「Add Some Music To Your Day」

「UC YMO / TELLOW MAGIC ORCHESTRA」

UC YMO / YELLOW MAGIC ORCHESTRA (2003)   YMOのリマスタリングベストアルバム。今回は坂本龍一が選曲、マスタリングの監修をしています。

 YMOのベストアルバムはこれまでにもたくさん出ているし、オリジナルアルバムも紙ジャケで出たばかりだったので「またかよ」という感じですが、今回のベストアルバムには新たに“ビハインドザマスク”のオリジナルバージョン、“恋人よ我に帰れ”等の未発表曲が収録されています。

 個人的には前回の東芝リマスタリングよりも今回のリマスタリングの方が好きですね。前回のリマスタリングはどうもレベルを上げすぎて音が歪んでいるような気がしてどうも好きになれませんでしたが、今回のリマスタリングは歪んだ感じもなくすっきりしていて昔聴いたLPレコードの音に一番近い感じがします。

 曲としては前回の細野監修のベストアルバム「Go Home」に収録されなかった教授の曲が多く入っているのが良いですね。やっぱりおたがい自分の曲からたくさん選んでしまうのでしょうか(^^;。個人的には日記ページのタイトルに歌詞の一部を引用させてもらっている“パースペクティブ”が収録されているのが一番うれしいです。インタビューではソロでは使わないコードを使ったとかAOR風にしたとか答えていましたが、やっぱり教授もお気に入りの一曲なんですね(^^)。

 未発表曲に関してはもう底をついたかのような蔵出しものばかりで、あまり興味を引きませんでした。実際に聴いてみると“ビハインドザマスク”オリジナルバージョンは正規バージョンよりもほのぼのとしたアレンジで、なかなか良い感じです。

 散開から20年も経つのにいまだにファンがたくさんいて、新しいファンも現れて話題が絶えないのはうれしいです。ファンサイトを見ると「幸宏エンディング」「フーマンチュ唱法」とかが今でも通じるんですから、昔からのファンとしては本当にうれしいですね(^^;。

(2003.08.09)

「涙のハリケーン / Bon-Bon Blanco」

涙のハリケーン / Bon-Bon Blanco (2003)  Bon-Bon Blancoの4枚目、今年第一段のシングル。ラテンのグループだけあって夏に聴くとすごく盛り上がれる曲です。この曲が発表されたのは半年前の2月ですが最近この曲の良さにようやく目覚めました。今この曲を出していればすごく売れたと思いますが、タイミングが良くなかったですね、真冬にラテンを出しちゃダメですよ、ここはオーストラリアじゃないんだから(^^;。

 夏と言えばラテン。パーカッションがけたたましく鳴り響くにぎやかさが良いですね。そういうこともあって、コアなファンにはイマイチ不評なビーチボーイズの“ココモ”も好きなんですよ。

(2003.08.03)

「PEARL ISLAND / 小幡洋子」

PEARL ISLAND / 小幡洋子 (1985)  声優としてデビューした小幡洋子のデビューアルバム。洋子さんは「魔法のスターマジカルエミ」の主役エミ/香月舞の声でデビューしましたが、同時に同番組の主題歌(OP/ED)で歌手デビューも果たしました。この辺、詳しくはここを見てください。

 このアルバム、当時LPレコードは購入していましたが、CDはまだ普及していない時代でもあり比較的すぐに廃盤になってしまったと思います。そのため、その後CDプレイヤーを購入してから今までの間中古CD屋さんをかなり探しましたがなかなか見つけることができませんでした。やっと17年ぶりにすごく保存状態の良いものを発見し、めでたく入手することができました。

 このアルバムのプロデュースはあの伊藤銀次(ex.ナイアガラトライアングル)ということで、リゾート系シティポップスサウンドになっています。まぁ、タイトルからしてそっち系になっていますけど(^^;。1曲目の“南国人魚姫”はマジカルエミの挿入歌としてリリースされたセカンドシングル。タイトルどおり夏の歌なのですが、発売されたのが真冬だったのであまり話題にもなりませんでしたね。左チャンネルから聞こえてくるパーカッションの音がまな板の上で包丁をトントンやっているみたいです(^^;。2曲目“SHINING BOY”はそのB面曲。歌詞に「ビーチボーイズ」が出てくるところがなんともマニア心をくすぐります(^^;。3曲目“銀の砂”は太田裕美の作品。この頃の太田さんはちょっと変な路線を突っ走っていたのでこの曲もそんな感じです。そして4曲目“異国の窓から”はこのアルバムの中で一番好きな曲。これを聴きたいがために6000円出したと言っても過言ではありません。夜の浜辺で聴きたくなるような胸キュンバラードです。作曲はなんと杉真理(ex.ナイアガラトライアングルVol2)!。あと、ロックアレンジの“不思議色ハピネス”は今のところこのアルバムでしか聴くことができません。このバージョンも好き。

