三重県伊勢市の「太閤餅」の,豊臣秀吉ゆかりの縁起餅「太閤出世餅(もち))」

2015(平成27)年5月23日

 

 豊臣秀吉は,関白太政大臣の位に就いた頃,途絶えていた1300年の歴史ある伊勢神宮の式年遷宮復興に多大な貢献をし,伊勢神宮近辺の太閤検地を唯一免除したとのことです。

 それ以来,伊勢の人々は伊勢神宮に対する崇敬心の深い豊臣秀吉が好んだおよそ450年前からある伊勢の焼餅を「太閤餅」,「出世餅」と呼ぶようになったとのことです。

 今回ご紹介する「太閤出世餅」は,北海道十勝産の小豆を上品な甘さに炊きあげたつぶ餡を,佐賀県特産の餅米を使った小ぶりで平たいしっかりした食感の丸餅で包んで手焼きで焼いた焼き餅です。

 餅の表面に薄い茶色の焼き色がついています。

 小豆ともち米のもつ自然な風味が楽しめる控えめで上品な甘さの香ばしい焼餅です。

  保存料等の添加物は一切使用していないとのことです。

 従って,伊勢地方でしか販売していないようですが,宅配便でお取り寄せは可能なようです。

 「太閤出世餅」は,8個入り1袋670円です。

 購入した場所は,2014(平成26)年5月20日山形市七日町の「オーヌマデパート」の「初夏の大北海道展」の「ハスカップゼリー」でご紹介しました「オーヌマデパート」(電話番号023-622-7111)で,その「三重と和歌山の物産展」で購入しました。

 製造者は,有限会社太閤餅(電話番号0596-22-2767)です。

 また,「太閤出世餅」と同様に,餅の中に小豆餡を入れて焼いた焼餅に関しては,2014(平成26)年11月13日三重県四日市市の「笹井屋」が1550(天文19)年から製造・販売している銘菓「なが餅(もち)」をご紹介しています。

  更に,その他の三重県のお菓子に関しては,2014(平成26)年6月3日三重県亀山市の銘菓「関の戸」(求肥餅(ぎゅうひもち))と,2014(平成26)年1月25日三重県伊勢市の「赤福本店」の「赤福餅」と,2012(平成24)年6月15日三重県鈴鹿市のドミニク・ドウーセのフランス菓子「カヌレ」でご紹介しています。

  そして,三重県の食品に関しては,2013(平成25)年3月11日三重県のヤマモリの「タイカレー・チキンイエロー」と,2013(平成25)年3月11日三重県のヤマモリの「タイカレー・チキンレッド」と,2012(平成24)年2月2日三重県のヤマモリの「タイカレー・チキンソテーのグリーンカレー」でご紹介しています。


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