長野県の「蜂(はち)の子高原煮」
2013(平成25)年8月5日
長野県の高級珍味に「蜂の子」があります。
「蜂の子」は,クロスズメバチ等の幼虫で,日本では長野県の外に岐阜県,愛知県,静岡県,山梨県,栃木県,宮崎県などの山間部を中心に食用にしているとのことです。
古くは山間部で蛋白源が少なく常食されていたようです。
ある有名な蜂蜜会社の広告によれば,「蜂の子」の栄養価は,ローヤルゼリーを凌(しの)ぐといわれるほど,ビタミンA・B・C各種,ミネラル,必須アミノ酸がバランス良く含まれている栄養の宝庫だそうです。
クロスズメバチの場合は地中に巣をつくるので,蜂の子をとるためには巣のありかを見つけなければなりません。白綿を付けた生肉や魚,昆虫をエサにクロスズメバチをおびき,それを巣に運ぼうとするところを白綿を目じるしにひたすら追跡して巣を見つける方法と,飛んでいるクロスズメバチを見て巣の場所を予測して見つける方法があるそうです。
「蜂の子」の味は,淡白で香ばしく高級珍味です。
「蜂の子高原煮」1缶130gで2100円です。
購入したのは,長野県の鹿教湯(かけゆ)温泉の鹿月荘(電話番号は0268-44-2206)です。
販売者は,交和物産株式会社で,電話番号は,0268-82-2533です。