 洋子さんも飯島真理や椎名へきる同様、2枚目以降はどうしたわけかバンド主体のロック路線に変貌してしまいました。なんでみんなそっちへ行っちゃうのかな(^^;。ま、セカンドアルバムはあの布袋寅泰がまだ有名になる前に曲を書き下ろしていたりしてこれはこれですごいんですが、あまり本人のキャラにあっていなかったような気がします。当時は洋子さんのシャウトを聴いて「あ〜ん、エミちゃんがぐれちゃった」と思いましたから(^^;。

(2003.07.12)

「SKY PARK / 河合奈保子」

SKY PARK / 河合奈保子 (1983)  河合奈保子が1983年の夏に発表したアルバム。シングルでいうと“エスカレーション”と“UNバランス”など筒美京平路線を歌っていた頃の作品です。このアルバムもLPのA面にあたる前半は筒美京平の作品が並び、後半は石川優子の作品が並んでいます。LPの片面を同じ作家の曲で構成するのは前作「あるばむ」と同路線ですが、これは松田聖子のアルバムにも影響されていると思います。また、この頃はニューミュージック全盛だったこともあり作り手側も聞き手側もアルバム本位であったため、なんと「SKY PARK」にはシングル曲は一曲も収録されていません。

 A面は当時二十歳直前の奈保子さんのために少し大人っぽい曲が並んでいます。当時はテクノ歌謡路線の“アリバイ”とかが好きでしたが、今聴くとちょっと古くさいですね(^^;。あとは“恋のハレーション”、“八月のバレンタイン”も好きでしたが、やっぱり今聴くと同じようにちょっと古くささを感じてしまいます。あの筒美京平も少し息詰まっていた時期なのかな?それとも歌は世に連れということなのでしょうか。

 B面は石川優子によるリゾートソング満載。サンバあり、レゲエあり、ボサノバありとなっています。“恋人形”とか“レモネードサンバ”とか大好きです。けたたましいパーカッションの音は夏っぽさをかき立てて良いですね。やっぱり奈保子さんは夏の明るい雰囲気の曲が合っています。このアルバムの一年前には“夏のヒロイン”という究極の夏の曲も歌っていましたし、すごいナイスバディも魅せてくれてましたし、あんまり関係ないけど(^^;;。そして最後のアルバムタイトル曲でしっとりとアルバムは幕を閉じます。ローズピアノの音が良いですね。この曲今でも十分通用する名曲だと思います。

 実はこれ、初めて買ったアイドルさんのアルバムなんです。高校一年生でしたが、それまでテクノやらニューミュージックやらまじめ(?)なアルバムしか買っていなかったのでなんだか緊張しましたね(^^;。買ったのが7/9だったので今でもこの時期になると当時の思い出と共に聴きたくなる一枚となっています。

(2003.07.11)

「ミーハー / 森高千里」

ミーハー / 森高千里 (1988)  Mと言えば森高と言うことで、森高のセカンドアルバム「ミーハー」です。世間では“17才”のミニスカと足でブレイクしたことになっていますが、個人的には“17才”より前のとんがった時期の方が好きですね。なんだか世の中に対して怒っているみたいで写真見てもあまり笑っていないし。まぁ、たまに笑うとこれがたまらなくかわいいのですが(^^;。ある意味ではデビューした頃の倉木麻衣に通じるものがあるかもしれません。そういうわけで、このセカンドアルバムと次の「見て」あたりが好きです。

