富山県小矢部市にある「おせんべい処かなや」の、柴を積んで川面を渡る「柴舟」の形に似せて煎餅(せんべい)を反(そ)らし、生姜(しょうが)汁と砂糖を丹念に塗った石川県金沢市が中心のような伝統銘菓の「特選柴舟(しばふね)」(安全安心)
今回は、富山県小矢部市にある「おせんべい処かなや」の、柴舟に似せて反らした煎餅に生姜汁と砂糖を丹念に塗った伝統銘菓の「特選柴舟(しばふね)」をご紹介します。
Wikipediaによると、「柴舟」は、柴を積んで川面を渡る「柴舟」の形に似せて煎餅を反(そ)らし、その煎餅に生姜(しょうが)汁と砂糖を丹念に塗った加賀百万石の伝統銘菓で、石川県金沢市で作られている和菓子とあります。
しかし、反らせた煎餅に生姜汁と砂糖を塗った駄菓子は、私の子供の頃山形県にもたくさんありました。
私たちはそれを「しょうがせんべい」と言っていました。
今回北陸自動車道の下り線小矢部サービスエリアの売店で「しょうがせんべい」を見つけましたので、懐かしくなり購入しました。
それが、「おせんべい処かなや」の「柴舟」でした。
「おせんべい処のかなや」の「柴舟」の原材料は、小麦粉、砂糖、生姜(しょうが)、膨張剤です。
「おせんべい処かなや」では、国内産、特に地元産の素材を使うように心がけているとのことです。
特に「柴舟」の決め手となる「生姜(しょうが)」は、高知県産の生姜を使うことで、味・香りとも際だっています。
ピリッとした生姜の味の効いた「柴舟」です。
安心安全のこだわりでは、食品添加物はふくらし粉として古くから用いられている重曹のみで、しかも重曹は化学合成されたものでない天然100%の重曹を使用しているとのことです。
更に、保存料、酸化防止剤などの添加物は一切使用しておらず、安心安全なお菓子を製造して提供しているとのことです。
この点は、
でご紹介しました
「磯部理念」と共通していると思います。
なお、「生姜(しょうが)」は、ショウガ科の多年草で、野菜として食材に、また生薬として利用されます。
ショウガは、主として香辛料として使用されます。
料理だけでなく、生姜飴、生姜糖、飴湯、ジンジャーエール、生姜茶などの材料として甘い味と合わせるのが多いようです。
「柴舟」の「しょうがせんべい」もその1つだと思います。
「特選柴舟(しばふね)」は、高知県産生姜のピリッとした風味と優しい砂糖の甘さ、そして反(そ)った煎餅の素朴な味わいが融合した郷愁を感じさせる懐かしくて美味しいお菓子です。
「特選柴舟(しばふね)」は、1袋298円です。
購入した場所は、北陸自動車道下り線「小矢部川サービスエリア売店」(電話番号0766ー61ー4350)です。
製造者の「おせんべい処かなや」の電話番号は、0766ー67ー0914です。
なお、「富山県」に関しては、
2016(平成28)年11月22日富山県朝日町蛭谷(びるだに)にある「バタバタ茶伝承館」でいただいた、漫画「美味しんぼ」84巻日本全県味巡り富山県(3)で紹介された後発酵の「黒茶」の「バタバタ茶」
でご紹介しています。
また、「石川県」に関しては、
でご紹介しています。
そして、「煎餅(せんべい)」に関しては、
でご紹介しています。
更に、「舟」の形をした食品ないしお菓子に関しては、
2014(平成26)年6月9日岡山県真庭(まにわ)市の「株式会社古見屋羊羹(こみやようかん)」の「高瀬舟羊羹」
でご紹介しています。