その電柱の横から民家の私道のような細い道に入る。 既に樹林帯に入っており、足下には階段状に石が置かれていて、 いかにも古道という風情が漂っている。 | |
ここも衣張山と同じくキツイ登りが続くのかと思ったら、 ありがたいことに道はその後かなり緩やかになったため、これならば当日のメンバーでも問題なかろうとホッとする。 道の傍らには 『 庚申塔 』 と彫られた板状の石 (板碑) が多く見られ、やはり巡礼の道であることを感じさせてくれる。 |
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やがて、道の左側に小さな広場が見えてくる。 ここは 『 金剛窟地蔵尊 』 のある場所で、 岩壁にできた (あるいは彫られた) 奥行き 1m弱の窟 (いわや) に、 磨崖仏が造立されているのである。 周囲に説明書きなどないのでその由緒は分からないが、 この場所は巡礼者の目的の 1つになっていたことであろう。時刻は 11時4分。 | |
地蔵尊を過ぎ、緩やかなアップダウンのある道を進む。 そして、相変わらず道の周囲には多くの板碑が見られる。 |
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小さなアップダウンを繰り返しながら進んでいくと、
やがて小さなマウンドを乗り越えた後に下りに入り、その先に人家が見えてくる。 | |
車道に出ると、すぐに右側に公園があるのでそちらへと進む。 ここには芝生に覆われた小山や東屋があり、
ベンチとテーブルもいくつか置かれていて休憩にはもってこいの場所である。 |
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