アスファルトの露出割合が大きかった車道も、やがて完全に雪に覆われるようになる。 固く締まった雪の上を進んでいくと、やがて 『 鉢伏山 1.0km 』 と書かれた標識が現れる。時刻は 10時4分。 その少し先で、饅頭型をした鉢伏山は完全にその全容が見えるようになるが、 草の斜面が目立ち、雪は少ないようである。 | |
振り返れば、辿ってきた車道のガードレールが草地の斜面を横切る雪道のようである。 また、その後方に市街地の広がりがうっすらと確認できるが、見える範囲は非常に狭く、 市街地の後方部分は靄の中に消えてしまっており、ましてや北アルプスの山々は全く見ることができない。 先日の 杓子山では、
そこから かなり距離があるにも拘わらず南アルプスがよく見えたのだが、その半分程の距離しかなく すぐそばにあるはずの山が全く見えない。 |
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左手の高みを回り込んで左に大きく曲がっていくと、 先程まで遠くに見えていた鉢伏山荘がかなり近づいてきている。 雪の道を進み、その鉢伏山荘の横を 10時11分に通過。 山荘の横からは砂利道に変わり、そこに雪は無い。 | |
右に道を取り、遊歩道のような道を緩やかに登っていく。 すぐに左手に
美ヶ原が見えてくるが、
霞み気味ではあるものの、その平らな台地の存在感には少しビックリさせられる。 なお、昨年 3月に 美ヶ原に登った時は、 雪がやや少ない状態ではあったものの頂上の台地は雪原となっていたのだが、今年はまだ 2月というのに、かなり雪が少なくなっていると聞く。 |
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冷たい風に吹かれつつ遊歩道を登っていくと、やがて足下に雪が目立ち始め、
暫く進むと、道一杯に広がったアイスバーンが現れる。 斜面を登りながら左手を見れば、 この鉢伏山から二ツ山を経て繋がっている三峰山がなかなか貫禄ある姿を見せている。 | |
そして、この鉢伏山の左手を見ると、
スノーシューかワカンを履いた方が二ツ山方面へと進んでいるのが確認できる。 道をショートカットするように雪の斜面を登り、再び遊歩道に戻ると、
ここからは雪道が続く。 |
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