んでおり、 そのさらに後方には 富士山も見ることができる。 と言いたいところであるが、この日は雲が多く、 富士山は右側斜面途中にある小御岳 (こみたけ:五合目付近) が僅かに見える程度であり、 ほとんどが雲の中である。 その他の山々も、丹沢は丹沢三峰、
丹沢山が辛うじて確認できるだけ、箱根の山も
金時山がうっすらと見えているだけである。 11時27分、衣張山を後にしてさらに先へと進む。 |
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スダジイなども見られる樹林帯に入っていくと、
道は一旦下った後、少し平らな道が続き、その後 緩やかな登りとなる。 やがて、道の傍らに三角点が現れ (119.9mの三等三角点)、
その少し先で再び小広い場所に飛び出す (写真)。 ここにも五輪塔が置かれており、ここからは相模湾がよく見える。 | |
道は左へと曲がり、再びスダジイ、ヤマザクラなどが見られる樹林帯へと入っていく。 小さなアップダウンを繰り返していくと、
やがて道は下りとなってすぐに公園のような場所に飛び出す (写真)。 |
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右へと進み、傍らにある地蔵尊を過ぎると、道はその先で 『 鎌倉市こども自然ふれあいの森 』 へと入っていくのであるが、この辺は大変面白い構造になっている。 道自体は尾根道のようになっており、右側が下り斜面になっているため、
西側が大きく開けていて展望が良い。 | |
なお、ここからは 富士山の他、 伊豆や箱根、そして 丹沢の山々を見渡すことができ、 『 関東の富士見百景 』 77番目の場所にも登録されているとのことである。 しかし、折角の富士見百景ではあるが、先程の衣張山よりも状況は悪くなっており、 富士山は完全に雲の中である。 本来なら、写真右側半分に 富士山が見えているはずである。 |
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