美ヶ原 ( 王ヶ頭:2,034.4m ) 2015.3.18 登山



【PHOTO & 記録 美ヶ原 10】

やがて傾斜が緩み、道は斜面を横切る平らな道に変わってホッとしたのだが、気が緩んだのであろう、 ここで失敗をしてしまう。
斜面を横切る道は、途中から下へと下っていくのであるが、斜面を横切る道自体はさらに先へと続いていたので、 下る場所に気づかず先へと進んでしまったのである。
途中、やけに足が沈むし、今まで見たことの無かったピンクテープが現れ出したので、おかしいとは思ったのだが、 新しい足跡がしっかりついていたのでさらに先へと進んでしまった次第。
すると、今朝方には見たことない岩場が前方に見え、さらには道が上の方へと進むようになってきたので、道間違いを確信する。

慌てて Uターンし、目を凝らすようにして辿ってきた道を戻り、下降点を見つけて一安心。

正規の道に戻ってからは迷うこと無く下る。
途中、スノーシューを履いているにも拘わらず、何回か雪に足をとられたが (それもかなり潜った)、 ショートカットを極力利用させてもらい、広小場には 15時14分に戻り着いたのだった。

なお、広小場の手前にて子鹿の死骸を見たが、今朝ほどは気づかなかったのか、 小生が通った後、死を迎えたのか・・・。

広小場にある東屋で 7分程休憩。
太陽はまだ空高くにあるものの、太陽を雲のベールが覆っており、何となく夕方の気分である。

この後も、雪に何回も足を取られつつ進み、 いこいの広場には 15時51分に戻り着いたのであった。

車の所まで戻る途中、今朝ほどと同じ場所から 美ヶ原を見上げる。
今朝ほどと違って、バックには灰色の空が広がっているが、ガスなどに巻かれることも無く、空模様を除いては良いコンディションであり、 なかなか充実した山行であった。
しかし、もう少し早い時期に同じコースを辿れたら、もっと楽しかったことであろう。
少々雪に苦しめられた所があり、美ヶ原のスノーシューシーズンも終わりが近いと思われる。



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