雨飾山 ( 雨飾山:1,963.3m ) 2015.6.10 登山



【PHOTO & 記録 雨飾山 10】

 

荒菅沢を過ぎた後、3つほど続く雪渓の斜面を横切っていく。

さすがにこの時間になると、雪も緩み、時々足を踏み抜くようになる。
また、写真のように、斜めに木が持ち上がっている姿を結構 目にするが、その下には木の埋もれていた跡が残っており、 また木の幹にはまだ雪が被さっている。
長い冬の間、雪の重みに耐えてきたのであろうが、その生命力には頭が下がる。

最初の雪渓は、写真のようにブナの緑が美しい。

順調に 2つの雪渓を抜けたが、最後の雪渓にて少々迷ってしまう。
先にも述べたように、ベンガラの位置と正規のルートを示すピンクテープの位置が微妙に異なっているためであるが、 晴天であったから慌てることもなく対応できたものの、もしガスに囲まれていたのならかなり苦労するような気がする。

13時5分にブナ平を通過。
その後は順調に下り、2/11の標識前を 13時30分に通過する。その斜面にはカタクリの花が 1つだけ咲いている。

ここからは、ほぼ平坦な道を歩く。
やがて先の方に休憩舎の屋根が見えてくる。
道の左手に見える木がなかなか面白い。

登山口である雨飾高原キャンプ場には 13時47分に到着。
振り返ると、雨飾山方面にはガスがかかっている。

舗装道を進み、13時54分に丁字路に到着して林道と合流する。
左に道を取って雨飾荘に向けて下る。

途中、 雨飾山を見通せる場所を通過したが、 写真のように雨飾山はガスに囲まれてしまっている。

やがて、林道の崩壊場所に近づくと、修復工事の真っ最中であった。
崩壊した場所を修復するのではなく、山側の方を削って道を広げ、車が通れるようにしているようである (先に述べたとおり、6月13日(土) から通行可となったようだ)

その後、近道を下り、雨飾荘の下には 14時16分に到着。
雨飾荘下の流水で顔を洗い、駐車場には 14時17分に戻り着いたのであった。

今回、21年ぶりに 雨飾山に登ったが、 本日も完全に展望に恵まれたとは言えないものの、それでも前回よりは十分に楽しめた山行となった。
2,000mに満たない山ではあるものの、やはり名山と言うに相応しい、素晴らしい山であった。

ただ、2,000mに満たないためか、3年前の 安平路山と同様にブヨ (ブユ) に襲われ、 顔や耳、腕を 8箇所も咬まれて吸血されてしまい、その時と同様、皮膚科にお世話になってしまったのであった。

なお、余談であるが、21年前と雨飾荘の位置が違っていると思われる。
21年前は、露天風呂のもっと下にあったはずである。移転したのだろうか。



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