TEAM.TOKIWAの ゲキレツマンガ道場  

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第10回 スペシャル座談会 

TEAM.TOKIWAが語る「男に読ませたい少女漫画」   2005.12.31

前回の座談会企画好評につき、またもや渡辺・真下・粟生の3人で語ってみました。女性が男性向け漫画を読むのに比べ、その逆はかなり少ないようです。まあ女性のほうが、良くも悪くもうまいものをむさぼることにガツガツしてるせいか、と私アオウは解釈しているのですが……。しかし、今の少女漫画って昔のように巨大瞳キラキラ、花とフリルがとびかう世界じゃないですからね。男性諸君も、漫画のひとつとしてもっと普通に少女漫画を手に取ってみてはいかが?

【TEAM.TOKIWAの男子諸君はいかにして少女漫画に踏みこんだのか?】

粟生:お題は男に読ませたい少女漫画です。

渡辺:わざわざ「俺にも読める少女漫画あるかなあ?」みたいな態度とってみせなくても……普通に読めばいいんじゃん?

真下:よくいるよね。ジャズなんかでも「何から聴けばいいですか?」って聞く人。

粟生:自分で選べないから?

渡辺:本が選べない人っているけど、よくわからないな。

真下:単純に女性の領域にどうつっこんだらいいかってところで悩むんじゃないの?

粟生:じゃ、お二人はどうやってその領域につっこんだの?

渡辺:きょうだい問題ってすごく大きいと思うんだけど。うちは姉がいたから少女漫画が家にあって、女モノとか男モノとか関係なくどっちも「漫画」として受け入れてたから。

粟生:真下さんは女きょうだいいないけど?

真下:中学生の時、クラスの女子が『イブの息子たち』(青池保子)を貸してくれ て、おもしろいなあと。その後さらに『はいからさんが通る』(大和和紀)を貸してくれて……そこから一気に入っていったかな。

渡辺:マニュアルはないとか言っておいてナンだけど、それ、正しい入り方なんじゃないの(笑)。入りやすいのは、ギャグのあるものじゃないかな。『のだめカンタービレ』(二ノ宮知子)は読んでると、『はいからさん』のノリを思い出すんだよね。ギャグとかラブの散りばめ加減が。

粟生:『キャンディ・キャンディ』(水木杏子/いがらしゆみこ)はモロ少女文学っぽいから、人によっては照れくさいかもね。ファーストステップとしては。

真下:私も少女漫画には抵抗あったよ。今も雑誌の方は読みにくいから読まないな。誌面がチカチカと眩しくて見にくいんだよね。単行本だったから入れたのかも。

粟生:文学系な少女漫画を好きな男はけっこういるよね。水樹和佳、森脇真末味、吉野朔実あたりの。でもね、それが少女漫画のすべてじゃないんだよ! ……って、私は何を望んでるんだろ(笑)。男に、もっと生々しいものを読ませたいのかな。

真下:女性はジーンズをはけるけど、男性がスカートをはくのはハードルが高いってことかな。女性がたくさん集まってザワザワしている場所の敷居の高さにも似て。

粟生:「女もの」の形をとってるだけで「これは俺が手に取るものじゃない」って線をひくのは豊かじゃないなあ、と思うよ。

真下:少女漫画の恋愛ものを読んでいくと、少年漫画の恋愛ものは読めなくなるかもね。あまりにも薄っぺらな内容でご都合主義的な展開だからね。

渡辺:最近、仕事で会う人と『NANA』(矢沢あい)の話題が出ることが多かったんだけど。ある人(30代男性)が『NANA』を説明するのに、「今バリバリ働いている女の人が読んだら腹立たしい漫画」みたいに言うのね。つまりは、ハチの生き方を指して。言わんとすることはわかるんだけど……でも、実はバリバリ働いてる人ほど「ハチみたいに生きられたらいいんだろうな」と思いながら読んでると思うけど。

粟生:うーん……女性の読み手は登場人物に自分を投影しながら読むのですよね? 私はそういう読み方しないのでよくわからないのですが。

渡辺:めちゃめちゃハチみたいに生きたいよ!

