近年恒例化している秋の海外旅行、今年は塩野七生著「ローマ人の物語4〜6ハンニバル戦記」を読んで、共和政ローマとカルタゴ(現チュニジア)との間で地中海世界の覇権を賭けて争われ、三度に渡るポエニ戦争(紀元前264年〜紀元前146年)の結果、ローマ帝国に滅ぼされ、歴史から抹消された幻の国、カルタゴを訪ねて見たくなりツァーに参加しました。 |
チュニジアが誇るバンドー博物館は チュニジアのみならず、北アフリカ 地域を代表する考古学博物館との呼 び声も高い。 カルタゴ遺跡の出土品やチュニジア 各地で発掘されたモザイク画など 考古学的に高い価値を認められた品 を数多く所蔵しており、「チュニジ のルーブル」とも言われている。 モザイク画(写真表示) |
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ザクーアンの水道橋 全長132キロの長さを誇る世界最 長のローマ時代の水道橋。 その多くは地下水道を流れるが、水道 橋の部分で現在残っているだけでも 20キロもある。同じローマ時代の 水道橋、南フランスのボンジュ・ガ ールは長さこそ短いがほぼ完全な形で 見る事が出来、観光客の私達も渡る 事が出来る。近くで見る圧倒的存在感 には、まけるかも?。 |
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チュニス市内 新市街の西洋的街並とイスラム都市 として繁栄を極めたメディナの旧市街 、全く異なる世界が当然の如く同居し 訪れる旅行者に強い印象を与える。 イスラム国で在りながら自由な空気に 溢れ、庶民的なカフェでは当然の様に ビールが出され、若い女性達はモダン な西洋ファッションに身を包み町を 闊歩している。 |
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ケロアン市内とグランドモスク 紀元640年に建てられ、イスラム世界 で最も古いモスク。 |
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北アフリカ最古のイスラム聖都ケロアン 世界遺産に登録されている。 チュニジア第五の都市という肩書きを 持つが、都市と呼ぶには小さく、いい 意味で片田舎特有の素朴さが感じられ る。 ケロアンの住宅街(写真表示) |
ケロアンはカーペットの産地としても 有名で、毎週メディナ中央部のスークで 開かれる、カーペット市では彼女たちが 1ヶ月掛けて織り上げた手織りの作品が 華やかに並べられる。 |
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ローマ遺跡スベイトラ 大廃墟都市スベイトラはビザンチン帝国 (東ローマ帝国)が647年にアラブの 侵攻を受けて敗北、ビザンチン文化の 廃墟となった。神殿、円形劇場、凱旋門 共同浴場、野外劇場などが50ヘクタール もの地に残っており、最盛期には1万人 以上の市民が住んでいた。 |
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山岳オアシスツアー 4WDにてオアシスツアーにトズールを出発。 行けども行けども延々と続く乾燥地帯、砂漠 地帯を走り続けて約1時間、ようやくアルジ ェリアとの国境に近い山岳オアシス「タメル ザ、シェピカ、ミデス」に到着する。 |
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ミデス バルコニー・オアシスと言って切立った渓谷の上に有る。 下を覗くと、ゾッとするほど深い。 この山肌には太古からの年輪が深く刻まれており、雄大な 景観が展開する。 ミデスのオアシスは暖かい上に、水が豊富な為多種多様な 果物が実る。 私達の訪問したシーズンはオレンジやナツメヤシなどが たわわに実っていた。 |
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シェピカ トズールから行くと、高い岩山が目に飛び込んでくる。 岩山を登り、車を降りて、歩くことしばし、あっと驚く パノラマが展開する。青々とした椰子の林その下を 流れる透き通った水は村人の飲料水です。冷たいと 思って触ると生暖かい。冬でも38度も有るとの事。 |
タルメザ シェピカをでて山岳道路をくねくね登ると高台からオアシス を見下ろすビューポイント(写真表示) があります。オアシスには大きくは無いが充分な水が流れ 落ちる滝が眺められる。滝を形ち作っている岩の造形は見 ていて飽きない。 |
サハラ動物園 サハラ砂漠に生息する 蛇やトカゲやサソリなど 砂漠で出会う動物や 爬虫類を中心にライオン、 カゼル、オオカミ、サル など哺乳類も多種類。 動物園の人気者コーラが 大好きなラクダが楽しい。 |
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北アフリカ最大の塩湖 (ショット・エル・ジェリド) チュニジアの砂漠は何億年か前は海底だった ところで、現在も海抜0メートル以下。 海の水が干上がって出来た塩が砂漠の砂に 沢山含まれており、植物が全く育たない。 チュニジアには塩湖は沢山有るが、この塩湖 は群を抜いて大きくおよそ5000キロ平方 東の端は地中海沿岸までのびている。 |
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マトマタの穴倉住居 古くからこの地に住んでいた先住民族ベルベル 人の住居。 雨が少ない地域で乾燥している為湿気がなく、 夏は強い日差しを避け、冬は保湿性に優れ 大変住み易い |
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サハラの魅力はラクダの背に乗り砂漠を 体感すること。 ラクダは思いのほか乗り心地がよく、ゆうに 2メートルはあろうと思われる高さだが1時間 程も眺望を楽しむ事が出来ました。 |
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エル・ジェム(円形闘技場) このコロセウムは2世紀にローマ帝国が建設 したもの。 チュニジアの大地の惠はローマ帝国の食料供給 地として大変重要視され、ローマの高度な建築 技術を駆使して神殿、闘技場、大浴場などを 建築した。 ローマの闘技場よりも保存状態がよく規模も ローマに匹敵する。 |
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シデイ・ブ・サイド チュニス北東18キロの岬の高台にあり チュニジアで最も美しい町と言われているのが、 シディ・ブ・サイドです。石畳の坂道を登り 真っ白な壁とチュニジアンブルーと言われる 鮮やかな青の扉や窓枠、白と青の美しい家並の街、 ジャスミンやブーゲンビレア、ハイビスカスの 花が咲き誇り、たわわに実ったオレンジが この街の美しさに彩をそえる。 カフェ・デ・ナット 坂道をそのまま進めば突き当りがカフェ・デ・ ナット、の階段だ、チュニジアの昔ながらの カフェでローマで言えばスペイン階段の様な もので、腰を下ろす観光客の姿が一日中絶えない。 シーズン中ともなれば周辺のカフェテラスも人々で 賑わいをみせる。カフェ内部の写真表示 |
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アントニヌスの共同浴場 海を背景に建てられた広大な共同浴場で 二世紀に建設された。 当時の建物は二階建てで、更衣室、温浴風呂 水風呂、サウナ、プール、トイレなど100を 超える部屋が二階部分に左右対称に配置されて いた。 全景(写真表示) |
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古代カルタゴの復元図。 |
古代カルタゴの軍港跡。 |
地球の不思議 砂漠のバラ |
道路標識 |
チュニス市内 |
ラクダに乗って砂漠見学 |
穴倉式ホテル |
スベートラ遺跡にて |
スターウォーズ撮影場所 |
穴倉住居の住人 |
穴倉住居の周辺風景 |
ローマ時代の見張塔 |
露天のパン売り |
街角のゴミ箱 |
街角の鳥かご |
闘技場にて |
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チュニジアの国旗 |
花 |
遺跡に咲く花 |
たわわに実ったナツメヤシの実 |