●○● 2003年8月の日記 ●○●

〜赤いきつねを食べたり、教育テレビを見たり、新アトラクションを考えたり〜


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03.08.06 wed 雑感連打の水曜日

 叶姉妹のお姉さんの顔の輪郭と、iモードのロゴってよく似ている。もう、あの不自然な胸にも目はいきません。
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♪エッビマヨマヨ、エビマヨ〜ってジングルにのって、子どもたちが踊りまくるピザ屋のCMがあるじゃないですか。

 その子どもたちの後ろで、手をパチパチ叩いているだけの女性ってば、あれだけでギャラが発生しているんですか? ボク査定ですと、300円くらいしかあげられないですよ。

 その点、どのCMでも真っ黒な笑顔で熱く熱唱する松崎しげるさんはプロよねえ。と、オカマさん口調で褒め称えたいと思うのです。ええ。
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 なんでも麺に練り込むのは、日本人の悪いクセだねえ。
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 とまあ、そういうワケでお久しぶりです。またチョコチョコ更新していこうと思いますので、どうぞよろしく。

03.08.07 thu 赤き甘味の王者

 本日の昼食は、ブリリアントな夏日にふさわしく、赤いきつねをさりげなくチョイスしてみました。

 しかし、このアゲはすごい。激甘です。酒飲みの性で甘いものなんてめったに食べないので、この甘さは体のシンにくる。

 もはやこれはおかずの域を軽やかに超越し、スイーツの領域に入っていると言えましょう。

 ブリリアントなランチタイムに、スイーツとしてのアゲをハフハフほおばるボク。

 うーん、ちょとパリジャンを意識しすぎちゃったかなぁ。(頬をそっと手を当てつつ)
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 そんでもって午後にはこのクソ暑い中、大嫌いなスーツを着て埼玉方面にお仕事に。

 で、新宿駅で『ただいま新宿駅改修工事中です。ご協力ください』という看板がボクの視界にサイト・イン。

(え〜。協力ったって、コンクリ運ぶなんて面倒くさいなあ)

 なんて思ってみる木曜の午後。温度と湿度で脳みそが確実に液状化しています。ええ、ドロリです。

03.08.09 sat 暴風圏は洗浄圏

 台風の影響で、外に置いてある自転車がツルツルのピカピカになりました。

 水害のことを考えると大きな声では言えませんが、この数日間、日本中で風雨によりツルピカになったものの数を考えると、けっこう凄まじいものを感じます。

 台風の北上にともない、日本中でキレイになる銅像、建物、そしてボクの自転車。

 農作物に与える影響以外にも、こういう部分に台風の『功罪』を感じてしまうボクなのです。
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 “E電”は不思議な言葉です。なぜなら一般的にならなかった言葉の代名詞として逆に有名だから。

 これって一発屋の芸能人に似ています。一発で終わっているハズなのに、『あの人は今!』のような番組にほとんどレギュラーのように出演したりして。アラジンさんとかね。

 まあ芸能人なんて一発も当たらない人が9割5分なんですから、はなわさんにはこれからも安心してブンブンとベースを弾いていってほしいと思うのです。
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『劇団ひとり』さんの大ファンなのですが、彼に陽が当たる日はくるのだろうか。とても心配です。すごく面白いのになあ。

03.08.10 sun “学園祭の前日”的アルバム

 ようやくO.P.KINGの『O.P.KING』を買いました。いいです。

 『O.P.KINGのテーマ』のはにかみ具合から、最終トラック『通り過ぎる夏』への距離感の移行を見よ。

 はにかみつつ距離が縮まるこの空気感。

 申し訳ありませんが、これだけは女性に絶対分かるはずがなく、男なら誰でもわかる感覚だと確信します。

 今回の圧巻はトラック4『OVER』の歌詞、

 昭和の台風は オレをワクワクさせてくれた (c)YO-KING

 につきます。切なくて、でも、男がたぎる。ボクは、仲間と大酒を飲みたくなりました。おすすめです。
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数年ぶりに夏に夏休みをとっております。で、まあ、明日は神田の古本街をうろつき、古書センター内『ボンディ』のうまい欧風カレーなど喰い、その後に映画を見て、いい酒を飲んで…などと考えておりますよ。はい。