真下:あんなだらしなく生きたいの?

渡辺:「のどが乾いたら缶ジュース買うんじゃなくて、カフェでお茶したい」「かわいい雑貨に囲まれて暮らしたい」って感覚。少女漫画はだれか登場人物に感情移入しながら読むほど楽しいんと思うけど。

粟生:そこが、私にはないところでさあ。これまで何度も、渡辺くんに「『生徒諸君(庄司陽子)だったら沖田派? チビ派?」って聞かれてポカーンとしてる。そういう視点で読んでないから。『はいからさん』でもよく聞かれるけど。

真下:渡辺君がそれを聞く感覚、私はわかるけれど。ちなみに私は『はいからさん』なら青江冬星派(笑)。

渡辺:ひいきの男キャラと主人公がくっつかなかった時のムカつき込みで、楽しいわけじゃない? 

粟生:少女漫画に慣れない読み手にとっては、そういう作業が面倒くさいのでは?

渡辺:「戦った・勝った・良かった」みたいな少年漫画形式に染まってる人には、その読み込み作業はちょっと面倒かもね。

粟生:多くの少年漫画はスポーツ漫画だし。

渡辺:男性漫画を女性が読んでキャラに夢中になるパターンってあるじゃない。その反対はあるのかな。「俺もハチみたいな子の彼氏になりてえ〜」みたいな。

真下:作品にのめり込めば、少年漫画、少女漫画というジャンルは関係なく、好きなキャラクターができるのでは。例えば私は姫川亜弓(『ガラスの仮面』美内すずえ)のことを応援しているよ。

 

【まずは、信頼できる女性に影響されるべし】

渡辺:仕事がらみで会う人と『ハチミツとクローバー』(羽海野チカ)の話題が出ると、「少女漫画だけど読めるよね」「少女漫画だけど大人も読めるよね」みたいな言い方の人が多いのが、なんか気になったんだよなあ。

粟生:臆面もなく少女漫画買って読む男=「萌え系」みたいだから、「俺は仕事で読んでる」っていう雰囲気を過剰演出するんじゃない? 『セーラームーン』や『プリキュア』やCLAMP読んでる男といっしょにしないでくれ、という予防線。

渡辺:オタクって思われたくないってことか。

粟生:『小学○年生』の頃は、男子と女子の漫画が共存していたのにね。

真下:そうだね。そういえば自分も『イブの息子たち』の前に、学年誌で『あさりちゃん』(室山まゆみ)とかを通ってたはずだし。

粟生:まあ、同じ雑誌に載ってても拒否する子どもはいるけどね。「女の漫画は読まねえや」って思う男の子とか。逆に、幼児雑誌レベルでも「仮面ライダーは男の子のもの」って分けて見ない女の子はいる。

渡辺:さらに逆に、女子でも少女漫画読まない人、いるよね。

真下:いるいる。結局、個人の資質によるのか。渡辺君はお姉さんの影響下から出発したわけだけれど、そこを飛び越えた瞬間は覚えてる?

渡辺:『ガラスの仮面』の続きを自分が買うことになったあたりからかな。どっちが買うかを争って勝った。同じ家にあるわけだけど、どっちの所有物にするかが問題で。

粟生:渡辺くんの情熱が勝ったのね。

真下:私も引き継いた漫画ってあるよ。『ガラスの仮面』に関しては38巻までは友人の女性が集めていたんだよね。それを借りたまま返さなくて、以後続巻は私が買っている。『Papa told me』(榛野なな恵)は昔つきあっていた彼女が10冊ほど持っていて……別れた後は自分が買い続けている(笑)。

粟生:いい話だねえ。「返せ」とか言われないの?

真下:『ガラスの仮面』は返せって言われたけれど、「やだ」と言い張った(笑)。

渡辺:引き継いだっていうか奪ったんじゃん!

真下:岩館真理子もそんなパターンで知ったなァ。周りに漫画を読む女性がいれば、男子はけっこうそれに影響されるんじゃない?

