雨飾山 ( 雨飾山:1,963.3m ) 2015.6.10 登山



【PHOTO & 記録 雨飾山 9】

 

休憩しながら北アルプス方面の雲が途切れるのを待ったものの、 状況は逆に悪くなり、下からガスが上がり始めたので下山することにする。
11時11分、南峰を後にして北峰へと向かう。

北峰には日本海側を向いている石仏が 4体並んでいる。
21年前の写真を見ると、石仏のさらに右奥に石の祠があったのだが、今は見当たらない。
石仏の前では、今朝ほど ゲート前に一番乗りしていた 3人組が憩っていたので、良く探しはしなかったのだが、 まさか先の地震で崩壊したということではなかろう。

斜面を下る前に 雨飾山南峰を眺める。
左奥には金山、そして天狗原山が見えている。
11時12分、下り斜面に入る。

急斜面を慎重に下り、荒菅沢を右手下方に見た後、笹平を進む。
この斜面で 3人、そして笹平にて 3人と擦れ違う。

笹平の標識を 11時32分に通過。
雨飾山方面を振り返ると、 右手からガスが上がり始めている。

ここからは、登る時にキツかった急斜面を下る。

登る際にはあれ程苦しかったこの急斜面であるが、 下山時はアッという間である。

なお、この下り斜面でも 3人の登山者と擦れ違う。
本日は平日にも拘わらず、山中にて 20人近い登山者と会うことになった。梅雨の貴重な晴れ間とはいえ、 先日の常念岳といい、 この登山者数には少々驚かされる。
こうなると、ますます土日、休日の登山に 二の足を踏んでしまう。

荒菅沢の上には 12時20分に下り立つ。
見上げれば、笹平から 雨飾山の斜面に取り付く際に通った崖の縁が見えている。

グズグズになった残雪の斜面を慎重に登り切り、 荒菅沢、そして布団菱方面を振り返る。
紅葉の時はさぞかし素晴らしい光景であろうと想像がつくが、この新緑 + 残雪の季節も捨てがたいと思う。



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