大菩薩嶺 ( 大菩薩嶺:2,056.9m ) 2019.3.20 登山



【PHOTO & 記録 大菩薩嶺 5】

また、最近、相鉄線 三ツ境駅の跨線橋から眺めた 富士山は、左斜面の途中に宝永山の出っ張りが目立って少し気に入らなかったので、 斜面途中に何もなく、左右とも流れるような裾の広がりを見せている 富士山の姿を見て溜飲が下がったのであった。

体力的には苦しいが、気分を良くして斜面を登る。

やがて小さな台地状の場所を乗り越えると、その後 傾斜は緩み、歩きやすい道が続くようになる。

この辺では、唐松尾根の名の通り、周囲にカラマツが目立つ。

道に再び傾斜が出始め、小さな高みを越えて下りに入ると、再びほぼ平らな道が続くようになる。

展望の無い道が続く中、途中、左手の樹林が切れて 白根三山 北岳間ノ岳農鳥岳 が見えたものの、霞んだ状態がますます進んでおり、今や空との区別がつきにくい。

また、さらに少し進むと今度は 悪沢岳赤石岳聖岳も確認できるようになったが、こちらは 白根三山よりも距離があるためであろう、ほとんど空に溶け込んでしまっている。

道は少し登っては平らな道が現れるといったパターンが続く。
この後、展望も少しずつ開け始め、これから登る 大菩薩嶺の稜線の他、右手後方には熊沢山、 小金沢山、牛奥ノ雁ヶ腹摺山も樹林越しに見えるようになる (写真の黒い山が熊沢山。左手前はおそらく親不知ノ頭)
また、振り返れば、 富士山も再び見えている。

息を切らせつつも何とか登り続け、やがて小高い見晴らしの良い場所に登り着く。
ここからは 富士山をスッキリと見通すことができる。

この高みにて樹林帯もほぼ終わりとなり、道は雪の斜面をジグザグに登っていく (本来は草と岩の斜面)
そして、高度を上げるに連れて展望がドンドン広がり始め、写真を撮るべく暫し足が止まる。

白根三山も見えるようになり (また、悪沢岳赤石岳聖岳も一応確認はできるが、滲んでいるような状態である)

富士山の手前には大菩薩湖も見え、 また 富士山周辺の山々では、 三ツ峠山御坂黒岳などが確認できるようになる。
しかし、全体的に霞み気味であり、昨年の 9月の時ほどハッキリした状態ではない。

こちらは 白根三山

中央が 間ノ岳で、 その右側の山が 北岳、 左側の山が 農鳥岳

なお、写真の一番左端にうっすらと白い山が見えているが、 塩見岳である。



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