以下に記すプロフィールは私が足を運んだ演奏会のプログラムに掲載されていた物をそのまま流用致しました。
(一部、ホールから提供戴いた資料も含みます)
国内オルガニスト編・さ行
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井 多賀志 (さかい たかし) 1999.06.13 府中の森芸術劇場にて

1972年東京芸術大学オルガン科大学院修了。1970年在学中に万国博オルガンコンクールで最高位入賞、以後演奏活動に入る。バッハとフランクを中心に古典から現代まで幅広いレパートリーをとりあげ、この分野で第一人者の評価を得ている。1978年に初の実況録音レコードが発売され、高い評価を得る。1981年からは完全音程を主体にして作曲に着手、自作自演を精力的におし進める。1987年以降はオリジナル作品で邦楽器との共演に積極的に取り組み、1990年には尺八、箏とのユニークなアンサンブルがCD化される。1992年にはオリジナルのオルガン曲「流離」(SASURAI)が、オックスフォード大学出版局から日本人として初めて出版される。1996年、世界的なクラリネット奏者A.プリンツ氏とオリジナル作品で共演する等、オルガン界におけるパイオニアとして注目を集めている。現在、カトリック吉祥寺教会オルガニスト、東京純心女子大学教授、秋田聖霊女子短期大学非常勤講師、府中の森芸術劇場市民オルガン演奏講座顧問、日本演奏連盟会員。日本オルガニスト協会会員。
坂 戸 真 美 (さかと まみ) 1999.07.28 横浜みなとみらいにて

武蔵野音楽大学卒業、同大学院修了。88年からザールランド州立音楽大学、イシレムリノ国立音楽院にて研鑽を積む。92年イシレムリノ国立音楽院を審査員満場一致の一等賞を得て卒業。91年、オランダ・ハーレムでのセザール・フランク国際オルガンコンクール第2位入賞。オルガンを秋元道雄、志村拓生、故アンリエット・ピュイグ=ロジェ、ダニエル・ロート、オリヴィエ・ラトリーの各氏に師事。現在、各地での演奏活動の他、碑文谷カトリック教会のオルガニストを努める。日本オルガニスト協会・日本オルガン研究会会員。横浜市緑区在住。
鷺  晶 子 (さぎ あきこ) 2001.08.15 神田キリスト教会にて

東京都出身。東京芸術大学音楽学部器楽科(オルガン専攻)卒業。高校時代に田中ゆり子氏(日本基督教団高輪教会)からオルガン指導を受け、東京芸大で秋元道雄及びH.ピュイグ・ロジェ、欧州での夏期オルガンアカデミー(スイス、リヒテンシュタイン)でモニカ・ヘンキング(ルツェルン教会音楽学校)及びミヒャエル・ラドゥレスク(オーストリア国立ウィーン音楽院)の各氏に師事した。NHK−FM放送「オルガンの調べ」や水戸芸術館のプロムナードコンサートに出演し、主として大学や教会で演奏活動を展開している。現在、青山学院大学オルガニスト、日本オルガニスト協会会員、日基柿ノ木坂教会会員、ユビラーテ奏楽者の会(木田みな子氏主催)会員。
崎 山 裕 子 (さきやま ゆうこ) 1999.09.22 横浜みなとみらいホールにて

国立音楽大学器楽科ピアノ専攻卒業後、聖グレゴリオの家宗教音楽研究所本科修了。93年よりバーゼル音楽院バーゼル音楽院(スイス)にてギ・ボヴェ氏に師事。97年最優等でコンサートディプロマを得て卒業。97年より、ボストン・ニューイングランド音楽院にて、林 佑子氏に師事。現在、日本およびスイス、ドイツ、フィンランド等ヨーロッパ諸国で演奏活動を行っている。98年ピストイア賞受賞。日本基督教団国立教会オルガニスト、立教女学院短大非常勤講師、所沢ミューズホールオルガンスクール講師、明治学院大学非常勤オルガニスト。
佐 藤 雅 枝 (さとう まさえ) 1998.11.15 市川聖マリヤ教会にて

