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マヤ神話


『この書は、神の法の下、キリスト教の世の中になってから書かれる。
これを世に出すのは、海の彼方から渡ってきたことや、われわれの暗黒の時代の物語や、
その生活が明らかにされていた、かの「ポポル・ヴフ」を、
もはや見ることが出来ないからである。』

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注釈: このコーナーは作った2002年時点で手に入った資料に従って書かれているため、少し古い/不正確な部分もある。が、直すのが面倒 直す時間がとれないので、注釈として記載しておく。ポポル・ヴフというのはスペイン語から日本語に翻訳される際のカタカナ表記で、実は正確ではない。かつてポポル・ヴフと呼ばれていた書物の名は、現在では、ポポル・ウーフというのが正確な発音とされている。意味はキチェ語で「会議の書」である。「ウーフ」はキチェ後で「紙(書)」を意味する。ヨーロッパ人がやってきてからキチェの貴族がアルファベットで記した書物なので、キチェ族以外のマヤ人の伝承が入っていないこと、16世紀半ば時点の伝承でしかないことには注意が必要だろう。(2016/10/15)
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