またまた斜面の先、樹林の間に空間が見え、
期待を持って登っていくと、今度は裏切られることなく、奥千丈岳に到着したのであった。 頂上には三等三角点があり、立派な標識も置かれているのだが、
周囲を樹林に囲まれて展望は無く、さらにはもっと先の方に高い所もあるようなので、頂上という雰囲気はあまりない。 | |
なお、
頂上標識の足下には、カモシカのものと思われる頭蓋骨が置かれている (写真)。 三角点の上にザックを置いて、ノドを潤し、10時48分に出発。 |
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ここからは今まで倒木に苦しんだことが嘘のように、 よく踏まれた明瞭な道が続くようになる。 恐らく、大弛峠を起点に北奥千丈岳、そしてこの奥千丈岳をピストンする登山者が多いということの証であろう。 | |
奥千丈岳からは暫くほぼ平らな道が続いた後、
少し傾斜が出てくると、やがて Y字路を示すペンキ印が書かれた岩が現れる。 左に進むのが正式なルートで、右の道はそのまま斜面を直登して尾根上に登る感じであったが、 踏み跡は薄い。 |
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ただ、左に進んで行くと、高度を上げることなく、 斜面を横切る道が長く続き、しかもドンドン方向が逸れているような気がして少々不安になる。 まあ、テープがしっかり続いているので間違ってはいないはずだが、 方向が逸れているような気がしたのは、先程の Y字路のことが頭にあり、もう一方の道とはかなり離れていく気がしたからである。 | |
長く続いた斜面を横切る道もやがて終わりとなり、 右手の斜面を登っていくようになる。 道は少し登っては平らな道が現れるというパターンを繰り返しながら高度を上げていく。 |
天狗岩 1、  天狗岩 2、   天狗岩 3、  天狗岩 4、   天狗岩 5、  天狗岩 6、   天狗岩 7、  天狗岩 8、   天狗岩 9、  天狗岩 10 もご覧下さい。