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03.05.01 thu 裸と刀 ボクは常日ごろから『全裸は紳士的であるべきだ』と考え、この日記レーザーでもたびたび提唱してきた。 パッションに身を任せた全裸について共感はするものの、今ではその行動に懐疑的な立場をとっている。 愛好家からは「なにを軟弱な!」とお叱りを受けるかもしれないが、実社会における全裸ムーブメントは、もはや行動から思索の時代に突入したのではないだろうか? いわば全裸哲学の時代だ。 武士は“抜かずの刃こそ武士の誇り”とした。ここに全裸が現代を生き抜くヒントがある。 必殺の武器という意味でいえば、全裸も刃もかわりはない。そして衣服は鞘にあたるといえる。 この日本古来より伝わる武士道の中にこそ、21世紀に全裸の栄光が光り輝く秘密があるとボクは思う。 衣服という名の鞘に包まれた、全裸という名の刃。 全裸武士道。これからのボクの人生における終生の命題だ。
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03.05.02 fri マルチタレント・キムタク! 微妙に古い話題で申し訳ないんですが、木村拓哉さんが何かの雑誌(もう名前忘れた)で10年連続“好きな男性ナンバーワン”に選ばれたそうですね。 うーむ、はっきり言ってうらやましい。 しかし、ボクは理解しました。彼がなぜここまでモテるのか。それは彼の『キムタク』という愛称に潜むアナグラムに秘密があるのではないでしょうか? キムタクを分解かつ再構成すると、
このような文字配列が読み取れます。これ、すなわち、 木村拓哉が北を向いた時、なぜかムクドリがやって来た。その光景を見たグレート・ムタが、理由を彼に聞く。 …すごい! 己の愛称だけでこのシチュエーションの一人四役。まさにマルチタレントだ! キムタク恐るべし。こう言わざるを得ません。
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03.05.04 sun 初任給じゃ無理! ドラクエみたいな、新しいマスターカードのCM。 夢と冒険の日々がプライスレスなのはいいとして、新入社員がカードで9万もするスーツや17万のノートパソコンを買うのはどうなのか。 あまりにも計画性がなさすぎる。 怖い得意先を攻略する前に、まず自分の金銭感覚を見直せ! と、社会人の先輩として、ここに力強く申し述べるものです。 そして画面の奏者が“その楽器から、一所懸命なにかを吸い出そうとしている!”と思うのです。 プロの人ってみんな真剣な顔つきだから、とんでもなくシュールな気分を味わうことができますよ。
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03.05.06 tue 化学がボクを救う 「若いころはバカだった…」なんていう人が多いですけど、それはどうでしょう? 少なくともボクは学生の頃の方が頭はよかったと思います。 因数分解の問題をヒーコラいいながらも解き、小論文をしたため、英語の和訳に取り組んでいました。それに青臭い本を読み、難解な映画を見て、無意味な論争に時間を費やししていました。 それがどうしたことか。 今じゃ因数分解どころか分数の割り算だってあやふやだし、朝まで酒に費やしヘベレケる毎日。どう考えても、若いころの方が頭いいじゃないですか。 しかし化学! ケミカルに関してはちょっと違います。ボクは化学がとにかく苦手で、人生を通じて0点をとってしまった唯一の科目でもあるのです。 化学については、今も昔も寸分の差もなく零点ボーイ…。 つまり、すなわち、化学に関してボクはバカになってない!(もともとバカだから!) そう言い張れる喜びを胸に、これからの人生を生きていきたいと思うのです。ええ。
