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今年も絵の仲間、カサレス会の皆さんと一緒に旅行する事が出来ました。
今回の旅は往復日本航空直行便だった為機内食は満足、乗務員とのコミュニケーションも良く取れて、座席も過去の旅に比べると広く、エコノミーにしては快適な飛行だった。
予算との関連もあるので一概には決め付けられないが、旅先の食事とホテルは全般的に良くなかったと思う。
こちらの国のスタイルらしいのだが、ベットがダブルベットもしくは二台繋がったスタイルで毎日男同士一つのベットで休むのには閉口した。
一回位民族色豊な夜のディナーを体験したかったが、添乗員に尋ねたところでは、ベネルックス3国では、そうゆうコンセプトのレストランは無いとの事??
今回は私個人としては、スケッチは程ほどに観光をメーンに据えた事もあり、ブルージュではレンタル自転車を借りて旧市街を縦横に観光し、歩いて観光するのに比べ格段に広範囲の観光が出来た。
オランダは二度目の訪問、ベルギーは初めてだったが、両国とも運河を中心にして町が発展した事やギルドハウスに囲まれた広場が街の中心を形成している様子が似た所も多く、綺麗な観光地であったが、後から振り返ると違いが思い出せず、頭が混乱してしまう。将来もう一度訪ねて見たいかと聞かれたら、一度は訪問してみる価値は充分有ると思うが、同じ予算を使うなら、他の国を訪ねて見たいと思う。
ヨーロッパは今回の旅で主だった国はほぼ訪ねたことになるため、スペイン、ポルトガル以外はもう充分かな? これから訪ねてみたいと思う国は、インド、南米、南アフリカ、シルクロード横断、北欧3国などに行けたらなぁ〜と思う。

オランダ

今回は二度目の訪問。もう10年位になるので、前回訪ねた記憶を思い起こし、手掛かりを探すが、縦横に走る運河はどれも同じ様に見えて特定出来なかったが、アンネの家、アムステルダム中央駅、国立博物館、商用で訪ねたシェル石油欧州本社ビルなどが当時のまま確認出来、大変懐かしく思い出された。

アムステルダム

オランダ国立博物館
フェルメールの作品(ミルクの娘)
生涯を通じて30余点の作品しか残
さなかったオランダを代表する画家。

ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ美術館
ゴッホの代表作(ひまわり)

アムステルダム街の風景
アムステルダム街の風景

マダムタッソーろう人形館
ロンドンでお馴染みのマダムタッソ
ーろう人形館のオランダ版。
本物そっくり!世界の有名人の「ろう
人形」が勢ぞろい。残念ながら日本人
は誰も居ませんでした。
写真の人物、皆さん誰だか分るでしょ!



世界中から年間60〜70万人もの人が訪れる
花のテーマパーク。「キューケンホフ公園」
広大な敷地にチューリップを中心に600万株以上の
植物が植えられている。
メーンのチューリップは今年は開花時期が早く、
最盛期は過ぎていたが、未だ沢山残っており、
最盛期を充分想像できた。

ハーグ

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マウリッツハウス王立美術館 オランダフランドル絵画の
珠玉の名作が揃っている。美術館周辺の水辺の風景が
素晴しく市民の憩いの場所になっている。
フェルメールの「真珠の耳飾の
少女」

デルフト

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14世紀建造の旧教会の塔の最頂部に登り
広場と市街を見下ろす
東インド会社の本拠地だった。運河には跳ね橋や風車
も残っており、古き良き時代を偲ぶことが出来る。

キンデルダイク

ora17.jpg オランダの定番 風車小屋
ロッテルダムの近郊を流れるノルド川
沿いの小さな村、ここは風車の村として
世界遺産に認定されている。現在も19基
の風車が川沿いに並んでいる。



ベルギー


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バスにてオランダからベルギーに移動する。
EU国間の国境は日本の県境と同じ感覚で、別の国へ入国した気がしない。ベルギーはオランダと同じくバスから眺める風景に山の姿を見掛ける事はなかった。北はオランダ、南はドイツとルクセンブルグと フランス、西は北海を挟んでイギリスに面している。面積は九州よりやや小さい。主要言語の違いにより全人口の60%がオランダ語圏の北部フランドル地方、全人口の40%がフランス語圏の南部ワロン地方,大きく二つの地域に分かれている。ドイツ国境付近では数パーセントのドイツ語圏もある。
ちなみにベルギーの消費税は21%>日本の5%はまだまだ安いですね。

