硫黄岳の斜面はこちら側になだらかに下ってきており、
さらには右のオーレン小屋方面へもハイマツと草の絨毯が緩やかに下っている。 また、濃霧時などに迷わないようにとの配慮なのか、 登山道の脇には立派なケルンが点在している。 | |
こちらの写真はこれから登る 峰の松目。 道としては、今見えている硫黄岳に登った後、グルリと回って 峰の松目まで進むことになる。 とはいえ、この硫黄岳の登りはそれなりに辛い。周囲の写真を撮りながらユックリと登る。 |
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振り返れば、西・東の
両天狗は完全に箕冠山の上に姿を現し、
その 2つの頂上を結ぶ稜線もハッキリ見えている。 下方に見えるオーレン小屋を含めてこうして全体を眺めると、 ここまで結構な距離を歩いてきたものだと感心してしまう。 | |
やがて、道は左側の崖の縁に到達し、硫黄岳の爆裂火口がよく見えるようになる。
浅間山や
阿蘇山、
焼岳、
岩手山など、
これまでいくつもの火口を見てきているが、ここの迫力は他に類をみないのではなかろうか。 |
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硫黄岳の爆裂火口を見ながら登る。 さすがに火口に近づくのは危険であるため、登山道にはロープが張られており、 そのロープに沿って、やや足下の悪い中を喘ぎつつ登っていく。 | |
硫黄岳の標識が立つ場所には 11時17分に登り着く。 |
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