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03.05.08 thu う〜ん、ボクぅ… 眠い状態のことを「おねむ」と言うじゃないですか。 しかし眠いから「おねむ」。なんて大ざっぱなのか。 つーことは残る三大欲求のうち食欲は空腹だから「おへり」。性欲が湧いた時は「おたち」or「おぬれ」ということですか。 …ん? でもこの言葉は、ちょっと面白いかも。 新しい言語の荒野を切り開く、開拓者のような勇気をもってこの言葉の普及に努めていきたいと密かに思う木曜の夜。 どの料理も酒もうまいことこの上なし。 しかもお値段も驚くほどリーズナブル。今度は休みの昼に、定食を食べに行こうっと。
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03.05.09 fri ロマンは甲殻類の尾部にあり! 日本初の小惑星探査機を搭載したM5ロケット打ち上げ成功! 探査機の名前は『はやぶさ』。うーむ、しぶい。 まあ、興味のない方には意味のないニュースですし、「天文学なんて役に立たない」とよく言われますよね。 しかし、喝! 人生には『役に立たないもの』が、じつに、じつに重要なのだ。それがロマンなのだ! それが分からない人は、これから一生シッポのついていないないエビの天プラを食べなさい。 ん? そんなエビ天、食べる気がしないですって? それ! 意味のないエビのシッポこそが、エビ天をエビ天たらしめる決定的要因なんです。 その点、エビ天のシッポもカリコリと食べてしまうボクなんかは、まさにロマンの求道者といえるだろう。ロマン黒帯だ。 エビのシッポをかじりつつ、悠然と視線を天に向け、大宇宙に思いをはせる。 ああ、ロマンだなあ…。(カリコリ)
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03.05.12 mon エロの文明開化 国際化がますます重要となるであろう21世紀。 そんなグローバリゼーションの波に乗り遅れることがないように、ワタクシ隊長、ひさしぶりに洋物のエロビデオをレンタル・ナウ。 エロビデオに関しては、ネオ・コンサバティブすら惰弱に思えるほどのガチガチの保守派なので、借りるのはほとんど国産。じつに5年ぶりほどにエロの開国です。 で、そのビデオでは、ソファであんなことをしていた男女が、やおらポジショニングを変えてこんなことをした後に、隣室のベッドに向ったのです。 向ったのですが…そのベッドが妙にオリエンタルというか、はっきり言って間違った和風で、そこかしこに謎の漢字がプリントされているのです。 もうすっかり漢字ハンティングに夢中。本来の楽しみとは異なる楽しみに没頭するボク。 ああ、国際化への道は長く険しい。
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03.05.13 tue 革命戦士として さて、モテたい。 その夢は、白馬に乗った王子になりさえすればアッサリかなうと思うのだが、いかがだろう? 白馬に乗るのは、死ぬ気で練習すればなんとかなる。ボクの可能性の範疇にある。 しかし問題は王子になることだ。 そのためには国家・政府を転覆するクーデターを謀り、王権神授説にもとづく絶対王制国家を作り上げなければ! しかも、クーデターをボク自身が決起することはできない。もし成功したら、王子ではなくて王様になってしまう! ここはなんとしても、父親もしくは母親にクーデターを成功させてもらうしかない。 両親に“ただひたすらモテるため”に武装蜂起をうながす――。これは難しい。難問だ。 この究極の他力本願をなんとかサクセスさせるべく、夜な夜な必死に考えるボクなのだ。 |
03.05.14 wed 言語の限界を思う夜 男性で、ブラジャーを日常的につける趣味の人々がいるそうだ。うーむ、よくわからん。 よくわかりませんが、この趣味、今のところは極々一部の男性による趣味のようです。つまり、すなわち、世の男性、これほぼすべてノーブラ!(やや気持ち悪いです) しかし、これは言い換えれば『人類のほぼ半数はノーブラ!』だともいえるじゃないですか。(かなり無理してます) そして女性にだって年齢の幅はある。すなわち! ホモ・サピエンスはノーブラの個体の方が多かった! …うーん…えーと…字面だけ見ると嬉しいのに、この虚無感はなんだろう…。 人間って、ボクの想像以上にリリカルな生命体なのかもしれませんね。 …ああ、萎える…。とにかく萎える。 |