アントワープ

世界有数の港を有し、15世紀以来、ダイヤモンドの研磨と
取引で世界一。取引の多くをユダヤ人が独占しており、街を
歩く人達に、ユダヤ教独特の帽子、髪型、服装の人を多く
見掛ける。
夜中激しい雨音がする。明日は雨かと覚悟したが、夜明けと
共に曇り空ながら、雨が上がり一安心する。雨は降らな
かったが空気は冷たく、長袖1枚重ね着する。



「ノートルダム寺院」フランドル地方
で最も巨大なゴシック様式教会。
日本のアニメ「フランダースの犬」で
地元も含めて世界的に有名になる。
ネロ少年が人目見たいと憧れたルー
ベンスの三連祭壇画が展示されている。
日本から寄贈された「フランダース
の犬」の記念碑もある。
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「ルーベンスの家」バロック時代の画家
亡くなるまで暮らした、アトリエ兼住居。

ゲント

マルクト広場を中心に教会や市庁舎やギルドハウス等の配置は
オランダも含めて今まで見学してきた街と殆ど同じ、無意識に
通り一辺の見学をしていると、頭の中が混乱し、何処が何処の
街並だつたか区別が付かなくなってしまう。ゲントで印象的だ
ったのは、街の中心を流れるレイエ川の河岸が特別美しかった
事。

レイエ川河岸は中世、港として栄えた。
「聖バーフ大聖堂」1500年にこの地で生まれた、神聖
ローマ帝国皇帝カール5世が洗礼を受けた格式有る大聖堂

ブルージュ

ブルージュはオランダ語で「橋」を表すとの事、その名の通り50以上の橋が運河に架かる水の都。13〜14世紀にハンザ同盟の主要都市として栄えたが、15世紀末に運河の沈泥で船の出入りが出来なくなり、街の発展が止まった。その為中世のままの風景が残り天井の無い博物館と讃えられている。
昨日夕方ブルージュ着。バスの運転手は今日でアムステルダムへ帰る。
明日からはベルギーのバスにチェンジ。夕食は旧市街のレストランで食べる。
二日目朝起きて空を見上げると昨日と同じくどんよりとした曇り空。
ホテルのロビーでNHKの「世界ふれあい街歩き」の取材クルーと会う。私達は3泊しましたが3日間ともホテルで一緒だった。一日朝から夕方まで撮影して終るのかと思っていましたが、何日かに分けて取材し
一日の出来事のように、繋ぎ合せて番組を作っている事が、初めて分りました。
朝からあいにくの雨模様、今日はこの状況が続けばスケッチは無理だろう。まず主だった観光ポイントを添乗員(小川さん)が徒歩にて案内
してくれる。その後雨が上がる様子も無いので、覚悟を決めて雨の中
30分ほど運河クルージングをする。天気が良ければもっと風景を堪能出来たのにと・・残念に思う。午後3時頃から1人で街を散策。土産物を買ったり、マルクト広場の鐘楼に登ったり、ベルギーで有名なワッフルを食べたりしたが、電子レンジで温めたに違いないと思わせる外観でやたらに甘く、本当にまずかった。
三日目ともなると旧市街はそんなに広くは無いので歩く範囲は殆ど行きつくす。レンタル自転車を借りて、もう少し広い範囲を見て回る。
足で歩くのに比べ格段に行動範囲が広がり、大変有意義だった。

帰国後描いてみました。(水彩30号)
(水彩10号)

運河に架かるハネ橋
マルクト広場
運河風景

ブリュッセル

ベルギーの首都 又EUやNATOの本部をはじめ各種国際
機関がおかれ、ヨーロッパの中心的機能を果たす近代的都市。

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小便小僧 別名ジュリアン君ブリュッセルの町が敵に包囲
され爆薬を仕掛けられた時、爆破寸前に一人の子供が
おしっこを掛け導火線の火を消した。
町の人達はその子供の勇気を讃え銅像を作った。
ちなみに近くに小便少女の像もあるが、チョット
悪ふざけでは?

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広場 グランプラス
広場 グランプラス
国際機関、EU本部その他

町の風景

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ベルギーのビール
キューケンホフ公園の看板
オランダ人が大好きイワシの塩漬サンド

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町の果物店
オランダの若い女性
水上レストラン

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からくり見世物屋台
広場の朝市
レンタル自転車

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街頭の絵売り
ブリュッセル ドンキホーテの像
運河巡りの遊覧船

郵便ポスト ヨーロッパの何処の国へ
行っても落書きだらけ。住民も殆ど
気にも留めていない様子。
町の花屋さん
街中の看板


お世話になった添乗員(小川)さん

第一展示室へ
油彩・水彩

第二展示室へ
油彩・水彩

第三展示室へ
油彩・水彩

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