鎌倉散策 ( 衣張山 121m ) 2016.11.9、16 登山



【PHOTO & 記録 鎌倉散策 9】

芝生公園を抜けると道は衣張山から下ってくる道との合流点に至り、 ここで 1週間前に歩いたコースと合流することになる。
時刻は 11時22分。

道を右に進めば衣張山、 左に進めばすぐに 『 関東の富士見百景 』 77番目のスポットがある 『 鎌倉市こども自然ふれあいの森 』 である。


ここまでの行程を振り返り、本番当日はこの巡礼古道を辿ることに決める。
これで一安心である。

さて、ここからはユックリと 1週間前に通った道を辿るだけである。

途中、まんだら堂やぐら群に立ち寄ったところ、 この日は大勢の人たちが保存作業中であった。
そして、名越切通に立ち寄った後は、安国論寺、妙本寺の 2つの寺に立ち寄るだけとし、鎌倉駅には 13時2分に戻り着いたのであった。

写真は安国論寺の裏山中腹にある南面窟。
日蓮が 『 松葉ヶ谷法難 』 の際に一時避難したといわれる場所である。


さて、2度に渡り衣張山近辺を歩くことになってしまったが、低山とは言え、 歴史的な見所が多く、なかなか楽しい散策であった。
惜しむらくは両日とも天候に恵まれなかったことであり、本番当日は是非とも快晴の小春日和になって欲しいものである。

≪ 12月2日(金): 本番当日 ≫

この日は幸いにも快晴となり、さらにそれ程寒くはなく、絶好のハイキング日和であった。
杉本寺、報国寺も好評で、歩く距離は少々長かったものの、全員無事に鎌倉駅まで歩き通すことができたのであった。 恐るべし老人パワー !

ただ、気温が少々高かったためか、朝方 瀬谷駅を出発する時にはクッキリと見えていた 富士山も、 『 関東の富士見百景 』 の場所からは写真のように霞み気味であったのが悔やまれる。
それでも、普段 富士山をあまり目にしない地域の方々が多いのか、 このような状況でも皆 富士山を見て感激してくれたのは喜ばしい限りである。

また、このコースには獅子舞谷のような紅葉の名所はないものの、 ところどころで写真のような美しい紅葉を見ることができたのであった 『 鎌倉市こども自然ふれあいの森 』 にて撮影)

一方、驚いたのは、11月16日に 2回目となるコース下見をした際、 黄色く色付いて大変美しかった安国論寺の銀杏が、今回は全てその葉を落としていたことである。
紅葉の時期というのは、訪れるタイミングを見計らうのが難しい。

こちらは、パノラマ台から眺めた江ノ島、稲村ヶ崎方面。
写真では分かりにくいが、右端に 富士山も見えている (実際には、目視でもなかなか見えにくい状況であった)

なお、富士山は、 『 関東の富士見百景 』 の場所、そしてこのパノラマ台のほか、 名越切通を見学し終えた後、JR横須賀線の線路が見えてくる場所や、安国論寺の富士見台からも見ることができたのであった。
しかし、空の色に紛れ、なかなかその姿を見つけられない人が多かったというのが実状である。

しかしまあ、総じて楽しい散策であり、 2回も下見を行った苦労が報われた 1日であった。



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