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ミズナラなどの林の中を快適に進む。 しかし、少し傾斜がきつくなってくると、やがて斜面の先に建物が見えてくる。福ちゃん荘である。 |
ここは小さな広場になっており、見上げれば真っ白な
大菩薩嶺の稜線が見えている。 前回 (昨年 9月) 休憩に使ったベンチは完全に雪に覆われていたため、
唯一ドライ状態にある テント場入口のベンチに腰掛けて暫し休憩する。 |
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腹ごしらえをしつつ、この後どのコースを進もうか思案する。 いち早く 富士山を見るのであれば、 大菩薩峠経由の方が早いことは重々承知しているが (途中の富士見山荘の横から 富士山が見えるはず)、 南アルプスを含めた広い展望を得られるのは唐松尾根の方が適しているからである。 |
9時10分に出発。左に道を取って唐松尾根へと進む。 ここからは完全に雪の世界で、出だしの林道のような道も今は雪にすっかり覆われている。 周囲は明るく、見上げれば青空、本当に今日はよい天気である。 |
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緩やかだった林道のような道もやがて終わりとなり、傾斜が少しずつ増してくる。 徐々に傾斜がキツくなり、息が上がる。 |
斜面を小さな振幅にてジグザグに登っていく。 山から見る今年初めての 富士山ということもあって、テンションがグッと上がる。 |
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大菩薩 1、 大菩薩 2、 大菩薩 3、 大菩薩 4、 大菩薩 5、 大菩薩 6、 大菩薩 7、 大菩薩 8、 大菩薩 9 もご覧下さい。