 1曲目の“オーバーヒート.ナイト”はちょっとラテン系が入っていてグロリアエステファンみたいな感じ。今ならBon-Bon Blancoがカバーしてくれればピッタリかも。この曲のクリップではメイクしたりカチャカチャと打ち込み作業をやっているフリをしたり変な振り付けで踊ったりする森高がものすごくダサかわ(ダサいけどかわいい)です(^^;。2曲目“YOKOHAMA ONE NIGHT”、3曲目“GOOD-BYE SEASON”4曲目の“CAN'T SAY GOOD-BYE”と同傾向の曲が続きますが、この流れはダサかわがひとつのキーワードになる初期森高ワールドが十分堪能できて良いです。“YOKOHAMA〜”の「ばかだねぇ」の声の出し方なんて悪でもなんでもない普通の子が思いっきり背伸びをしてかっこつけて言っているみたいで、逆にそれがものすごく田舎ものっぽくて良い味出してますし(^^;。そしてカルロスジョビンに捧げる“PI-A-NO”で前半終了。アルバム後半もダサかわ路線全快のまま進み、最後は“ミーハー”と“GET SMILE”のノリノリ路線で締め。

 “ミーハー”は森高初の作詞で、従来の歌詞という概念を大きく破る問題作。♪お嬢様じゃないの、私ただのミーハー だからすごく軽い、心配しないでね♪なんてプロの作詞家ではちょっと書けないでしょう。“GET SMILE”もダサかわ路線ですが、この時期の森高で一番好きな曲。ライブの定番曲なので「行くぞ!」と言ってはジャンプしたものです(^^;。クリップはレコーディングスタジオとライブ映像をミックスしたものでしたが、スタジオで見せる笑顔がとてもかわいいんだな(^^)。

 このアルバムを一言で表すと、帯にも書かれているとおり「ロック?ポップス?どっちでもいいや」って感じですかね(^^;。もうジャンルを越えた森高ワールドそのものです。

(2003.06.30)

「過激な淑女 / Y.M.O.」

過激な淑女 / Y.M.O. (1983)  歌謡曲YMOの第二段シングル。「浮気なぼくら」と「SERVICE」の谷間に発表されたこともありアルバム未収録なので、今となってはちょっとレアなシングルかも。

 この曲はもともと中森明菜のために細野が書いたのに明菜側からNOが出てボツになったためYMOに回したというのは有名なエピソードです。以前細野がパーソナリティを務めたFM番組で流した“禁句”のデモバージョンはメロディが殆ど“過激な淑女”そのままでした。

 この曲は一度だけ「夜のヒットスタジオ」で歌ったことがあります。その時はアイドルグループ並にすごい振り付け(通称バルタン星人踊り)を見せてくれました。この時は番組冒頭のメドレーにも参加し、教授が河合奈保子の“夏のヒロイン”を照れながら歌っていました。後ろで手拍子をとりながら応援する河合奈保子がすごく印象的でした。教授も直後の「サウンドストリート」で河合奈保子かわいいですね、と言っていたのも覚えています。実はこの頃、河合奈保子のファンでもあったので妙にうれしかったものでした。

 今回の結成25周年記念リマスターからもこの曲は外されてしまっていますが、春頃に出るというベストアルバムには収録されるでしょうか?

 このシングルは当時発売日の一日前に購入しました。もちろん、初回限定のピクチャースリーブです。

 余談ですが、現在dreamやプッチモニやHellowや3人時代のジェネシスなど3人組のグループが大好きなのは元を正すとこの時期のYMOにどっぷりハマッたからなのかもしれません。そういえば、SMAPは嫌いだけどシブガキ隊や少年隊は好きだったな。

(2003.01.19)

「Sweet is the Melody / Aselin Debison」

Sweet is the Melody / Aselin Debison (2002)  カナダでセンセーショナルにデビューを果たした若干12歳(!)の女性シンガーのデビューアルバム。全く予備知識もなくとりあえず購入してみたのですが、12歳とは思えないしっかりした歌声でビックリしました。

 打ち込み音を極力抑えたアコースティックなサウンドで、フォークっぽい曲あり、カントリーっぽい曲あり、ちょっとケルトっぽい曲ありです。ライナーノーツではカナダの首相が彼女の歌声を聴いて「ポスト・セリーヌディオンだ!」と叫んだそうですが、どちらかというとメリーホプキンぽいですね。澄んだ歌声とアコースティックギター、ストリングスはとても良くマッチしていてヒーリング・ミュージック(癒し系)として最適かも。

 最近では日本だけではなく海外でも若い子の活躍がめざましいですね。子供だからという理由だけで躊躇して聴かないのはとても勿体ないことだと思います。このアルバムは真面目に今年一番のお奨めになるかも。

