●○● 2004年11月の日記 ●○●

〜新たな力を得たり、ライオンの話をしたり、名字で困ったり〜


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04.11.02 tue 日記ジャブ

 ニュースを見ていたら、アメリカのケリー候補のお姉さんが出ていました。うわあ、めちゃくちゃ似ている!  DNAってすげえ。鼻から酒が出そうになりましたよ。
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 原木中山の駅近くにある、治安啓蒙の看板。悪者の目が、なんとなく江戸川乱歩さんの本の挿絵のようで、かなり気にいっています。うむ、渋い。
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 冒険小説が大好きです。特にギャビン・ライアルとか、スティーブン・ハンターみたいにスカッとするものが大好き。振り返ってみると、映画も、テレビも、本も、マンガも、ゲームも、みんなこういう傾向のものばかり見てきたような気がします。
 ブレーキの壊れたダンプカーと呼ばれたプロレスラー、スタン・ハンセンは「映画を見てなぜアンハッピーにならなきゃいけないんだ?」という言葉を残しましたが、ボクもこれに大賛成。人生なんて、深刻にならなかった人間の勝ちですね。ええ。

04.11.05 fri 渋い演技に酔う夜よ

 休日前には面白そうな本かDVDを手元に置きたいものです。

 そんでもって今回は、大好きなモーガン・フリーマンさんも出ていて未見の『トータル・フィアーズ』をチョイスしました。なんといってもストーリー全体のキーマンである、アナトーリ・グルシュコフ役のマイケル・バーンさんがよかった。うーむ、渋いおっさんだ。

 うん。突っ込みどころはたくさんある。山ほどある。でも一カ所でも楽しければいいんです、ボクには。作品の細かいことをチクチクいうなんて、セコいことしたくありません。おすぎさんや井筒監督じゃあるまいし。「おおっ! これは!」というシーン、役者さん、そして演技があれば、その作品はオール・オッケーです。

 見ながら飲んだ酒もうまかったし、最後のマイケル・バーンさんの演技にはグッときました。休日前の喜びの一時ここにありっすね。はい。

04.11.08 fri 見よ! この新たな力!

 週末に風邪をひいてしまいました。

 なのでこの土日は、持てる力のすべてを振り絞り、全力でゴロゴロと寝て過ごすことにしました。

 まず大切なのは食料の調達。土曜の昼にゼーゼーいいながら食材を買い、ヒーヒーいいながら大鍋一杯のけんちん汁を作りました。これからこの二日間はこの鍋を命綱として、過ごすのです。

 次に大切なのが防寒対策です。ボクはとにかくダイナミックに寝相が悪いので、これを阻止するために押し入れから寝袋を引っ張り迷わずイン。これでグッバイ腹出し。ハローぬくぬくです。

 そして昼夜を問わず寝袋に包まれながら、週末を過ごすボクなのだ。寝袋から出るのはトイレと下着を取り替える時のみ。カフカさんもびっくりというイモムシのような姿で、睡眠をとり、けんちんウドンをすすり、テレビや本を見て過ごしました。

 人間の対応力とは恐ろしく、熱も下がりつつある日曜の夜には寝袋に包まれたままスックと立ち、チョコチョコと寝袋のまま移動し、首元から手を出し、餅を焼き、コタツまで持っていくというまでにスキルアップ。

 風邪という困難。そして炎のような意思の力によるゴロゴロ継続。その結果、新たなスキルを身につけ、一回り大きくなったボクを今後ともよろしく!(←寝袋に包まれながら)

04.11.16 tue 駅で感じる大人の社会

 一番近いターミナルなので、西船橋駅をよく利用します。

 朝、JR方面に用事があるときは、1本ずらすと座席に座れるのがナイスなのです。んで、この西船橋駅、朝はいろいろなアナウンスが流れているのですね。

 「当駅では7時ちょうどから9時ちょうどまで禁煙タイムを実施しております」「3番線に電車がまいります。白線の内側に下がってお待ちください」といった、まあ、ありきたりのものなのですが、スピーカーが一つしかないためか、ときおり