粟生:そうか。ある男の人が、やけに局地的に『別マ』作家にだけ詳しいなと思ってたら、「彼女が買ってて家にあるから」って言ってた。家にあれば読むのね。

真下:結論は「彼女を作りましょう」。

粟生:だれか身近な人の折り紙がついてれば、入りやすいってのはわかる。

渡辺:カップルって、同じもの読んでる率高いよ。2人でいっしょに買うっていう。けっこう本屋で見るよ、いっしょに買いに来てるカップル。

真下:20代くらいまでは好きな女性に「この音楽を聴いてもらいたい」とか「この漫画を読んでもらいたい」っていう気持ちがあったじゃない。女性もそんな風に思うよね?

渡辺:あるらしいよ。たとえば『NANA』で章二がハチを振る場面について。彼女が自分の彼氏に読ませて「ほんとにヒドイでしょ」って共感を求めるとか。でも彼氏は「そうかな〜わかんね」くらいの反応で(笑)……「そんな彼氏に何か言ってやってください、矢沢先生!」みたいな手紙、よく矢沢あいのところに来るらしい。でも、その彼女って「矢沢先生はハチの視点で描いてる」と信じてるわけで、そこは違うんだけどね。矢沢あいって今回は確信犯的にズルい男を描こうとしてるよね。男って所詮こういうもんですよーってとこを。だから『NANA』って、都合のいい男が出てこないって意味では、男にとって敷居が低いかも。

 

【漫画を薦めるにはワケがある】

真下:女性である粟生さんは男子に何を薦めたいの?

粟生:陸奥A子と太刀掛秀子かな。

渡辺:太刀掛は絵柄が派手すぎて敷居高いかもよ? 清原なつのとかは?

粟生:あれはすでに男ファンが多いのでは? ハヤカワ文庫に入ってるくらいだし。

真下:絵で薦めるべきか、内容で薦めるべきか。

粟生:絵の得手不得手ってあるけど。あれは食べ物といっしょで、時間が経つと大丈夫になることもある。私も、河惣益己なんか『ツーリングエクスプレス』の頃はダメだったけど、『玄椿』で読めるようになったし。これはテーマに興味が持てたせいかな。そしたら、今は『ツーリング〜』も読めると思う。

渡辺:一回口に入れると大丈夫になるんだよね。

粟生:最近『シュガシュガルーン』(安野モヨコ)を男性に薦めたな。気に入ってもらえたみたい。

真下:それを薦めたのはなぜ?

粟生:少女漫画のとっつきの悪さと思われる「主観的すぎて説明が省かれすぎ」……っていう欠点が『シュガシュガルーン』にはないからかな。魔法アイテムひとつひとつの設定も細かいし、「なんとなく恋」したりしないし。薦める作品は相手を見て選ぶね、やっぱり。

渡辺:「相手にコレが合う」っていうよりも、「この人こういう感性が欠けてるからコレ貸そう」って考えることはあるけど。

粟生:シェー! 恐ろしい人や!

真下:その考えね……あるよ、やっぱり。啓蒙だよ。人に薦めるって行為にその要素は絶対含まれている。

渡辺:気づかせたい、勉強させたいって感じ。あとは「同士が欲しい」って気持ちかな。

真下:この面白さ、この人ならわかってくれるんじゃないかという期待。それがかわされた瞬間ほど悲しいものはないけれど。

渡辺:粟生さんにせっせと段ボール(に漫画を入れて)送りつけるのも、そっちかな。電話して感想聞きたいくらい。

真下:岩館真理子を女性に薦めて見事当たったことはある。でも、岩館の作品を男子に薦めるのは難しいな。

粟生:里中満智子とか読ませたい。

渡辺:少女漫画で「これは男女の垣根越えたな」と思ったのは『BANANA FISH』(吉田秋生)と、紡木たくなんだけど。

真下:吉田秋生は『BANANA FISH』以前からすでに越えてるんじゃないの? 個人的な話になるけれど、彼女の作品を最初に読んだのは『河よりも長くゆるやかに』で、読みながら「もしかしてこの作家、男?」って思った。そして「よしだあきお」という男か、と。でも、後に「よしだあきみ」という女性作家と知った。