03.05.16 fri 裸体の王 読書こそ紳士たる者の嗜みと信じて疑わないボクにとって、コンビニでの立ち読みは欠かすことのできない日課です。 で、ボクが毎週or毎月欠かさず読んでいる雑誌というのは、週刊実話・アサヒ芸能といった実話系雑誌、そしてプロレスおよびボクシング関係の雑誌が多いのです。 これらを大局的見地から見ると、どうやらボクは『男女を問わず裸の載っている雑誌が大好き』といえるようです。 かの高木先生(隊長の小2の時の担任)は「好き嫌いをしない人は偉い人」とおっしゃいました。 そういった意味では、ボクの読書の傾向は大いに胸を張ることのできるチョイスだといえるでしょう。 いいぞ俺! ナイスだ俺! ビバ俺! ブラーボゥ俺! これからはロス・三浦さんも愛読していた『わんわん王国』なども読み、人類以外の裸にも興味を持ちたいと思います。 そうすれば…好き嫌いなし王の称号はもらったも同然! 興奮冷めやらぬ、隊長の金曜エキサイト・ナイト。 |
03.05.18 sun 動物王たる者の運命とは 動物と話せるドリトル先生の特殊能力ってどうだろう? というのが、本日のテーマです。 そりゃまあ、犬とか猫とかタマちゃんみたいな高等生物なら、話す喜びもあるでしょう。 「隣町のデカい犬の匂いだワン」とか、「ちょっとすり寄るニャー」とか、「次はお台場で騒がれてみるタマ!」とか。 でもですね、この地球には数えきれないほどの“細菌”という名の、人ならざる生物がむやみやたらといるわけですよ。 しかもヤツらにはヴィヴィッドな思考などないので、声なんかが聞き取れたらそれこそ大変だ。 「みみみみみみ〜」とか、「ニョニョニョニョニョ」とか、「すばっち! らびっち! とまっち!」とか、それこそ意味不明の言語が四六時中、それもいたるところから聞こえることになってしまうのです。 おわ〜。これはつらい。とてつもない。 しかしまあ、そう考えると、日本のドリトル先生たるムツゴロウさんが、あんなにもエキセントリックな人格になってしまったワケもちょっとわかるような気がするのです。ええ。 |
03.05.19 mon IT革命、成功せり! なぜだか知りませんが。 いわゆるコンピューター業界では、『プリンター』を『プリンタ』。『メモリー』を『メモリ』。『スキャナー』を『スキャナ』とか、最後の音引き(“ー”ってやつ)を省略する慣習があるようですね。 で、ここでボクの住んでいる部屋の近くにあるクリーニング屋さんの店頭表示をルック・ナウ。 セータ 300円。 IТ革命もいよいよ通常の生活レベルに達したと、感慨深くなるワンショットだ。 |
03.05.22 tue 受け身の成果 めいっぱい仕事して。めいっぱい飲んで。めいっぱい転ぶ。 そんな今日この頃。 長年の酒友である副隊長に、「よく死なないよな」と怖がられるほどに。 そして昨日は帰宅途中、自転車に乗ったまますっ転び右胸をハンドルで強打。 近くにいた女性に「大丈夫ですか!」と叫ばれるも、すっくと立ち上がり「ふぁいじょうぶへす」(←ロレツがまわっていない)と言い残し、素早く自転車で立ち去るボク。 お姉さん。心配してくれてありがとう。 そして母さん。丈夫に産んでくれてありがとう。朝起きたらなぜか右ヒジにも打ち身の跡があったけど、今日もとにかくボクは無事です。 |
03.05.23 fri まさか特命武装検事? 一体全体、セレブとエグゼリーナとシロガネーゼはどう違うのさ! もうこうなったらプライドとかのリングで戦って、だれが一番鼻持ちならない人種なのか決めてください! 帰宅のために駅に向う途中。公園でフリーマン(家無きおじさん)さんたちが宴会をしているのが目に入りました。 そういえば・・・今から10年以上前のこの時期。とてつもない光景を見たことを思い出します。 神田で飲んで終電を逃したボクは、日比谷線の始発に乗るべく秋葉原に向ってペタペタと歩いていたのです(当時は足立区の実家に住んでいました)。 そして日比谷線・秋葉原駅近くの公園で見たのです。一心不乱に腹筋を繰り返すフリーマンさんを。 深夜。秋葉原の公園で腹筋をするホームレス。 なんだか西村寿行の小説に紛れ込んだようで、怖くなり、足音を忍ばせて逃げたボク。 (あの人はいったい何者だったんだろう?)と、今でもたまに思うのです。 |
