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地図を拡大してご覧ください。

海外旅行が大好きで人生の楽しみにしている人にとってスペインは一度は行ってみたい憧れの国。 昨年訪問する予定が、突然の病気入院で断念,再リベンジで今年(平成22年5月12日)から10日間、希望を叶える事が出来ました。 スペインの魅力が凝縮した「アンダルシア」、青く輝く地中海、太陽の光が降り注ぐ「コスタ・デル・ソル」、砂漠を思わせる赤い大地を駆け抜ける風と光!白い巨大な風車に挑むドン・キホーテ、燃えるような情熱をたぎらせる女達、ヒマワリ、アマポーラが良く似合う「ラマンチャ」。   イスラム文化が色濃く残る、全てが魅力に満ちたスペインを旅し,今までの人生で出会うことなど思いも依らなかった人達と知り合えて、仲間同士、和気あいあいで旅する時とは、又一味違う一人参加の楽しさを満喫するこ
とが出来た。             
                   


スペイン旅行のイメージを絵にしました。


いよいよ出発、 今回より自宅パソコンから日本航空HPを開き、WEB
チェックインが出来る様になったと案内があり、自分の好みの座席を
いち早く確保するには有効と思われたが、今までのツアー旅行では
経験が無かったので、従来通り当日空港にて手続きをする事にした。
後で聞いたら、自宅で手続きを済ませた人が、結構多かった。希望
の良い席は無理かと思ったが、希望通りの通路側座席が取れて一
安心した。
毎回思う事だが、合計フライト時間約15時間、海外旅行唯一の難行
だが、今回は日本航空だった為、日本語での機内サービスが受けら
れその分ストレスが少なく、外国航空会社に比べ楽な気持ちで過ご
す事が出来た。

 

バルセロナ


スペイン北東部カタルーニャ地方の中心都市。
カタルーニャはスペインの一自治州であるが、その他のスペイン
各地方とは文化、政治、気候、人種が異なり、ガイドの話では
スペインからの独立運動も度々起きたりして、カタルーニャ語は
スペイン語と共に公用語として認められており、学校も役所の
公文書もカタルーニャ語を使うことを義務づけられているとの事。
スペインのイメージを代表する闘牛は動物虐待との主張の下、廃止
条例が可決されたりしている。一方芸術の街でもあり、アントニ・
ガウディの彫刻群やピカソ、ミロなどの美術館がたくさん有る。

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サクラダ・ファミリア教会 未だ建築途中で
完成まで後100年は掛かりそう。塔の展望台
より、建築現場を見下ろす。


グエル公園  
建物の上は公園、下は市場になる予定だった。
色鮮やかなモザイクや波打つベンチが美しい。

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カタルーニャ音楽堂  モザイクタイルで飾ら
れた優美な柱や細やかな彫刻が見事。現在も
コンサートホールとして使用されている。


ピカソ美術館
貴族の館を改装した美術館で、ピカソの
幼少期から青年時代の作品が圧巻。

モンセラット


キリスト教の聖地、ノコギリ状の奇岩が連なる、不思議な風景。
サクラダ・ファミリアのモデルとも言われ、山腹には修道院が
あり、黒いマリア像が祀られている。

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ベネディクト会の修道院

黒いマリア像

バレンシア


地中海沿岸に位置し、温暖な気候の為ヨーロッパ屈指の農業地帯
ラ・ロッハ(絹の交易場)やカテドラルなどが、世界遺産に登録
されている。

市場 果物など食料品が豊富。
街角のゴミ箱 分別が進んでいる。
スペインのポスト、黄色が新鮮

グラナダ


最後のイスラム王朝が栄えた都、「アンダルシアの宝石」と呼ば
れる万年雪を頂くシエラ・ネバタの山々、その高峰を背にして
アルハンブラ宮殿が朝の光に輝く時、夕映えに赤々と染め上げら
れる時、壮麗な詩的景観となって、旅人を感動させる。