 オフィシャルページ

(2003.01.16)

「負けないで…片想い / 野川さくら」

負けないで…片想い / 野川さくら (2001)  声優、野川さくらさんのシングル。現在、CSで再放送中のアニメ「リアルバウトハイスクール」のエンディングテーマです。実はこの曲は10年以上前にアイドル歌手である島田奈美が発表したシングルのカバーです。先に書いたアニメを何気なく見ていると最後に何処かで聴いたことあるようなメロディが流れてきて「何ていう曲だったかな」と思ったのですがすぐに気がついたのでした。

 アレンジはオリジナルとそれ程変わっていなく、印象的なイントロのメロディも全く同じです。と思ったら編曲がどちらも同じ船山基紀氏ですね。あまり話題にならなかったようですが、とても丁寧にリメイクをしている好カバーだと思います。去年流行った“亜麻色の髪の乙女”みたいに無理矢理に現代風に変えてしまうのではなく、さりげなく現在のテクノロジーを取り入れるだけで曲の母体は変えないという作り方の方が好きです。それにしてもなぜ今この曲を選んだのでしょう?あまりにもはまりすぎています。

 だいたい声優さんの曲を買うのは曲かジャケ写先行で、本業の声の方の仕事のことは全く知らない事が多いのですが、さくらさんに関しては声優業の方から知って気になり始めました。どんな声の人かというと、典型的ないわゆるアニメ声の人です(^^;。だからこの曲のようなかわいいけれどちょっと切ないアイドルソングは見事にハマりますね。

 なお、先に書いたアニメのエンディングの映像ではさくらさんの巫女(登場人物である美雪ちゃん)のコスプレも見ることができます(^^)。

(2003.01.13)

「草原の人 / 松浦亜弥」

草原の人 /  松浦亜弥(2002)  あややが2002年の最後に発表したシングル。作詞があの美空ひばりということで早くから話題になっていました。

 私はいち早く先月のコンサートで聴いていましたが、第一印象から「すごく良い曲だな」と思いました。美空ひばりが実際にこの詩を書いたのがいつ頃のことなのかわかりませんが、すごく若々しくてやさしくて、何よりも気張らずに平易な日本語であることが一番良いです。ベテランの歌手になると格好をつけて普段使わないような難しい表現、熟語を使ったガチガチの詩を書きたくなるものだと思いますが、美空ひばりの詩はベテランということを感じさせなく、親近感が持てる良い詩だと思います。このわかりやすい詩にわかりやすいメロディをつけたつんくも良い仕事していますね。最近、彼は天才なんじゃないかと思うようになりました(^^;

この曲は彼の代表曲として歌い継がれていくのではないでしょうか。

 今年は“桃色片想い”から“The 美学”までおちゃらけ路線で突っ走ったあややでしたが、遂に“LOVE涙色”、“100回のKISS”に続く名曲を発表してくれました。アルバムにもしっとり系の良い曲が多いので、あややにはこれからもこういう聴かせてくれる曲をいっぱい歌って欲しいです。

 余談ですが、美空ひばりの“川の流れのように”は作詞が秋本康、作曲が見岳章というおニャン子コンビなんですよね。そしてあややの曲を作詞したのが美空ひばり。当時のトップアイドルと現在のトップアイドル、そして共通項に元祖チャイドルの美空ひばり。この関係の奥深さを知らずして「アイドルの曲なんてダメ!」だと簡単に言わないで欲しいです。

(2002.12.15)

「Love + Faith + Inspiration / Lindsay Pagano」

Love + Faith + Inspiration / Lindsay Pagano (2002)  良く知りませんが、アメリカのアイドルさんのようです(^^;。これは今年発表された彼女のファーストアルバム。良く知らないのになぜ買ってしまったのかは後で書きます。

 1曲目はなんとなくリンダ・ロンシュタットっぽい感じなのでオッと思わせましたが、2曲目からはブリトリー・スピアーズのにせ者みたいな今風の音になったり、R&Bになったりラテンが混じったりしてとっちらかってしまっています。でも、1曲ずつじっくり聴いてみると結構良い曲があるので、1曲目の“エブリシング U R”、“バーニング・イン・ミー”とか気に入った曲ばかり飛ばし聴きしています。