03.08.11 mon 我が本とチューハイの日々

 本日は神保町で、古本購入の一日。

 大好きなミステリー・酒・格闘技、そして前々から興味のあった川柳・狂歌の解説書などをたっぷり購入してきました。

 その他にも神田古書街で一番狭苦しく、だけど一番愛おしい古書センター内の鳥海書房(動植物専門古書店)で『都会の生物』というポケッタブルな図鑑を購入。これまたナイス。

 しかしまあ、今日の東京の暑かったこと、暑かったこと。店外に置かれている安目のゾッキ本を重点的に立ち読みしていたので、軽く日焼けしてしまいました。

 で、午後四時をまわり、汗で干からびた体に水分を補給するために神田の立ち飲み屋にレッツ・ゴー。思いっきり汗をかいたからでしょうか、ビールよりも氷たっぷりのチューハイがなにより嬉しいのです。

 一人立ち飲み屋の隅っこで、購入した図鑑をめくりつつレモンハイをガブガブ飲み、モロキュウをポリリとかじる。

 うーん、ちょっといい感じの夏休みだなあ。

03.08.13 wed 熱闘甲子園(その形容のままに)!

 ボクより10歳以上も年下の人々が部活にいそしむ甲子園。

 野球にはあまり興味がないのですが、甲子園の宣伝文句を“真に受ける”とちょっと面白いですね。

 燃えろ球児! 輝け青春! 未来へ羽ばたけ!

 見えます。ユニフォームに身を包んだ球児がボウボウと燃え、その熱で光り輝き、背中の表皮がパッカリと割れて羽が生え、いっせいに甲子園から飛びゆくさま(監督を含む)が。

 おお、これぞファンタジー…。

 ここまでされちゃあ、高校野球もなかなかやるな! 興味をもたざるを得ないな! そう思うのです。
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 MTVなんてどうでもいいけど、ETV(教育テレビ)からは目が放せない。

 その中でも『ピタゴラスイッチ』は要注意です。

 『タモリ倶楽部』『ぶらり途中下車の旅』と並び、ボクが録画してまで見る数少ない番組です。対象は幼稚園児なのですが、このクオリティの高さはただごとじゃありません。とやかくいいませんから一度見て下さい。魂がゆさぶられますよ。

 ピタ・ゴラ・スイッ・チ!(例のジングルにのせて)

03.08.14 thu トイレの中まで追ってきます!

 こんなUSJの新アトラクションはどうでしょう。

 それはUSJの園内で丸一日、でかくてマッチョな外人に追い掛け回されるという、リアル・ターミネーター(パート1)のアトラクションです。

 で、つかまったら有無を言わさずグーで殴られる。エリミネートされかける。これは怖い。実に恐ろしい。

 でもこれぞ映画の中に迷い混んだような感じ。劇中のサラ・コナー気分の満喫間違いなし!

 この真のターミネーター・アトラクション。実にスリル満点だと思うのですが、いかが?

 むろんボクはごめんこうむりますが。
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今日の関東地方は10月の涼しさだったのだとか。

 こう毎年続けて異常気象だと、なにが異常なのか分かりません。なにが“常と異なる”のかと。

 もうボク、いちいち気候で驚くのに飽きました。

 今年の大晦日が熱帯夜で、元日に入道雲がモクモク沸いて、そこから夕立が降っても、驚くのはやめにします。

 「もう好きにしろ!」と、地球の胸ぐらを掴み、思いっきり揺さぶりながら言いたい気分です。ああ、飽きたともさ。

03.08.16 sat 貨幣の有効利用例(ボク的に)

 近ごろ、大きな酒の量販店だと『酒の量り売り』をしてくれる所があって、とっても楽しいですよね。

 で、この量り売り、スポーツ新聞でするのはどうでしょう?

 ボクは東スポの愛読者なのですが、ギャンブルに興味はないので、半分くらいは読まないページがあるんです。

 だからキヨスクなんかで「えーと、プロレスと社会面。あとダンセン(男性専科。東スポのエロページ)は多めでね!」なんて自分の好みで注文できると嬉しいな。

 うーん、これはいい。

 しかもエロだ。VTRもインターネットの普及も、その裏にはエロの力が多大だったことは周知の事実。

 だからスポーツ新聞量り売りだって、エロページはよく売れ、日本の経済復興にだって役立つに違いない!

