地蔵岳 ( 地蔵岳:2,764m ) 2016.3.23 登山


【PHOTO & 記録 地蔵岳 2】



今年に入って登った山々が如何に楽であったかを思い知らされるような登りが続く。
パターンとしては急登の後 少し道が平坦になり、少し進むとまた急登、そして平坦ということを繰り返しながらドンドン高度を上げていくことになる。

日頃の運動不足に加え、空を雲が覆っていることで今一つ モラールが上がらず、 足がなかなか進んでいかない。

20分程登り続けると、足下に雪が少しずつ現れ始める。
雪は一部凍っている所があるものの、アイゼンは不要である。

展望のない登りが長く続く。
ここは耐えるしかなく、黙々と登り続けていく。
時折、薄日が射すものの、空を見上げても青い部分は皆無、そして今後 回復する兆しは全く見られない。
やはり昨日登るべきであったと後悔しつつ足を進めていく。

展望の無い登りが続くが、途中、右手の樹林が切れて北杜市の市街地、そして 八ヶ岳が見通せる場所に出る。
しかし、春霞がかかったような状況で、肉眼では何とか 八ヶ岳を捉えることはできても、カメラの方はなかなか合焦しない。

ここのところ、 鉢伏山大山三峰山と天候が今一つの状態が続いているが、 大山三峰山の時は曇り覚悟の登山だったので納得はできるものの、本日は快晴と思っていただけにかなりへこみ、 それが足取りにも影響している。

やがて現れた道標の足下に 『 七合目 』 と彫られた石の標柱があり、 さらにはその傍らに 『 立身山五竜不動・・・』(不動以下は雪の下) と彫られた石碑も置かれている (写真)

突然現れた 『 七合目 』 に驚き、 今まで 『 合目 』 が彫られた標柱を見落としてきたのでは との疑念が湧く。
一方で、ここが七合目ということは、距離から考えて十合目は 旭岳あろうと推測する。時刻は 9時11分。

七合目の標柱から 7分程登っていくと、 今度は岩の手前に 『 八合目 』 の標柱を見る。
標柱をよく見ると、そこには 『 旭 』 の文字も見られたので、やはり 旭岳が十合目のようである。

なお、帰宅後調べると、昔は今登っている尾根の北側にある北精進ヶ滝方面からの道があったようなので、 そちらに 六合目以下の標柱があるものと思われる。

八合目を過ぎると、断続的だった雪が徐々に繋がり始める。
それと同時に、凍っている箇所も多く現れるようになり、少々苦労しながら登ることになる。

やがて道は左下方に落ち込む崩壊地の縁を進むようになる (写真)



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