フィリピン国の首都「マニラ」と高原の避暑地「タガイタイ」の間にあるアマデオ市の農業試験場で見た、カカオの木の実のカカオポッドとカカオ豆、そしてコーヒーノキとコーヒー豆。近くのバナナの木(正確には草と思われます。)には未熟な緑色のバナナがなっていました。
(チョコレート)(ココア)(コーヒー)(バナナ)(トロピカルフルーツ)(フィリピン)
2018(平成30)年1月16日改訂
でご紹介しました有名な高原の避暑地「タガイタイ」から首都「マニラ」まで帰る途中に寄ったアマデオ市の農業試験場で見た、カカオの木とその実のカカオポッドとカカオ豆、更にコーヒーノキとその実のコーヒー豆、並びにバナナをご紹介します。
- 第1 カカオポッドとカカオ豆
- 第2 コーヒーノキとコーヒー豆
- 第3 バナナ
カカオ豆は、チョコレートやココアの主原料で、カカオの木の果実(カカオポッド)の中にある種子です。
カカオの木は、あおぎり科テオプロマ属です。
カカオの木は、常緑樹ですが年間を通して落葉し、半日陰を好む熱帯植物です。
カカオの実のカカオポッドは、カカオの木の枝だけでなく幹にもなるようで、カカオの木は風変わりな木のようです。
今回カカオの木とそれになっているカカオの実のカカオポッドを生まれて初めて見ることができました。
カカオポッドの長さは20センチくらいでラグビーボールの形をしています。
厚さ1センチ以上の堅い殻で覆われており、その中にカカオパルプと呼ばれる甘く白い果肉で包まれた30~40粒の種子のカカオ豆が入っています。
なお、カカオ豆はカカオポッドからカカオパルプとともに取り出して発酵させてから乾燥させ、更に焙煎してからチョコレートやココアに加工されるようです。
コーヒーノキは、コーヒーの木の正式な日本語名称なのだそうです。
コーヒーノキは、アカネ科に属する常緑樹の熱帯植物で、野生では10メートルもの大きな木になるものもあるようです。
コーヒー豆は、コーヒーノキの熟した深紅色のコーヒーの実の中の薄緑色の種です。
このコーヒーの生豆のことを「グリーンコーヒー」と言うようです。
また、深紅色のコーヒーの実がさくらんぼに似ていることから完熟したコーヒーの実を、コーヒーチェリーとよぶようです。
今回生まれて初めてコーヒーノキとそれになっているコーヒーの実を見ることができました。
コーヒーの実はまだ未熟で緑色でした。
私たちが飲んでいるコーヒー豆は、コーヒーの生豆を焙煎したものです。
カカオの木とコーヒーノキの近くにバナナの木(正確には草と思われます。)があり、それに未熟な緑色のバナナが沢山なっていました。
なお、「チョコレート」、及び「フィリピン」に関しては、
でご紹介しています。
因(ちな)みに,「ココア」に関しては,
でご紹介しています。
また、「コーヒー」に関しては、
でご紹介しています。
そして、「バナナ」に関しては、
でご紹介しています。
更に、「トロピカルフルーツ」に関しては、
でご紹介しています。