渡辺:これは絶対入りやすいと太鼓判おしたいのは、くらもちふさこの『Kiss+πr2』。この作品にも、吉田にも紡木にも言えるのは、男キャラが嘘っぽくないってところ。

粟生:くらもちっていえば漫画ガイド本では『いつもポケットにショパン』が一番の名作として名前が挙がるけど、男が最初に読むには合わないかもね。

真下:でも、『天然コケッコー』みたいなサラサラした感じの作風なら男子にいいんじゃない? 

 

【タイプ別・こんな男子に薦める少女漫画】

真下:こういうお題はどう? 本宮ひろ志が好きな男子に薦めたい少女漫画は?

渡辺:もりたじゅん(※妻だから)? 本宮って実はリリカルだから……それこそ陸奥A子とかいいんじゃん? 『砂時計』(芦原妃名子)くらい叙情的でも読めるんじゃないかな。

真下:では、次。あだち充が好きな男子に薦めたい少女漫画は? 私は『動物のお医者さん』(佐々木倫子)がいいのじゃないか、と。

渡辺:間とかテンポが似てるよね。でも、敢えていまどきの女子高生が周りの男全部とヤリまくってるような漫画貸してみたいな。

真下:恐るべき啓蒙!

渡辺:それこそ『NANA』とかいいかも。

真下:次。『ゴルゴ13』を読んでいる人に薦めたい少女漫画は?

渡辺:『エロイカより愛をこめて』(青池保子)か『スケバン刑事』(和田慎二)。

真下:啓蒙じゃなくて迎合ね。

渡辺:萩尾望都とかいいんじゃない? つくりが緻密なものが入りよいのでは。

粟生:いっそ全然違うものを与えたい気もする。大島弓子でも『綿の国星』とか。

真下:『ワンピース』が好きな男子には? 彼らにセンシティヴなところを養ってあげたいよね。

渡辺:じゃあ『ハチクロ』。『ワンピース』って友情とか別れ重視の話だから、そこらへんを汲んであげて。

真下:逆にこれは薦めないっていう少女漫画は?

渡辺:和田尚子?

粟生:『片道切符』(和田尚子)。文庫全6巻。

渡辺:粟生さん、わざわざ貸してきたじゃん(笑)。

粟生:文庫で復刊されたんで一回読んでみようと買ったんだけど、最悪で。あまりにイヤすぎて、逆に全部読んでやろうと思ったんだよ。もう古本屋に売った(笑)。

渡辺:要するに主人公の女の子がドジでブスでメガネで、成績はいいけど人間的にはバカで。バスケ部のカッコいい男に恋する。彼は無口でクールだけど実はやさしい。その片思いの記録みたいなのが延々と続く。女の子はすごく内気なんだけど、がんばって彼の役に立とうとするんだけど毎回大失敗して。で、「彼を怒らせちゃった。私なんかダメ」みたいになるけど、最後には男が都合よく「そんなキミも好きだ」となる。

粟生:男も無口すぎて滅多にしゃべらない。

真下:そんな作品、男性に限らず誰も読まない方がいいのでは?

粟生:でも、少女漫画では一応人気のある作家なんだよ。わざわざ文庫で復刊されるくらいだし。

 

【ズバリ、男子にとって敷居が低いのはコレでしょう!】

真下:川原泉の作品は男性でも入りやすいんじゃない? 少女漫画らしからぬ作風が。

渡辺:理系文系って感じするしね。明智抄もいいと思うけど。

粟生:山岸凉子とか。白泉社系って敷居低いのでは。

真下:一時、川原泉・明智抄・佐々木倫子が全盛期だった頃……あの辺から入った男子は多いんじゃない?

