美ヶ原 ( 王ヶ頭:2,034.4m ) 2015.3.18 登山



【PHOTO & 記録 美ヶ原 9】

先にも述べたように、林道と 美ヶ原の崖との間を進む。
林道は除雪されており、除雪された雪が林道の両側に積まれている。

雪上歩行を楽しみながら往路を忠実に戻り、王ヶ頭には 13時19分に戻り着く。
ここで本日初めて登山者と会った。
但し、人を見たのは 3回目で、1人は雪上車の運転をされていた方、もう 1人は王ヶ頭ホテルへの納入業者である。

再び王ヶ頭ホテルの横を通った後、ホテルの前にあるベンチにて 美ヶ原を見渡す。
中央 やや左、雪原に黒い点が見えるているが、あれは美しの塔である。
今朝ほどは、その美しの塔からこのホテルまで、ほぼ直線にて雪原を歩いてきたのであった。
また、雪原にはホテルの宿泊客であろう、雪上歩行を楽しむ人たちが見えている。

さらにホテル前では、送迎用のマイクロバスが待機している。
13時半に松本駅に向けて出発するようである。

13時27分、ホテル前を出発する。
目指す方向は写真において、右に黒く見えている茶臼山からの尾根が 美ヶ原の台地と接合する部分である。

途中までは雪上車の通る道を進む。
そして、道を囲む牧場の柵が雪に隠れるようになったのを機に、右側の牧場の中に入る。

しかし、百曲の下降点まで直線的に進むつもりであったのだが、 牧場には緩やかながらも起伏があるのであろう、牧場内を進んで行くと、目印としていた 八ヶ岳は見えなくなってしまい、 ただ雪の原が前に広がるだけとなって、勘を頼りに進む形となってしまう。

結果、百曲の下降点の少し手前側に出てしまい、 昨年夏に通ったアルプス展望コースに沿って牧場の中を進む。
しかし、この辺は雪が腐っており、また所々、雪が無い所もあって、進むのにかなり苦労する。
14時4分に下降点に到着。朝と同じ岩場で休憩する。

写真の左端、真ん中付近に見える岩場が下降点。

14時10分に下山開始。
ここからは急斜面であり、さらには雪がグズグズな状態になっているので、スノーシューを履いた状態での下降は少々注意が必要である。
今朝方この斜面を登った時は、急斜面にも拘わらずスノーシューを履いたまま下山した跡が残っていたが、 今の状態で斜面に沿ってスノーシューを置いたのでは、スキーのように滑ってしまう。
スノーシューを斜面に直角、あるいは斜めに置くようにして慎重に下る。

かなり時間をかけて急斜面を下り、ようやく 『 塩くれ場 (近道) 急坂 』『 塩くれ場 0.8km 』 と書かれた標識の所まで下る。
しかし、まだ少し急斜面が残っている。



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