崩壊地の先を見れば、先程見えた御所山と、そこから
千頭星山方面へと続く尾根が見えている。 また、晴れていれば、この尾根の後方に 富士山が見えるらしいのだが、 今は全く見ることができない。 | |
一旦 崩壊地から離れて樹林帯を進んだ後、また崩壊地の縁を通る。 道は再び樹林帯に入る。 |
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崩壊地から 6分程登っていくと、やがて石祠のある場所に登り着く。 なお、ここには祠の他、『 旭嶽 頂上 』 と彫られた石碑や、
『 猿田彦大神 』 と彫られた石碑も置かれている。 | |
旭岳から道は右へと折れ、またまた崩壊地の縁を通る。 崩壊地の縁を通る道には雪がなく、また面倒臭さも手伝ってアイゼンを装着しなかったのだが、
これが大失敗であった。 |
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なお、本来の道は溝状になっているのであろう。 シラビソ、コメツガの樹林の中、急斜面を喘ぎつつ登っていく。 無論、途中でアイゼンを装着すれば良いだけのことなのだが、 何と雪の上にはアイゼンを装着していない靴跡が残っていたため、つまらない対抗心から そのまま登り続けてしまう。反省。 | |
今度は右手に小さなザレ場を見ると、傾斜は徐々に緩み始め、やがてほぼ平らな場所に登り着く。 登り始めて 3時間、急登の連続でかなり疲れた。 ベンチのそばにある標識には 2,105mと書かれており、 本年初めての 2,000m峰ということになる。 |
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