 そしてこのアルバムを買った一番の理由であるポール・マッカートニーのカバー“ソー・バッド”も渋い選曲でありながらアコースティックで良い仕上がりになっていてアルバムの良いアクセントになっています。出来ればこの路線で通してほしかったかも。この曲ではポールもバックコーラスで参加。16才(?)と60才の共演というのもすごいですね(^^;。

 曲名の「U R」とか歌詞の「2 B with U」とか略語使いまくり。きっと向こうの若い子の間ではこんな感じでメール交換とかしているんでしょうね。向こうでも言葉の崩壊とか言われちゃっているのでしょうか。ま、程々に使うんだったら良いんじゃないかな、あまりカッコイイとは思えないけど(^^;。

(2002.12.04)

「Back To The Egg / Wings」

Back To The Egg / Wings (1979)  ウィングスの実質的ラストアルバム。ドラムとリードギターがまたまた入れ替わって初めて発表したアルバムでした。メンバーが替わってもあんまりポールってサウンドが変わらないんですよね。ベースとボーカルさえ目立っていればギターもドラムも関係ないやって感じです(^^;。

 このアルバム、ポールがスランプに陥る直前に出したためか本当にダメなアルバムです(^^;。特にアルバムB面にあたる後半はメドレー形式になっていますが、曲が弱すぎてほとんど印象に残りません。ポール自身も色々曲を作っては見たもののどれもパッとしないと思ったからメドレーで繋げちゃったんではないでしょうか。話題のロッケストラもただ大勢でうるさく音を出してみました程度で迫力も何も感じません。っていうか曲が弱すぎ。このアルバムを初めて聴いてからもう13年になりますが、これだけ聴き込んでやっとB面の良さがわかってきました。

 でも、A面は結構いいんですよ。特に1曲目の“レセプション”から“ゲッティング・クローサー”へ続く所はコンサートの始まりっぽくてワクワクさせられます。先月の来日公演におけるギターのフィードバックから“ハロー・グッバイ”へ続くオープニングに近いものを感じます。あとは「あれ、何だっけ、何だっけ?」としか聞こえないデニーレインの“アゲイン&アゲイン&アゲイン”も好きです。それまでは“タイム・トゥ・ハイド”みたいな何だか怪しい雰囲気の曲ばかりを作っていたのにこの曲はすごくポップです。だいぶポールにダメ出しされたのでしょうか(^^;。

 先行シングルだった“グッドナイト・トゥナイト/デイタイム・ナイトタイム”がどちらもポール自身もお気に入りのすごく良い曲なのにアルバムに収録されなかったのが残念です。これらをアルバムに入れていたらもっとしまった良いアルバムになっていたんじゃないかな。

(2002.12.03)

過去の書き込みはこちら。

2002.06.30-2002.12.01
 スピッツ,dream,SKETCH SHOW,タンポポ,坂本龍一,George Harrison,ほか

2002.04.01-2002.06.29
 Y.M.O.,小林 旭,TRAVELING WILBURYS,THE ROLLING STONES,穴井夕子,ほか

2001.12.29-2002.03.30
 宇宙戦艦ヤマト,ZONE,キャンディーズ,THE SPOTNICKS,ナイアガラトライアングル,ほか

2001.12.01-2001.12.24
 渡辺満里奈,Kraftwerk,CASIOPEA,ハナ肇とクレージーキャッツ,Carnie & Wendy Wilson,ほか

2001.11.08-2001.11.29
 George Harrison, 鈴木康博,プッチモニ,笹峰 愛,白石まるみ,本 秀康,ほか

2001.04.21-2001.08.04
 坂本龍一,Wings,ELECTRIC LIGHT ORCHESTRA,鈴木あみ,OFF COURSE,野田幹子,ほか

2001.01.02-2001.04.04
 花*花,dream,堀江由衣,Badfinger,Martha & The Vandellas,ザ・ピーナッツ,ほか

2000.08.03-2000.12.17
 水木一郎,高橋幸宏,The Rutles,John Lennon,モーニング娘。,倉木麻衣,ほか

2000.04.22-2000.07.16
 George Harrison,椎名へきる,Brian Wilson,飯島真理,タイムボカン,タンポポ,ほか

1999.11.03-2000.04.18
 Kraftwerk,Eric Clapton,ルパン三世,宇多田ヒカル,斉藤由貴,Hellow,細野晴臣,ほか


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