立教大学文学部心理学科卒業。在学中より立教学院諸聖徒礼拝堂にて礼拝のオルガン奏楽を行いながら、教会音楽の研究と教育の機関であるキリスト教音楽学校に通い、オルガン演奏の手ほどきを受ける。1993年〜1995年、千葉県習志野市習志野文化ホールの自主事業であるオルガンコンサートに毎年出演し、オルガン音楽の紹介と普及に努める。1997年フェリス女学院大学音楽学部器楽学科(オルガン専攻)卒業。1997年4月、日本オルガニスト協会主催の新人演奏会に出演。また、ドーソン氏に通奏低音や伴奏法を師事したことをきっかけに、アマチュアオーケストラ「アンサンブル・バッハ」を中心に、アンサンブルのオルガン、チェンバロ奏者としても演奏活動を行う。現在フェリス女学院大学副手。市川聖マリヤ教会オルガニスト。
佐藤 ミサ子 (さとう みさこ) 1982.01.23 神奈川県民ホールにて

東京芸術大学音楽学部オルガン科卒業。同学部専攻科修了。オルガンを秋元道雄、島田麗子、ジャン・メルオーの各氏に師事。東京をはじめ、新潟、福島、名古屋、大阪、オランダ、NHK・FM放送等において三十数回のリサイタルを開いた他、新日本フィルハーモニー交響楽団定期演奏会のオルガン奏者、テレビ朝日「題名のない音楽会」の独奏者として演奏活動を行う。田園調布カトリック教会オルガニスト。
佐 藤 礼 子 (さとう れいこ) 2004.01.21 神田キリスト教会にて

フェリス女学院大学器楽科オルガン専攻卒業。同大学において、オルガンを林 佑子、J.ドーソン、クラヴィコードを宮本とも子の各氏に師事。その後オランダのユトレヒト音楽院、グローニンゲン音楽院において、オルガンをW.ツェラー、T.イェレマ、J.ラースの各氏に師事し、両音楽院を首席で卒業。卒業時に、オランダ演奏家ディプロマ”Uitvoerind Musicus”を取得。現在、日本オルガニスト協会、日本オルガン研究会会員および日本聖公会東京教区聖パウロ教会オルガニスト。
佐 野 智 美 (さの ともみ) 1999.11.26 神奈川県民ホールにて

玉川大学芸術学科パイプオルガン専攻卒業及び東京芸術大学別科オルガン専修卒業。エリザベト音楽大学大学院修士課程パイプオルガン専攻修了。オルガンを酒井多賀志、富永哲郎、今井奈緒子、戸沢真弓の各氏に師事。第16回オルガン新人演奏会出演。、ジュネーブ音楽院サマーセミナーにて、リオネル・ロッグ氏に師事。現在、カトリック吉祥寺教会、東京カテドラルオルガニスト。日本オルガニスト協会及び日本オルガン研究会会員。
佐 野 直 子 (さの なおこ) 1996.12.08 京都コンサートホールにて

神戸女学院大学音楽学部卒業。国立音楽大学大学院修士課程修了。在学中日本オルガニスト教会主催オルガンコンクール第3位入賞。その後、ドイツフライブルグ音楽大学に学ぶ。オランダ・ハーレムオルガンアカデミー・マスタークラス終了。吉田実、L. Doerr、O. Pierre 諸氏に師事。帰国後、東京、大阪、京都などでリサイタルのほか、宗教音楽の伴奏や、チャペルコンサートに出演。近年、招かれてフライブルグ大聖堂で演奏会を行うなど、再三ドイツに演奏旅行し、好評を得る。現在、神戸女学院大学音楽学部非常勤講師、神戸女学院大学オルガニスト、日本オルガニスト協会会員。
佐 野 直 哉 (さの なおや) 1998.12.27 府中の森芸術劇場にて

