道は、時々 樹林越しに地蔵岳、 甲斐駒ヶ岳を見ながら 尾根の北側を進んでいく。 足下の雪は多くなってきているが、本日はまだ雪が締まっており、
踏み跡を外さなければ踏み抜くことはない。 やがて道は稜線上を進むようになり、苔と雪、そして岩と木々が混じり合った中を登っていく。 | |
再び地蔵岳、
甲斐駒ヶ岳が良く見通せるようになる。 道は再び尾根の北側を進むようになり、暫くは樹林の中、展望の無い道が続く。 |
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右斜面を横切るように進み、少し登りとなって高度を上げた後、また暫く平らな道が続き、 その後また登りが現れるというパターンにて徐々に高度を上げていく。 道はしっかり踏まれているが、油断をすると、 谷側の右足が少しスベリ気味になってバランスを崩すことがあるので要注意である。 周囲の雪の量はかなり増えてきており、踏み抜いた跡を見ると、
70センチ近くあるようである。 | |
やがて、再び樹林の向こうに地蔵岳が見え、そして桟橋が現れた所で、 道はそこから左に折れて急斜面を直登するようになる。 想像するに、ここは桟橋がそのまま斜面を横切っているのだが、雪で危ないため、
山側に迂回ルートを造ったものと思われる。 |
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喘ぎつつ斜面を登っていくと、道は途中から右に折れ、
すぐに平らなシャクナゲの群生地に辿り着いて一息つく。 | |
こちらは
観音岳方面。 |
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