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万年雪を頂くシエラ・ネバタの山々を望む。

中庭の噴水  砂漠の民アラブ人は
水を最も愛した。

壁面に隙間無く彫りこまれた
アラベスク模様。

アルハンブラ宮殿よりアラブ人居住地
アルバイシン地区を望む。

アルハンブラ宮殿の中庭。
アルハンブラ宮殿の中庭。
アルハンブラ宮殿夜のライトアップ。

アルバイシン地区、サクロモンテの丘にある居酒屋風洞
窟レストランでの、弾けるリズムと燃え上がる情熱をほ
とばしらせたフラメンコショーに観客は皆、とりつかれ
た様に見入る。その熱い感動が覚めやらぬ身をドアーが
よく締まらない小型ポンコツバス(日本では廃車同然)
に送迎をゆだねる。真っ暗で急カーブでアップダウンが
激しく、小型バスがやっと通れる(曲がり角では1〜2
pしか隙間が無い程でバックミラーさいも取り付ける事
が出来ない)細い道を自分の運転の腕前を誇示するが如
く、走り抜ける運転手。
フラメンコより此方の方が興奮し、心を乱された。
同じ暗い道を、歩行者も車に轢かれそうになりながら歩
いている。日本では到底通行許可が出るとは思えない。
ある意味、スリルに満ちた一夜だった。



ミハス

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アンダルシアを代表する「白い家並み」
コスタ・デル・ソルでも最も人気の高い町の一つで
イスラム教徒時代に形成された。


白い家の情緒が観光客を惹きつけている。
彩度の高いアンダルシアの太陽の下で眩しいほどに
輝く白い街並は、実に印象的である。

ミハスの街を散策。
土産物店の裏側が小さな闘牛場。
ミハスの街を散策。

コルドバ


最高のイスラム建築、メスキータが残る、イスラム王朝時代の
都として栄華を極めた古都。花の「コルドバ」という言葉がある
石畳の小径が迷路のように入り組む、白壁に赤い花々、タイルで
美しく飾られたパティオ、千変万化の美が訪れる人々を虜にする


花の小径を描きました
(拡大できます)
咲き誇るゼラニュウムの赤が鮮やかで、細い小径
の狭い空間から、メスキータの鐘楼が見える。

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ローマ橋
コルドバ歴史地区(旧市街)への入り口。

メスキータ。
イスラム教、キリスト教が共存する珍しい建物。

セビリア

新大陸の冨の流入で繁栄したセビリア、イスラム教とキリスト教の
文化が混じり合った街は独特な雰囲気に満ち、数々の歴史上面白
い人物を世に送り出した。 ベラスケス、セルバンテス、コロンブス、
ビゼーは「歌劇カルメン」をモーツアルトはオペラの傑作「ドン・ジョ
バンニ」を創作した。

セビリア大聖堂(世界遺産)。
スペイン最大の大聖堂。
コロンブスの棺を担う四つの国王。
スペイン広場。
スペイン・アメリカ博覧会の会場。

ラ・マンチャ


マドリッドから列車で南に2時間、セルバンテスの不朽の名作
「ドン・キホーテ」の舞台となった地、白い巨大な風車が砂漠を
思わせる赤い大地を駆け抜ける風と光を受けて、物憂げに回転
する。大輪のヒマワリと真っ赤なアマポーラが似合う、何処まで
も牧歌的な幻想の世界に旅人を誘う。



アスファルトの道路を変えて描きました。

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ドン・キホーテの舞台、コンスエグラの風車。

ラ・マンチャ地方の料理を食べた地元レストラン。

トレド
マドリッドから車で南に約70Km、三方をタホ川に囲まれ、
長い間外敵から守られてきた古都、曲がりくねった石畳の
小道もそのままに、中世の面影を今に伝えている。尖塔が
際立つ大寺院は、スペインカソリックの総本山として現在
も篤い信仰を集めている。