青山学院大学英文科を卒業。在学中にロンドン大学音楽学部に1年留学後再渡英し国立トリニティ音楽大学オルガン科卒業後、英国王立音楽大学大学院修士課程(オルガン専攻)修了。在学中に数々の賞を得たのをきっかけに、ウェストミンスター大寺院を初め英国各地にてリサイタルを行った。またレスター大聖堂にて英国の大聖堂では初の日本人オルガン研究生として奏楽に携わり、日本国内ではニューヨークシンフォニックアンサンブルと協奏曲の演奏など活動を行っている。オルガンを佐藤ミサ子、J.ハインドマーシュ、故ニコラス・ダンビーの各氏に師事。英国王立オルガニスト協会、日本オルガニスト協会各会員。横浜聖アンデレ教会オルガニスト。
佐 野  緑 (さの みどり) 1995.05.16 武蔵野市民文化会館にて

1991年、国立音楽大学オルガン科入学。1995年、同音楽大学卒業。オルガンを吉田實氏、ピアノを八木文彦、徳丸聡子、香月修・由美の各氏に師事。国内外研修奨学生としてフランス・トゥールーズでのオルガンセッションに参加。武岡賞受賞。日本基督教団高井戸教会副オルガニスト。日本オルガニスト協会会員。日本オルガン研究会会員。
猿 渡 友 佳 (さるわたり ゆか) 2011.02.25 築地本願寺本堂にて

2008年玉川大学芸術学部パフォーミングアーツ学科卒業。2010年武蔵野音楽大学大学院音楽研究科修士課程修了。在学中に武蔵野音楽大学大学院修士課程在学生によるコンサートに出演。2009年横浜みなとみらいホール・オルガニスト・インターンシップ・プログラム修了。現在、フェリス女学院大学ディプロマコースに在学中。これまでに中村岩城、千葉葉子、藤枝照久、三浦はつみの各氏に師事。日本オルガニスト協会会員。
沢渡 裕美子 (さわたり ゆみこ) 2004.12.03 神奈川県民ホールにて

上智大学ドイツ文学科卒業後、東京芸術大学において、パイプオルガンを島田麗子氏に師事。日本オルガニスト協会第二回オルガンコンクールファイナリスト。1989年、フランス「サンベルトラン・ドゥ・コマンジュ・オルガン・アカデミー」に参加。ミシェル・シャピュイ氏に師事。現在、前橋市共愛学園オルガニスト。リサイタル、合唱団との共演の他、群馬交響楽団、仙台フィルハーモニーの定期演奏会にも出演。前橋はもとより、東京、横浜、軽井沢、浜松など各地で演奏活動を行っている。日本オルガニスト協会、日本オルガン研究会会員。
椎名 雄一郎 (しいな ゆういちろう) 1999.05.09 習志野文化ホールにて

東京芸術大学音楽部卒業。1994年、第1回ザ・シンフォニーホールオルガンオーディション合格。1995年、白川イタリアオルガン音楽アカデミーにおいて白川賞受賞。1997年、第1回ダラス国際オルガンコンクール第2位。これまでに、M.ラドレスク氏によるスイス・バッハアカデミーをはじめ、スペイン政府奨学金を得て第18回サラマンカ・スペインオルガン音楽講習会などに参加。オルガンを廣江理枝、池田 泉、廣野嗣雄の各氏に、通奏低音を今井奈緒子氏、チェンバロを小島芳子氏に師事。これまでに、ABCオルガンコンサート(東京・大阪)を始めとする演奏会に出演する他、ヘンデル「メサイア」などの宗教曲の通奏低音を務める。現在、東京芸術大学大学院音楽研究科修士課程3年次在学中。日本基督教団原宿教会オルガニスト。
志賀菜穂美 (しが なおみ) 2012.01.13 日本聖公会聖パウロ教会にて

フェリス女学院大学を経てニューイングランド音楽院オルガン演奏科に留学。同大学院に進み、卒業時には演奏優秀賞を受賞。州立ヒューストン大学音楽学部博士課程在学中には州立ノースハリス大学講師、ヒューストン少年合唱団の伴奏及び同合唱団プレップクワイアの指揮者を務めた。ソロ演奏活動のほか、アンサンブルやオーケストラとの共演なども活発に行っている。オルガンをロバート・ベイツ、林 佑子、即興演奏をウィリアム・ポーターの諸氏に師事。現在、米国シアトル市在住。米国聖公会オリンピア教区聖アンデレ教会音楽監督、教会付属音楽学校講師。

