権現山・扇山・百蔵山 ( 権現山:1,311.9m 扇山:1,138m 百蔵山:1,003.4m ) 2021.3.24 登山



【PHOTO & 記録 権現山・扇山・百蔵山 7】

道がやがて下りに入るが、下り着いた所には標識が置かれている。
宮谷分岐である。時刻は 13時24分。
目指す百蔵山は直進で、左に下れば猿橋駅である。

標識の傍らにあるベンチで休憩していたところ、先ほど扇山頂上にいた外国人の若者 3名が追い抜いていった。
彼らの方から挨拶してくれたが、その言葉は日本語であった。

13時32分に出発。

少し進むと登りが始まり、ヒノキ林の中を小さく蛇行しながら登っていく。
しかし、この登りも然程 長くは続かず、その後、ヒノキ林の斜面を横切る道が続くようになって嬉しくなる。
が、それも束の間、その先でまた登り斜面となる。

この辺は、少し登ると平らな道が続くといったパターンを繰り返しながら高度を上げていき、左側へと回り込んでいく。

やがて、正面樹林越しに百蔵山が見えてくる。

また、右手樹林越しに 滝子山を見通せる場所を通過したが、 先ほどまでその左手後方に見えていた南アルプスは今や全く見えない。

写真の山が滝子山。
右の方には大谷ヶ丸も見えている。

やがて道に傾斜がつき始めるが、最初のうちは緩やかで楽に登っていくことができる。

しかし、やや古い木製の標識を見た後は、傾斜がかなりキツくなり始める。
太陽を斜面の先に見ながらの厳しい登りが続く。
足下には落ち葉と混ざり合って岩や岩屑が現れ始める。

これが最後の登りということは前回辿ったので分かっているものの、疲れた身体にはかなり応え、あまり元気が出ない。

キツい登りに、少し登っては立ち止まって上を見上げるという動作を繰り返しながら進む。

高度が上がり、振り返れば、権現山や扇山が見通せることが多くなってきたので、 写真を撮ることを口実にしてさらに休みを追加する。

写真は扇山方面。
一つの大きな山のように見えるが、よく見ると 2つのピークが重なっており、左奥のピークが扇山で、手前のピークは先ほど通過した大久保山と思われる (ただ、全体で扇山ということで良いと思う)

なかなか斜面の終わりが見えない中、何とか登り続けていく。

周囲には小さな岩が多く見られるようになり、足下の方にも岩屑が多くなって、少し崩れやすい道が続く。
露出した木の根も多くなり、疲れてはいるものの、集中力を途切れさせることができない道である。

上を見上げれば、斜面の先の太陽が眩しい。



権現山 1、 権現山 2、  権現山 3、 権現山 4、  権現山 5、 権現山 6、  権現山 7、 権現山 8、  権現山 9 もご覧下さい。


百名山以外の山のページに戻る   ホームページに戻る