長野県松本市にある「栗田製菓所」製造の,戦国時代に越後(新潟県)の名将上杉謙信が甲信地方(山梨県・長野県)の名将武田信玄所領の信濃(長野県)に塩を送った故事を後世に伝えるために調整した,ほんのりした塩味が本練羊羹の甘みとコクを引き立てる信州松本銘菓「塩羊羹(しおようかん)」
今回は,長野県松本市にある「栗田製菓所」が製造している,戦国時代に越後(新潟県)の名将上杉謙信が甲信地方(山梨県・長野県)の名将武田信玄の所領の信濃(長野県)に塩を送った故事を後世に伝えるために調整した,ほんのりした塩味が本練羊羹の甘みとコクを引き立てる信州松本銘菓「塩羊羹(しおようかん)」をご紹介します。
戦国時代に駿河の将今川氏真が相模の将北条氏康と謀り,名将武田信玄所領の甲信地方(山梨県・長野県)に塩を禁輸しました。
塩が手に入らなくなったことから,甲信地方の住民は大いに難渋したとき,武田信玄と敵対していた越後(新潟県)の名将上杉謙信が,「争う所は弓矢にあり。米・塩にあらず。」として武田信玄所領の信濃(長野県)に塩を送り塩市を開き住民を救った故事があります。
長野県松本城下の住民は,この上杉謙信の徳を讃え爾来毎年1月10日に「塩市」の祭事を催してきたそうです。
なお,「塩市」は現在は「飴市」と改命され現在も賑わっているようです。
長野県松本市にある「栗田製菓所」が,上記の故事を後世に伝えようと苦心調整したお菓子が「塩羊羹」です。
「塩羊羹」は,本練羊羹に赤穂の天日塩を加えて,ほんのりした塩味が本練羊羹の甘さとコクを引き立てています。
天日塩の風味が本練羊羹の甘みとコクを引き立てることが実感できる滑らかな食感の美味しい羊羹です。
ちなみに,「塩羊羹」は,第17回全国菓子大博覧会において有功金賞を受賞したとのことです。
「塩羊羹(しおようかん)」は,1本378円です。
購入した場所は,長野県の長野自動車道「梓川サービスエリア下り線レストラン第一」の売店(電話番号0263ー47ー8855)です。
製造者の「有限会社栗田製菓所」の電話番号は,
0263ー32ー3640です。
なお,「羊羹(ようかん)」に関しては,
2016(平成28)年6月26日茨城県水戸市にある「亀印製菓」の,茨城県鉾田市産のサツマイモ「紅あずま」を100%使用した,着色料,香料,保存料を不使用の,甘さ控えめの瑞々しい食感の「芋ようかん」
でご紹介しています。
「塩」に関しては,
2016(平成28)年4月12日福岡県福岡市にある「石村萬盛堂」の,餅とこし餡が一体化していて,塩味の赤えんどう豆の存在感が際(きわ)だつ「塩豆大福」と,
2016(平成28)年3月29日山形県天童市にある「梅の家(うめのや)」の,ふわふわの餅と,甘さを控えたつぶ餡と,餅に埋まった塩味の大きな豆の風味がハーモナイズした「塩豆大福」餅(もち)と,
2016(平成28)年3月16日石川県金沢市にある「中田屋」の,艶やかでふっくらとした大納言小豆のさらりとした甘さと塩加減が絶妙な美味しさの銘菓「きんつば」と,
2015(平成27)年6月23日富山県黒部市の宇奈月温泉にある御菓子処「つぼや」のもろみ醤油(しょうゆ)の塩味と白餡(しろあん)の甘さが溶け合う「もろみまんじゅう」と,
2015(平成27)年5月26日富山県黒部市にある宇奈月温泉の黒部峡谷鉄道(トロッコ電車)の宇奈月駅付近で,のぼり旗を立てた自転車の荷台に積んで行商している天然岩魚(いわな)の炭火塩焼と,
2015(平成27)年1月8日北海道函館市の函館国際ホテルの売店で購入した,スーパーパティシエ垣本晃宏氏監修の「塩ピーカンナッツショコラ」(チョコレート)と,
2014(平成26)年11月8日北海道函館市で購入した様々な「いかめし」・「白いかめし塩味(がごめ昆布入り)」と,
2014(平成26)年4月8日沖縄県糸満市の「南風堂」の「雪塩ちんすこう」と,
2013(平成25)年10月29日仙台市の売茶翁(ばいさおう)の「塩麿」と,
2012(平成24)年11月17日フィリピンの「塩タマゴ」と,
2012(平成24)年11月5日沖縄の粟国島(あぐにじま)の塩を使った「まんまるちんすこう」と,
2012(平成24)年6月4日「サクッと塩トマトスナック」(東京都)と,
2011(平成23)年11月3日秋田の「塩魚汁(しょっつる)」と,
2011(平成23)年9月25日川西町の十印(じゅうじるし)の塩小倉(羊羹(ようかん))と,
2011(平成23)年6月15日米沢市の山大前やまとやの「塩カルビうこぎ中華」(ラーメン
でご紹介しています。
「長野県」の食べ物に関しては,
2016(平成28)年11月8日りんごの名産地長野県産のリンゴを使用してバターも使い風味豊かに仕上げたスプレッド「信州りんご使用 りんごバター」(ジャム)と,
2016(平成28)年9月21日長野県小布施町にある有名な栗菓子店「小布施堂」が経営するモンブラン専門店「えんとつ」が提供する,究極の和栗のモンブランケーキ「モンブラン朱雀(すざく)」と,
2016(平成28)年6月1日長野県栄村にある「道の駅・信越さかえ,またたび」で購入した,ジビエ料理の,「イノシシ肉の味噌味大和煮の缶詰」と,「熊肉の味噌味大和煮の缶詰」と,
2015(平成27)年10月11日長野県小布施町にある,小布施(おぶせ)ハイウェイオアシス「道の駅オアシスおぶせ」の,香ばしい栗をふんだんに使った「栗コロッケ」と,栗のソフトクリーム「ソフト栗いむ」と,
2015(平成27)年10月8日長野県北安曇野郡松川村にある,絵本作家「いわさきちひろ」の「安曇野ちひろ美術館」内の「絵本カフェ」の,長野(信州)名物の「信州おやきセット」と,
2015(平成27)年10月5日長野県大町市にある「雷鳥の里本舗田中屋」の,しっかりしたウエハースでクリームをサンドした欧風焼菓子・信州銘菓「雷鳥の里」と,
2015(平成27)年10月5日長野県安曇野市(あずみのし)の「大王わさび農場」の,わさびの風味がしてモッチリしたカステラ「わさびかすてら」と,
2014(平成26)年6月28日長野県長野市の「利休堂」の銘菓「あんず姫」最中(もなか)と,
2013(平成25)年8月5日長野県の「蜂(はち)の子高原煮」と,
2012(平成24)年8月8日長野県の「信州アルプス牛カレー」と,
2012(平成24)年8月8日長野県の小布施の「渋皮付栗甘露煮」と,
2011(平成23)年8月3日長野県安曇野の大王わさび農場の「わさびコロッケ」と「本ワサビソフトクリーム」と,
2011(平成23)年8月3日安曇野ぱん工房るんびに(長野県)と,
2011(平成23)年8月3日安曇野のJR穂高駅前のひつじ屋(長野県)
でご紹介しています。