権現山・扇山・百蔵山 ( 権現山:1,311.9m 扇山:1,138m 百蔵山:1,003.4m ) 2021.3.24 登山



【PHOTO & 記録 権現山・扇山・百蔵山 3】

そして、9時29分、誰も居ない権現山に到着。

頂上には二等三角点の他、『 山梨百名山 』 の標柱が置かれている。
なお、二等三角点の横にもう一つ柱石が並んでいるが、これは何のためのものなのか不明である。

ここからの展望はなかなかのもので、所々樹林で遮られるものの、 動き回ることで広い範囲の山々を見ることができる。

まずは大きく開けている南西の方向に、何も遮るものが無い状態で見えている 富士山に目が惹き付けられる。

前回の 仏果山では、 丹沢表尾根などが 富士山を隠してしまっていただけに、山で久々に 富士山を見ることができた喜びは一入である。

富士山の左裾の下方には 杓子山、鹿留山が見え、少し移動すれば鹿留山の左に 御正体山も確認できる。

富士山の右側に目を移せば、 三ツ峠山、そして 御坂黒岳などの御坂山塊が続いている。

御坂黒岳のさらに右側の山々は樹林に遮られてしまい、見えるはずの 南大菩薩の山々は見ることができないが、 権現山頂上の反対側 (北側) に移動することで、南大菩薩のさらに続きとなる奥秩父、奥多摩の山々を見ることができる。

早速 北側に移動すると、南大菩薩の北に位置する 大菩薩嶺が確認でき、その右後方には 北奥千丈岳、国師ヶ岳が見えている。
そして、そこから右に奥秩父の山々が連なっている。

写真 左側の木の枝に隠れ気味の山が 大菩薩嶺
その右手後方に見えている山が北奥千丈岳と国師ヶ岳で、その右下に見えている山が 黒川鶏冠山

北奥千丈岳、国師ヶ岳のさらに右には 富士見、水師、木賊山、三宝山といった奥秩父の山々が連なり、 さらに木賊山の右には 破風山、雁坂嶺黒槐ノ頭、唐松尾山が続く。

しかし、そのさらに右側は手前から現れる大きな山容の 飛竜山に隠れてしまう。

写真 中央に見える丸い大きな山が木賊山。
その左手に水師、富士見が続く。

木賊山の右手には三宝山、そしてやや台形に見える破風山が見え、さらに右になかなか形の良い雁坂嶺が見えている。
さらに右の平らな山が黒槐ノ頭と思われる。

こちらは、上記写真のさらに右側。

中央に見える大きな山容の山が 飛竜山で、その左に見えている小さな鈍角三角形の山が 唐松尾山

そして、飛竜山の右には 雲取山へと続く尾根が連なっており、 そこには三ツ岩、三ツ山といったピークが含まれている。

そしてこちらが 雲取山 (写真 中央右)

雲取山の右手に見える三角形のピークは、 芋木ノドッケ (芋ノ木ドッケ)
但し、芋木ノドッケは 雲取山から右 (東) へと延びる 石尾根上にはなく、石尾根の後方に位置している。



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