志 村 拓 生 (しむら たくお) 1982.12.24 神奈川県民ホールにて

武蔵野音楽大学オルガン科、同専攻科卒業。奥田耕天、秋元道雄氏に師事。1968年西ドイツ・デットモルト北西音楽院教会音楽科に留学。オルガンをトラムニッツ教授、並びにポップ氏に、チェンバロ、通奏低音奏法をレヒナー教授に師事。ドイツ各地で演奏を行う。1972年帰国、1978年、1981年再度渡独、ハノーバー音楽大学教授グヴィナー氏に師事。オルガン独奏会、オルガンを伴った宗教音楽の演奏、特に小沢征爾・新日本フィルの宗教音楽演奏会、浜田徳昭指揮・日本オラトリオ連盟の演奏会に常時出演、その他、テレビ、ラジオ等で活躍。武蔵野音楽大学講師。八王子栄光教会オルガニスト。
渋 沢 久 美 (しぶさわ くみ) 2004.04.16 東京オペラシティにて

1999年フェリス女学院大学音楽学部器楽学科卒業。2002年同大学院音楽研究科修士課程修了。大学卒業時、日本オルガニスト協会主催オルガン新人演奏会に出演。2002年度横浜みなとみらいホールにおいて、オルガニスト・インターンシップとして研修を受ける。これまでにオルガンを高橋靖子、宮本とも子、浅井寛子、武久源造、三浦はつみの各氏に師事。現在、聖路加国際病院礼拝堂オルガニスト。日本オルガニスト協会、日本オルガン研究会会員。
城島 佑生子 (じょうじま ゆきこ) 2002.06.26 青山学院大学ガウチャー記念礼拝堂にて

青山学院高等部を経て、東京芸術大学オルガン科入学。オルガンを、廣野嗣雄、伊藤秀行の各氏に師事。現在、同大学院修士課程在学中で早島万紀子氏に師事。同時に海外のアカデミーでも勉強を重ねる。第5回武蔵野市国際オルガンコンクールファイナリスト。オーケストラとの共演、合唱伴奏などでも活動している。チェンバロを小島芳子、ピアノを金井 裕、亜血合い落合敦子、通奏低音を廣野嗣雄、今井奈緒子の各氏に師事。青山学院大学オルガニスト、日本基督教団聖ヶ丘教会オルガニスト、日本オルガニスト協会会員。
新 谷 純 代 (しんたに すみよ) 1997.09.27 府中の森芸術劇場にて

1973年1月13日生。1991年仁愛女子高等学校音楽科(オルガン専攻)卒業。1993年東京純心女子短期大学オルガン科卒業。1994年同専攻科を卒業。その後、同音楽科助手を1年務める。オルガンを村田治子、酒井多賀志の諸氏に師事。1994年第21回オルガン新人演奏会出演。1995年スイス・エルネンにてZ.サットマリー氏の国際オルガンアカデミーに参加。以後ドイツへ留学し同氏に師事。1996年オランダ・ハーレム、ドイツ・ハンブルクにてアカデミー受講。現在ドイツ・フライブルクを拠点にヨーロッパ各国で多彩な活動を展開し、神秘的な演奏をするオルガニストとして好評を得ている。日本オルガニスト協会会員。
鈴 木 雅 明 (すずき まさあき) 1999.11.05 カザルスホールにて

神戸出身。12歳から教会のオルガニストを務める。東京芸術大学で作曲を、オルガンとチェンバロを同大学院で学ぶ。1979年アムステルダムのスウェーリンク音楽院に進み、チェンバロを名手トン・コープマンにオルガンをピート・ケーについて学びチェンバロとオルガンのソリスト・ディプロマを得て同学院を卒業。80年ブリュージュ国際チェンバロコンクール(通奏低音部門)で第2位、82年、同オルガンコンクールで第3位入賞。チェンバロとオルガンのソリストとして全国的に活躍する一方、90年からはオリジナル楽器アンサンブルと合唱団「バッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)」を結成し、「J.S.バッハ:教会カンタータ全曲シリーズ」をスタートするなど、国内外で幅広い活動を行っている。レコーディングも活発で、バッハ・コレギウム・ジャパンを指揮してスウェーデンBISより既に20枚以上のCDをリリースし、いずれも絶賛を博している。オルガン・チェンバロ奏者としては「ブクステフーデ:オルガン名曲集」「バッハ・オルガン名曲集」(キング)、スウェーデンBISよりバッハのチェンバロ作品全曲の依頼を受け、既に「バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻」「ゴルトベルク変奏曲」をリリースしている。また、東京芸術大学助教授としてオルガンとチェンバロの指導にもあたっている。99年、モービル音楽賞を受賞した。
鈴 木 優 人 (すずき まさと) 2008.03.15 明治学院大学横浜校舎礼拝堂にて

