狭い岩の間を抜け、飛び下りるような形で岩場を下り、
シャクナゲが多く目立つ道を下る。 暫く下っていくと、時々先の方に天狗岩が見えるようになるが、 先程はかなり下方に見えた岩が今はほぼ同じ高さに見えており、頂上部の宝剣も肉眼で確認できるようになる。 天狗岩後方に見える尖った山は 乾徳山。 | |
急な下りが続く中、 やがてやや平らな場所に飛び出す。 ここは天狗岩の展望台といったところで、頂上部の宝剣も良く見え、 天狗岩の左後方にはうっすらと 黒金山も見えている。 さて、どうやら天狗岩に行ける目途もついたので、天狗岩に登った後どうするか思案し、
このまま下り続けることにする。 |
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再びシャクナゲとシラビソ、そしてハイマツの海に身を投じ、 その中をクネクネと進んで行く。 やがて目の前に天狗岩が現れ、道の方はその手前にて左右に分かれることになる (写真)。 天狗岩に登るには右に曲がるのが良さそうに見えるが、正規ルートは左で、
そちらにはピンクテープが見えている。 | |
左へと進んでいくと、
道はそのまま天狗岩を巻いていくことになる。 岩は登りやすいものの、油断は禁物。 |
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大岩の重なりをよじ登り、宝剣の後ろに立つ。 宝剣を固定している基部の鉄箱には奉納者の名前の他、宮司、先達の名が書かれており、 建立は昭和39年7月とある。 当然、ここは見晴らしが良いはずだが、近くの 乾徳山、 黒金山もボンヤリとしていることから、 遠くの山々の状況は推して知るべしである。 | |
さて、折角 天狗岩に登ったので、 当然 大嶽山那賀都神社奥宮にもお参りしたいところである。 普通ならば、その場所を探すのはなかなか難しそうであるが、
先のヤマレコにその場所のことが記載されており、目印となるとのことである折れた鉄剣を探す。 やはり、見えたものは折れた鉄剣で、そこには奉納者の名と思われる文字が刻まれている。 |
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