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高台から望むトレドの全景。

トレドの大聖堂。
スペイン・カトリックの総本山。

マドリッド


スペインの首都、もともとは9世紀当時の首都トレドを護る為にイスラム
教徒が築いた砦であったが、キリスト教徒が「レコンキスタ」と呼ばれる
戦争で勝利した後に現在の首都となった。
この時生じた二つの文化の混合が、エキゾチックな国土を作り上げた。


アルカラ門 1778年に完成した
マドリッドへの出入りを管理する目的
で建てられた門。
スペイン広場 セルバンテス
没後300年を記念して作られた。
ドン・キホーテの像が建っている。
プラド美術館 パリのルーブル、ロン
ドンのナショナルギャラリーと並ぶ
ヨーロッパ3大美術館のひとつ。

国立ソフィア王妃芸術センター。
20世紀の現代美術を集めた美術館。
スペインの内戦への憤慨を表現した
ピカソの超大作。ゲルニカ
スペインが生んだ天才画家
ダリの作品も多数展示されている。

セゴビア


マドリッドから95Km、車で約1時間45分、15世紀にはカス
テリヤ王国の中心地として栄え、今も旧市街は城壁に囲まれて
いる。世界遺産のローマ水道橋に代表される、歴史的にも貴重な
建造物が昔のまま残っている。


美しいお城を描いてみました。
(拡大できます)
ディズニー映画の舞台になった城、アルカサル

(拡大できます)
白雪姫のお城、似ていますよね!

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世界遺産セコビアのローマ水道橋 フランス・アルル
のローマ水道橋に勝るとも劣らない雄大さ。

セゴビア大聖堂

アランフェス


スペイン黄金期にフェリペ2世が手がけたルネッサンス様式の王宮。
広大な庭が広がる、王室の夏の保養地だった。


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王宮の一部。「アランフェス交響曲」が有名。

庭園の一部。 広大さの一端を、思い描く事が出来る。




終わりに当たり

最高の季節、5月中旬から下旬にかけて、憬れのスペインを旅行する事が出来ました
幸運にも旅行中、一度も雨に降られることも無く、快適な旅をする事が出来ました。
ラマンチャ地方のレンガ色の土がむき出しの、乾燥した大地を車窓から眺めながら、
ふと映画「マイ・フェア・レディ」での有名なセリフ「スペインの雨は主に荒野に降る」
を思い出した。
ヒマワリ畑はまだ時期が早かったのか、一度も見掛ける事は無かったが、
アマポーラは見渡す限り、真っ赤に咲き誇っている光景を、見ることが出来た。
日本ではアマポーラをヒナゲシとかポピーとか虞美人草とも言われており、
花言葉は「慰め、いたわり、思いやり」など、女性の優しさを表す花として愛されて
おります。
スペインの荒野で目にすると、ラテン語のアマポーラは、激しく燃える情熱の女性を
イメージしてしまいます。
このホームページを制作する過程で、スペイン旅行の様々な場面が思い出され、
楽しかった事、その場では気付かなかった事など、もっと良く見ておけば・・・!
心残りな事も多く、スペインの悠久の歴史を思い浮かべ、思いを新たにしています。
旅に厚みが加わった様で、もう一度旅をした気分になりました。思い出のアルバムを
作る時の様に、人生の喜びが増した気持ちで一杯です。旅はいいですね!



おまけ

サクラダ・ファミリア
日本人彫刻家「外尾悦郎氏」の作品

完成までに、あと100年は掛かる
予定との事。工事真っ最中。
スペインの警察官。

海岸で見掛けた砂の芸術家?。
日本と違い、全部バラ積み販売
肉売り場 ぶら下げて売っている

食堂のメニュー看板
土産物売り場
陶器の露店




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油彩・水彩

第二展示室へ
油彩・水彩

第三展示室へ
油彩・水彩

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