1981年オランダ・デンハーグ生まれ。幼少より両親に音楽の手ほどきを受ける。東京芸術大学作曲科と同大学院古楽科を経て、オランダ・ハーグ王立音楽院修士課程オルガン専攻を首席で卒業。現在同音楽院即興演奏科修士課程およびアムステルダム音楽院チェンバロ科専攻に在籍。2007年オランダ即興コンクール入選。これまでにピアノを木村徹、加藤智子、コンラート・リヒター、スタンリー・ホッホランドの各氏に師事。チェンバロをボブ・ファン・アスペレン氏に、オルガンをヨス・ファン・デル・コーイ、鈴木雅明、早島万紀子、内海恵子の各氏に、作曲を永冨正之、尾高惇忠、青島広志の各氏に、指揮を北原幸男に師事。コンサートマスターの山口幸恵とともに「アンサンブル・ジェネシス」を主宰し、オリジナル楽器を用いてバロックから現代音楽までの意欲的なプログラムを国内外で展開する。トッパンホールのランチタイムコンサート、東京オペラシティの「B→C」(2008年5月13日)など独奏者として活躍するほか、バッハ・コレギウム・ジャパンのメンバーとして定期演奏会および海外ツアーに参加。また蜷川幸雄演出歌舞伎座公演にチェンバロで出演するなど他のジャンルとの交流にも積極的で、本年3月28日にもトッパンホールにて朗読と映像を取り入れたブラームスの「美しきマゲローネの物語」公演を予定している。日本基督改革派東京恩寵教会、デン・ハーグ市ネボ教会でオルガニストを務めるほか、教会オルガニストのための講習会やレッスンも各地で精力的に行う。
鈴 木 裕 子 (すずき ゆうこ) 2003.03.30 カトリック田園調布教会にて

エリザベト音楽大学宗教音楽科パイプオルガンコース卒業、洗足学園器楽専攻科修了。オルガンを広沢嗣人、佐藤ミサ子、高浜知左の各氏に師事。川口リリアホール、宮崎芸術劇場などで演奏を行う。NHK・FM放送出演。アマチュアオーケストラとのアンサンブル活動も幅広く行う。1991年オランダのバッハ国際音楽祭マスターコースを受講する。1986年よりカトリック田園調布教会オルガニスト。
鈴 木 隆 太 (すずき りゅうた) 2004.08.28 水戸芸術館にて