 「当駅では7時ちょうどから9時ちょうどまで、(一瞬の空白)お待ちください」とかアナウンスが混じってしまうのです。

 その度に(そんなに長く待っていられないよ!)と素直に反応してしまうボク。

 素直なだけじゃ人生やっていけないんだと、社会の仕組みに思いをはせる朝の通勤タイムなのです。

04.11.19 fri お米の国の人だもの

  米国にライス国務長官誕生だそうですね。

 どこまでも広がる田園風景。カチッとしたスーツを着て、カチッとした例の髪形で、実り豊かな田んぼの中に一人ぽつんと立つライス長官を思わず想像。

  これぞお米の国のお米大臣。

 彼女の髪の毛というか、あのカッチリとしすぎのヘアスタイル。思うさま触ってみたいとは思いませんか? いやあ、ボクはいじくってみたいですねえ。

 パコッという擬音とともに、髪の毛の固まりが取れそうで、とてもファンタジックじゃないですか。

 そういうことがとても楽しく思えるのですが、みなさんはいかがでしょうか?
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先日の飲み会。メンバーはボクと副隊長、事務局長でした。ただ場所が、ボクたちが知り合ったとある駅のとある場所だったのです。いやあ、これはある種のタイムマシーンです。10年以上前のことが明確に思い出されてねえ。大好きな居酒屋の所在を確認し、出入り禁止になった居酒屋で飲むこの状況よ。いやはやまあ、昔も今も変わりないなあ。わが飲酒隊は。グビっといくか!

04.11.20 sat 野獣の咆哮in飲み屋

 ライオンの話をしようじゃないですか。

 あのですね、前々から思っていたんですけど、実はライオンってそんなに大したアニマルじゃないような気がするんです。

 あ、いやいや。もちろんその戦闘力。集団生活で見せる愛情なんかは「さすがはライオン! やるな!」」と感嘆せざるをえません。しかし問題は、彼らのキャッチフレーズである『百獣の王』にあると思うのです。

 よくよく考えてみると、ほ乳類は何千種もいるはずですし、魚類、は虫類、両生類、鳥類といったいわゆる『地球の獣』を考えれば、それこそ数十万種類はいるはずです。で、それなのに『百獣の王』。

 なんといいますか、この地球の生態系が会社組織だとしたら、確実に主任さんレベルでしょう。まあ人間もたかが万物の霊長ですから、多分課長補佐くらいでしょうけど。

 とにもかくにも、こんな秋の夜長は、ライオンさんと居酒屋でしみじみと中間管理職の悲哀について語りあいたいものです。あ! 彼はお肉しか食べられないから、焼き肉屋さんのほうがいいかもしれませんが。

04.11.26 fri 普通の名字の普通じゃない悩み

短期集中講座【男の掟】その1
お好み焼きを焼く時、溶いた小麦粉が手に付いたら、ペロリと舐めて「ヘロインだな」とつぶやこう。
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 うーん、まいった。

 実は今、とある会社から仕事をいただき取り組んでいるのですが、その担当者がボクと同じ名字なのです。

 ボクの名字はありふれたものなので、仕事で同じ名字の人と会うのは珍しくありません。今回は相手が課長さんなので、ボクは「課長」と呼んでいます。

 で、なにがまいったかというと、仕事でボクらの名字と同じ地名の場所について取り扱わなければならなくなったのです。で、仮にボクの名前をブッシュとしますと、

  プルルルル(←会社の電話の音)
  ボク「はい」
  課長「あ、ブッシュさん? ブッシュです」
  ボク「あ、お世話になってます」
   課長「例のブッシュの件なんですけど、ブッシュさんに資料届きました?」

 なんていう、眩暈のしそうなやりとりを毎日のようにしているのです。もうこうなったら、10以上は歳上の課長に向かって「下の名前で呼び合いませんか?」とアメリカチックな提案でもしようかと、真剣に悩んでいるのです。

 ああ、なんてフランクな悩みなんでしょうね、これは。


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