情報通信研究機構(NiCT)
(旧:通信総合研究所CRL) 

武蔵小金井駅
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武蔵小金井駅 バス停
小平団地行きバス NiCT

国分寺駅 北口

国分寺駅 北口

国分寺駅→NiCT 徒歩ルート
 NiCTへは武蔵小金井駅からバスで行けますが、国分寺駅北口から情報通信研究機構の入り口まで徒歩20分程度です。平成26年には国分寺駅北口の再開発が始まったため、お店などが更地になっています。
お急ぎの方はタクシーで1メータです。行き先は「通総研」か「電波研(昔の名前)」の方がわかるかも。ちなみに、平成27年4月1日に法律が変わって独立行政法人から国立研究開発法人になりました。NiCTの建物正面には秒の単位まで表示する時計があります。NiCTは、YRP1番館に生体通信関係、けいはんなに知識創成コミュニケーション研究所があるほか、神戸に未来ICT研究所がありますし、鹿島に宇宙通信センターがあります。海外ではタイにも拠点があるようです。昭和27年に、郵政省電波研究所(RRL)として設立され、昭和60年のNTT民営化の後、昭和63年に通信総合研究所(CRL)と改称、平成13年1月に郵政省が総務省にかわり、平成13年4月1日に独立行政法人になりました。平成16年にTAOと統合され「情報通信研究機構:NiCT」となり、平成27年4月1には、国立研究開発法人になりました。NiCTは電波時計などの時刻標準を提供しておりますが、なぜか時間・周波数標準は産業技術総合研究所のようです。また、うるう秒などの情報も発信しているようです。

 日本標準時JSTは、NiCT小金井の高精度なセシウム原子発振器(ヒューレットパッカードHP製)18台と更に高精度な水素メーザー原子発振器(アンリツ製)3台を使って運用されていますが、平成30年6月10日から神戸の未来ICT研究所東経135度から4km西)に5台のセシウム原子発振器と2台の水素メーザー原子発振器で構成される予備の設備を設置し運用開始したようです。セシウム原子発振器の部門は、HPからアジレントテクノロジー、シンメトリコムへと変遷し、2013年11月26日にシンメトリコムSymmetricomがマイクロセミMicrosemiに買収されたようです。

 NiCTは、平成30年にSr光格子時計と水素メーザーを組み合わせた、光・マイクロ波ハイブリッド方式を開発し半年間継続運用に成功し、5×10−16以上の安定度を確認したとのことで、国際度量衡局(BIPM)の仮想時刻に対し半年間で790ps以下のずれを実現したようです。

また、麹町に会議室もあるようです。近くに情報通信政策研究所もあります。