渡辺:山岸凉子と『はいからさん』『キャンディ・キャンディ』『ベルばら』『生徒諸君』くらいは読んでほしいね。あと、個人的には吉田秋生の『BANANA FISH』、紡ぎたく『瞬きもせず』をプッシュです。それとやっぱり『NANA』『のだめ』『ハチクロ』も読みやすいのでは。

真下:『のだめ』を読んだ後なら、『いつもポケットにショパン』(くらもちふさこ)も読めるのでは。後はクラシックつながりで、『協奏曲』(竹宮恵子)とか。ちょっとホモっぽいけれど。

渡辺:竹宮もヘタに『地球へ…』とかSFっぽいとこからいこうとしないで、『風と木の詩』とかね。

粟生:男=SF好きとは限らないしね。

渡辺:いきなりホモ満載の敷居の高いとこから入れば、あとはラクになるんじゃない?

粟生:スパルタ式ですな。

渡辺:竹宮なら、ギャグ風味の強い『私を月に連れてって』もいい。

真下:SFといえば『ぼくの地球を守って』(日渡早紀)は?

粟生:個人的には途中でついていけなくなったけど……まあ、男子も見やすい絵かな。

渡辺:『輝夜姫』(清水玲子)もいいんじゃない? 

粟生:和田慎二だったら『スケバン刑事』より『超少女明日香』のシリーズのほうがいいかな。

渡辺:『銀色の髪の亜里砂』とか、マーガレット時代の和田慎二はいいよね。『大脱走』とか。

粟生:『愛と死の砂時計』とか。

真下:和田慎二は『ピグマリオ』以外の作品ならばどれも面白いんじゃないの。でも、『クマさん』シリーズとか、メルヘンというかファンタジー調の作品にはついていけない。

渡辺:ああ〜、同じく『ピグマリオ』は途中で脱落した。

粟生:私も、腕とか頭に輪っかがハマってる漫画は受けつけない(笑)。服がギリシャ風というか……。

渡辺:あー、同じくギリシャ服ダメだけど『デイモスの花嫁』(池田悦子/あしべゆうほ)は読めるんだよね。これは薦めたい。原作の力も強いのかな。

真下:『王家の紋章』(細川智栄子&芙〜みん)はどうだろう? いや、でも、古い作家だから画風に抵抗感があるかもしれない。それにファンタジー色も強いしね。ところで秋田書店の作品は薦められるかな?

渡辺:秋田書店の少女漫画は、全体的にファンタジー作品が多すぎるけどね。中山星香はさすがに薦められないし。

粟生:まあ男性でも、妖精の出てくるようなファンタジー文学が好きな方はどうぞ。

渡辺:バロメーターとして、『赤毛のアン』が面白く読めた人は少女漫画にスッと入れるのでは?

粟生:『赤毛のアン』のアニメでもよし。

真下:ちょっとズレて申し訳ないけれど、桜沢エリカや岡崎京子方面から『フィールヤング』経由で少女漫画に入ってきた男性はけっこういるんじゃないかな。

粟生:となると、安野モヨコにもたどり着ける。

渡辺:南Q太とか。

真下:その辺は青年漫画との接点の作家だからね。

粟生:ユリイカとかで特集されそうなラインナップね。

渡辺:でも、サブカル挟むと入りやすいよ。

粟生:最近は「ガーリー」って文化があって、すでに「ガーリー文化が好きと広言する男」までいるからね。少女漫画買うのも、今や全然恥ずかしくないと思うよ。 (2005年12月8日・都内某ファミレスにて収録)

 

第1回 燃えよ、プロ野球! 2004.11.29

第2回 燃えよ、ケンカ魂! 2004.12.27

第3回 もてはやされよ、ショートコミック! 2005.1.31

第4回 そろそろ読んでみようと思っている漫画! 2005.4.30

第5回 へいお待ち、料理漫画一丁あがり! 2005.5.31

第6回 漫画でムラムラできますか? 2005.6.30

第7回 スペシャル座談会 TEAM TOKIWA「音楽漫画」を語る 2005.9.5

第8回 子どもの日々を垣間見る 2005.10.3

第9回 少ない小づかい、お前に賭けたぜ! 2005.11.7