03.05.26 mon 大塚さんの醒めた目が好き 今年からキッパリかつサッパリと新聞を取るのをやめているので、とりあえず毎朝の『めざましテレビ』だけが社会情報との細いつながりとなっています。 会社では日経をとっていますが毎日は読みませんし、逆に欠かさず読んでいる東京スポーツが世間との強いつながりになるとは、長年の愛読者だからこそ懐疑的です。 そんなこんなで平日の朝は、大塚さんとアヤパンの声を聞きつつ朝食を摂る日常が続いているのです。 しかしなんですね。ちょっと前の白装束集団の話題は面白かったですね。 いや、あの集団が面白かったんじゃなくて、「あやしげなことを信じている集団のニュース」が終わってすぐに「今日の占いカウント・ダ〜〜ウン!」というあの流れが。 だってどっちも同じようなレベルのことじゃないですか。 占いとスカラー波。非科学的なことを信じるということじゃ、なにがどう違うんでしょう。はっきり言って、毎日笑いがこみあげてたまりませんでしたよ。 白装束で真面目な顔。占いで笑顔。こんな面白いシチュエーションなんて、そうそうあるもんじゃありません。 世の中って喜劇に満ちていて、本当、退屈しませんよねえ。 |
03.05.27 tue 隊長の脳内妄想豪速球 【芸能人川柳10題】
こんなこと考えながら仕事をする日々。なんか、俺。申し訳ない気分で満杯です。 いつものように、きりがないので、このへんで |
03.05.28 wed そして瀧はほくそ笑む 善し悪しは別にして、歴史は繰り返すぞ。 田村亮子さんがYAWARAちゃんと認知されてしまった今だからこそ、世界のベスト8に入った福原愛選手(おしんフェイス)がTAKKYUちゃんを名乗る可能性もゼロじゃない。 そして勢いに乗って石野卓球さんに「あんた名前変えてよ」とか言いだすのだ! 世界的に見れば石野さんの方が有名だけれども、日本国内じゃ話は別。あたかもチボ・マットよりベープ蚊取りマットの方が国内では有名なように。 そして日本の世間の認知度をバックボーンに福原選手がTAKKYUちゃんになり、石野卓球の名はこの世から消えてしまう。元卓球泣き顔。唇もいっそう腫れる。 『電気グルーヴファンは愛ちゃんから目を離すな!』 1ファンとして、強く強く、そう申し述べたい。 |
03.05.29 thu よし…取りあえず土下座だ! 野球をはじめとする球技はあまり見ません。 そんなボクでも『今年の阪神タイガースは強い! いつもと違う!』という噂くらいは聞いています。 そうか…そうなのか。それはすなわち、
ということなのでしょうか。 これは強い。逆らいようもない! もうこうなったら、恥も外聞も投げ捨てて阪神ファンになることもやぶさかではない木曜の夜だ。 |
03.05.31 sat ラーメンまみれのユウガオを見た 今日は雨の一日。今までは雨に濡れている植物を見て、なんとなく(気持ちよさそうだなあ)とか思っていたんですが、もしかしたら大きな間違いだったかも。 つまり、植物には『根』という水を吸う専門器官があるわけじゃないですか。これは人間に例えると口ですよね。なのに大して水を吸わない葉や茎がびしょ濡れ。 話はひるがえって今日の昼。ボクは駅前にラーメンを食べに行ったのですが、その時に雨の中の植物みたいな仕打ちをうけたら最悪だ。 店のカウンターに座りラーメンを口から食べているのに、頭から麻婆豆腐をかけられ、背中に餃子を入れられ、パンツの中にシューマイを突っ込まれるという恐怖のひととき。 ボクだったら「っざけんな、うらぁ!」とカウンターから立ち上がり、店から出ていくことは確実。 なのに、なのに。植物は叫ばない。土から根っこを出して立ち上がり、どこかへ行ってしまうこともない。 ほとほと・・・植物って忍耐強いよねえ。 雨に濡れそぼるユウガオの花を見て、空から降る中華料理を思わず想像。そんな土曜の昼下がり。 |
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