反対の南側には、南アルプスの 仙丈ヶ岳、 甲斐駒ヶ岳、 北岳が薄ボンヤリとした シルエットになって見え、その左に 高嶺、 鳳凰三山が続く。 そしてその手前には、本日の行程の最後となる 峰の松目が見えている。 | |
南アルプスの左側手前には
阿弥陀岳、中岳、
赤岳、
硫黄岳といった南八ヶ岳の山々が並ぶ。 硫黄岳のさらに左側に目を向ければ、 金峰山、 国師ヶ岳がこれまた シルエットとなって並んでおり、金峰山の左下方には 瑞牆山も確認できる。 写真は右から阿弥陀岳、中岳、赤岳。 |
|
少々展望を楽しんだ後、 東天狗に向かう。 下りに入ると、こちらはまだ日が当たらないため、足下の岩に霜が付いており、迂闊に足を乗せられない状態になっている。 滑らないよう足場を選びながら慎重に下る。 前方を見れば、白砂新道への分岐、そしてそこから東天狗に至る登り斜面が見えている。 | |
その白砂新道への分岐を 8時18分に通過し、
東天狗への登りに入る。 一方、今登っている東天狗の方は、
赤い岩肌を見せていることから 『 赤天狗 』 という別名があるそうである。 |
|
高度を上げるに連れ、足下の砂や土は白色から少しずつ赤みを帯びた色に変わり始める。 岩屑の斜面をジグザグに登る。 振り返れば、この 東天狗と根石岳の間が 台地状になっているのが見える。これも火山地形なのだろうか。 | |
急斜面の登りもやがて終わりとなり、ハイマツの生える狭い稜線を歩くことになる。 狭い岩稜帯を進む。 |
硫黄 1、  硫黄 2、   硫黄 3、  硫黄 4、   硫黄 5、  硫黄 6、   硫黄 7、  硫黄 8、   硫黄 9、  硫黄 10  もご覧下さい。