天狗岩、奥千丈岳、北奥千丈岳 ( 北奥千丈岳:2,601m) 2017.7.19 登山



【PHOTO & 記録 天狗岩、奥千丈岳、北奥千丈岳 6】

傾斜が緩やかになった道を下る。
途中、トラロープが張られている場所を通過し、先程上から見えた露岩の平坦地には 7時49分に下り着く。ここで小休止。

この頃になると、一時は暗くなりかけた空も少し明るくなっており、 雨の方はどうやら大丈夫そうである。
また、西側にはこれから登ることになる石楠花新道のある尾根が見え、そこの一部に陽が当たっている。

その尾根をじっくり眺めると、最初は急だがその後暫くは緩やかな勾配となり、 最後は再び高みに向かってグッと傾斜がキツクなるようである。
その最後の高みが北奥千丈岳と思われるものの (写真)、全く馴染みのない角度から見上げているため、 断定する程の自信はない。

7時53分に出発。
ここからは 2回ほど大きな岩の横を通過した後、ほぼ樹林帯の下りが続くようになる。

その樹林帯に入る前に振り返ると、先程下ってきた急斜面が見えている。
あの高みを越えても、その後 第二弾、第三弾の高みが続く訳で、やはりかなりキツイ尾根であることが分かる。

樹林帯に入ると、樹相も変わり、 周囲には松が多く見られるようになる。

テープの方は頻繁に付けられており、迷う心配はない。
先にも述べたように、この天狗尾根は地図上で破線ルートとなっているため少し心配であったのだが、これならば全く問題ない。

下草のない、松葉が敷き詰められたような道をドンドン下る。
やはり、こちらを登りに使うのはキツイようである。

左手人差し指で方向を指し示しているような岩の横を通り (写真)、苔むした倒木の間を縫うように下る。
足下は松葉でフカフカしている。

かなり下ってくると、今まで殺風景だった道の周囲にシャクナゲが現れてホッとする。

やがてシャクナゲのトンネルも現れるようになり、そこを抜けていくと、 今度は丸太の横木による階段 (但し相当古いもので、朽ちかけている) が何回か見られるようになる。
かつてはここも整備された道だったのか、それとも林業用に整備されたものなのか・・・。

忠実にテープを辿っていくと、 道は途中から大きく左に曲がり、再びシラビソの林の中を下るようになる。

この頃になると、登山道上にも樹林を通して陽が当たるようになるが、 かといって青空が広がるという状況ではない。



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