 よし、このビジネスモデルで大儲け確実だ!

 そしてこの儲けを利用して「プロレス、社会面、ダンセン特盛りで!」とか注文しまくるマイ・エブリディ。

 ああ、夢は無限に広がるなあ…。

03.08.20 wed 敵役はバーチャのラウ(のモデルだよね)

 今日は寝るまでの数時間を有効利用して、ジャッキーの『蛇拳』を見返しました。

 シンセサイザーを使った特訓のテーマが熱い。

 そしてなにより、ジャッキーが月下で行う蛇拳の套路(中国武術の型)の、10秒にも満たないシーンが格好よくて、格好よくて、ああ、何度も繰り返し見てしまうのです。

 ジャッキーのカンフー映画で、もっともメランコリックなこの映画。この隊長、絶対の自信をもってお勧めしますよ。
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 体が疲れていると、酒のほかに体が甘いものを求めたりするから不思議です。で、ボクの場合はこの季節、冷夏といっても『ガリガリくん』を無視することはできないのです。疲れきった体に染み入るソーダ味。もはやこれは、日本の食の風物詩のひとつですよえ。ええ。
 しかしボカスカジャンが歌う♪ガ〜リガリくん、という歌。
 痩せている方が、嫌な気持ちにならなければいいなと、よけいなおせっかいをしてしまいますよね。
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 うおー。ここのところ、ちょっくら仕事がタイトでした。
 ボクの体には正直なところがあって、疲労と睡眠不足が続くと、なんにもしていなくてもツツーッと鼻血が出てくるんです。これぞわが肉体のレッドシグナル。本日は両鼻にティッシュを突っ込んだままキーボードを叩いておりました。もう、指先が熱いっつーの。
「○○くん(ボクの本名)。会社作ってからこんなに忙しいのは初めてよね」と、うちの社長(オカマではなく女性)も語る今日このごろ。自覚しているんなら、ちょっとは給料上げてくれー。

03.08.24 sun 輝け! 携帯電話!

 メールもネットもメガピクセルの写真も結構なんですけど、ボクが携帯電話で最も「助かるな〜」と思う機能があります。

 それはディスプレイ画面に灯る明かりを利用した、懐中電灯としての機能なのです。

 暗い部屋に戻った時や、夜更けに自転車の鍵の差し込み口確認などに、この明かりは大活躍しております。

 この機能を拡大し、超絶ルクスの明かりを得れば、都市のサバイバル・ツールとしてバカ売れ間違いなしです!

 バッテリー時間が気になるところですが、そこは21世紀。科学の力でどうとでもなるハズ。

 …やった! このビジネスモデルで、ついに一発大儲けだ!
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 昨日の夜。原木中山駅前の居酒屋で、生まれて初めて“まんぼう”を食べました(あの、泳ぐ顔です)。ど、ど、どんなのかな。と期待に胸膨らませ、鉄板で味噌焼きになっている一片を口に入れます。

 ムグムグ…ムグムグ…。うーん、触感といい、後口といい。イカそっくりだ。東海林さだおさんのエッセイで『キモがうまいが、身は茫洋』と書いてあった通りでした。

 いつの日か、キモに巡り合えるその時まで、ボクの期待感はいや増すばかりなのです。

03.08.25 mon 虚無の動きに涙を流し

 はぁ…。とまあ、ため息のひとつもつきたくなる。

 ボクは今、絶望という名前の谷底で、孤独に激しく、絶望ダンスを踊る一人の男だ。

 絶望ダンスのムーヴについては後日に説明するとして、その暗闇の中、踊り疲れた後に食べるのはオムレツなのですよ。

 というのもですね、今日の帰りにスーパーで買った卵のパックを台所に落っことしてしまい、全滅させてしまったのです。

 バカバカ、俺のバカ!

 というわけで本日は潰れた卵からカラを取り除き、巨大オムレツを作りました。酒の肴も、メシのおかずもこれのみだ。明日もやっぱりこれのみだ。

 ああ、絶望ダンスだ。絶望ダンス。


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