1959年横浜生れ。81年慶應義塾大学法学部法律学科卒業。ピアノ・作曲をたなかすみこ、加宮葵、山本和子、鷲見五郎、打楽器を山口恭範、指揮を井上道義に師事。82年米国バークシャー・ミュージック・センターで指揮を学ぶ。81年より85年まで、新日本フィルハーモニー交響楽団の副指揮者として小沢征爾、朝比奈隆、井上道義、小泉和裕などのアシスタントを務める。85年フランスに渡り研鑽を積み、帰国後はジャンルを越えて鍵盤楽器の演奏、作・編曲を中心に活動。ピアノ、オルガン奏者として新日本フィルハーモニー交響楽団を中心に、水戸室内管弦楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、ボストン交響楽団、ウィーンフィルハーモニー管弦楽団などと国内外で共演するほか、「題名のない音楽会21」(同番組では黛敏郎存命中から企画ブレーンも務める)などTV、録音でも活躍中。また林英哲(和太鼓)(96年2月水戸芸術館「現代音楽を楽しもうX 林英哲」に出演)や清水靖晃(サクソフォーン)(2003年3月水戸芸術館「現代音楽を楽しもうXVI 清水靖晃」に出演)との共演やオルガンの即興演奏のほか、ジャズの分野でもラリー・コリエル(ギター)、ジャン・リュック・ポンティ(ヴァイオリン)などと共演。シンセサイザーのスペシャリストとしても活躍している。指揮者としては、新日本フィルハーモニー交響楽団、オーケストラ・アンサンブル金沢、京都市交響楽団などの指揮台に立つ。作曲家としての主な作品は、合唱とオーケストラのための「詩編67」、京都市交響楽団により初演された「もう一人のピーター」など。また、ユーフォニウムとシンセサイザーのための「詩編」は英国でCD化されている。97年には長野冬季オリンピックのための諸国歌編曲チームの一員として参加。横浜山手聖公会オルガニスト、日本聖公会聖歌集改訂委員として、キリスト教礼拝音楽をライフワークとする。92年3月、第二回出光音楽奨励賞受賞。日本演奏連盟会員。
瀬 尾 千 絵 (せお ちえ) 1999.10.16 伊丹サンシティホールにて

大阪音楽大学短期大学部ピアノ科卒業、関西学院大学文学部美学科(音楽学)卒業、同大学院文学研究科博士課程前期課程美学専攻(音楽学)終了。1992〜93年ベルギーアントワープに留学。ピアノを松井克之、板谷久美路、オルガンを鷲渕紹子、ベルギー王立アントワープ音楽院教授S.デリーマーケルの各氏に師事。関西学院ランバス演奏会、大阪カテドラル・オルガンシリーズ、宝塚ベガホール市民のためのオルガンコンサート、1997年8月京都コンサートホールにてオムロン・パイプオルガン・コンサートシリーズVOL.3に出演。1994年4月より伊丹市立サンシティホールオルガニスト。同ホール及びいずみホールにてクラリネットやホルンなどとの協演をはじめ、演奏会多数。日本オルガニスト協会会員、日本音楽学会会員。日本キリスト教団神戸教会オルガニスト。
関 由紀子 (せき ゆきこ) 1998.02.26 川口リリア音楽ホールにて

1997年、神戸女学院大学音楽学部オルガン専攻卒業。これまでに、神戸女学院大学新人演奏会、日本オルガニスト協会主催新人演奏会、神戸女学院大学オータムコンサート宝塚ベガホールでの、市民のためのオルガンコンサート等に出演。オルガンを井上圭子氏、ピアノを上柳明子氏に師事。現在、神戸女学院大学音楽専攻科に在学中。
関 口 真 樹 (せきぐち まき) 1998.12.27 府中の森芸術劇場にて

宮城学院女子大学音楽科卒業・同大学研究科修了。14歳のとき1年間フランスに滞在、P・コシュローのオルガン即興演奏に接し、オルガン音楽の魅力に取りつかれる。大学在学中よりオルガンを始め現在に至る。ピアノを木越久子、ウィリアム・カンディフ、大西愛子、弘中孝、林光の各氏に、チェンバロを岩淵恵美子、ロベール・コーネンの各氏に、オルガンを佐藤ミサ子氏に師事。日本オルガン研究会会員
関本 恵美子 (せきもと えみこ) 1997.02.11 霊南坂教会にて  最新プロフィールへ

東京生まれ。クリスチャンホームに育ち、幼少より教会音楽に親しむ。恵泉女学園中・高等学校卒業。東京芸術大学オルガン科卒業。同大学院修士課程修了。オルガンを木田みな子、秋元道雄、高濱知左、廣野嗣雄、H.ピュイグ・ロジェ、Z.サットマリーの各氏に、ピアノを飯 靖子、山崎冬樹の各氏に師事。オランダ・ハーレム、フランス・ミュールーズ、ベルギー・ワロニー等の国際オルガンアカデミーにて研鑽を積む。ソロ活動のほか、オーケストラ・合唱団との共演を行う。現在、日本基督教団霊南坂教会オルガニスト、恵泉女学園大学・短期大学オルガニスト。日本オルガニスト協会、日本オルガン研究会会員。
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