群馬県館林市にある「三桝屋総本店」の,昔懐かしい香り高い麦こがしと砂糖で作られている上州の菓子銘菓「麦落雁(むぎらくがん)」

2015(平成27)年12月30日
2016(平成28)年3月12日改訂

 今回は,群馬県館林市にある「三桝屋総本店」の「麦落雁(むぎらくがん)」をご紹介します。

 「三桝屋総本店」の「麦落雁」は,文政年間(1820年代)に創製されたとのことです。

 江戸時代に大麦栽培が盛んだった上州(群馬県)にあって,「三桝屋総本店」の七代目が大麦を焙(あぶ)って粉にした香ばしいはったい粉(香煎(こうせん)麦こがし)に最高級の砂糖である和三盆糖をあわせて打ち物にして完成したのが「麦落雁」とのことです。

 「麦落雁」の文様は,三つ亀甲を3つ組み合わせた六角形(三桝紋)が特徴です。

 小さくて食べやすく,口に入れるとほろりと溶け出し口の中にはったい粉(香煎(こうせん))の香ばしい香りが広がり,甘さも控え目で美味しくて懐かしさを感じさせる和菓子(干菓子)です。

 和三盆糖を使用した特製麦落雁は一層上品な味わいがあるとのことです。

 「麦落雁」は,香り高く粘気もある最高級品質の「六条大麦」を使用し,砂糖は自家精製しているとのことです。

 上州の菓子銘菓「麦落雁」は,1袋500円です。

 購入した場所は,2015(平成27)年10月1日福岡県福岡市の「石村萬盛堂」のマシュマロで黄身餡を包んだ博多銘菓「鶴乃子(つるのこ)」でご紹介しました銀座三越デパート(電話番号03-3562-1111)の地下2階の全国銘菓コーナーです。

 製造者の株式会社三桝屋総本店の電話番号は,0276-72-3331です。

 なお,香煎(麦こがし)及び「麦落雁(むぎらくがん)」に関しては,

2015(平成27)年6月17日富山県黒部市の宇奈月温泉にある御菓子処「つぼや」の昔懐かしい麦こがしの風味のお菓子「黒部の雪」(こうせん)

2015(平成27)年8月31日岐阜県高山市の上二之町にある「武藤杏花園(むとうきょうかえん)」の香ばしい麦落雁「こがらす」でご紹介しています。

 また,「和三盆糖」に関しては,

2015(平成27)年7月20日石川県金沢市の「森八本店」の,日本三大銘菓の1つと数えられ,三百数十年間変わらぬ製法で作られている,阿波徳島の和三盆糖と北陸のもち米からなる製粉,山形産の本紅からなる落雁(らくがん・茶菓子)「長生殿(ちょうせいでん)」でご紹介しています。

 更に,「群馬」に関しては,

2012(平成24)年10月22日群馬県前橋市の「ソースかつ丼」

2012(平成24)年10月20日群馬県桐生市の「ひもかわうどん」の「ふる川」

2012(平成24)年10月20日紅葉の谷川岳(群馬県・新潟県)(登山)

2011(平成23)年10月25日群馬県の日本一のもぐら駅「土合(どあい)駅」

2011(平成23)年10月25日日本三大うどんの1つ群馬県の「水沢うどん」

2011(平成23)年10月25日群馬県の関越自動車道の谷川岳パーキングエリアの「谷川の六年水」

でご紹介しています。


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