長野県小布施町にある「竹風堂」の、赤えんどう豆を超微細に挽いて白双糖(はくざらとう)の粉糖と水飴を使用した滑らかな食味の落雁(らくがん)ないし諸越(もろこし)の信州小布施名菓「方寸(ほうすん)」

2016(平成28)年4月2日

 長野県小布施町が栗の名産地であることは、2016(平成28)年4月1日「桜井甘精堂」の、栗と砂糖と寒天だけで練り上げた粒栗入りの純栗餡と最中(もなか)の皮(種)が別々になっていて、食べる直前に自分で合わせていただく手造りもなかセット「栗あそび」でご紹介しました。

 

 長野県小布施町にある「竹風堂」は、「桜井甘精堂」と同様に小布施町特産の栗を使用した栗ようかんや栗かのこなどの純栗製品で有名とのことです。

 今回ご紹介する「竹風堂」の「方寸(ほうすん)」は、栗が原料ではなく、「赤えんどう豆」の粉が原料です。

 「方寸」は、北海道富良野産の赤えんどう豆を焙煎して超微細に挽き、白双糖(はくざらとう)の粉糖及び水飴を加えて作られた「落雁」ないし「諸越」です。

 「方寸」は、香ばしくパリッとした食感で、赤えんどう豆の深い風味がしてとても滑らかな口当たりです。

 口の中でスーッと溶けていきます。

 「方寸」は、文字通り一寸四方で、1枚わずか8グラムですが、枯淡な風格があります。

 懐かしさを感じさせる優しい甘さで、お茶席にも使われているようです。ブラックコーヒーにもよく合います。

 「方寸」は、16枚入り1箱550円、24枚入り1箱840円です。

 購入した場所は、2016(平成28)年4月1日「桜井甘精堂」の、栗と砂糖と寒天だけで練り上げた粒栗入りの純栗餡と最中(もなか)の皮(種)が別々になっていて、食べる直前に自分で合わせていただく手造りもなかセット「栗あそび」でご紹介しました

 小布施ハイウエイオアシス「道の駅オアシスおぶせ」(電話番号026ー251ー4111)です。

 製造者の「竹風堂」の電話番号は、0120ー872ー480、及び026ー247ー2569です。

 なお、「落雁(らくがん)」に関しては、

2015(平成27)年12月30日群馬県館林市にある「三桝屋総本店」の、昔懐かしい香り高い麦こがしと砂糖で作られている上州の菓子銘菓「麦落雁(むぎらくがん)」でご紹介しています。

 また、小豆の粉を原料とする「諸越(もろこし)」に関しては、2014(平成26)年10月19日山形市山寺(やまでら)にある「商正堂」の手造りの味・名物「山寺もろこし」でご紹介しています。


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