塔ノ岳、尊仏岩跡、鍋割山 ( 塔ノ岳:1,490.9m ) 2016.1.9 登山



【PHOTO & 記録 塔ノ岳、尊仏岩跡、鍋割山 7】

石仏、石碑にお参りし、余裕が出てきたので上部を見上げると丹沢山がよく見えている。
11時13分、満足感に浸りながら 尊仏岩跡を後にする。

振り返って見上げれば、かなりの急斜面が待っている。
しかし、下りに比べて登りは少し楽である。
そうは言っても、滑落すればかなり下方へと転げ落ちてしまうので、慎重に足を進める。

危険箇所を登りきり、例の目印の岩の近くまで辿り着けばもう安心。
振り返れば、丹沢山から 蛭ヶ岳へと続く稜線がよく見える。

写真 右端が竜ヶ馬場で、その左のズングリとした山が丹沢山。
丹沢山の左には箒杉沢ノ頭、そして不動ノ峰 (中央) が続き、さらに左に棚沢ノ頭、 蛭ヶ岳が続く。

また、少し登ると 富士山も見えた。
先程よりもかなり雲が上がって来ているようだ。

ササ原の斜面を登り、11時28分に縦走路へと戻り着く。
少し時間がかかったのは、道を覚えるべく周囲の様子をカメラに納めていたからである。

再び塔ノ岳へと戻り、大きな標識の前を 11時30分に通過する。

前回 (2011年2月) は 塔ノ岳からヤビツ峠、蓑毛へと下ったことから、今回は鍋割山経由にて下山することにする。

木の階段を下り始める前に、もう一度 富士山とその周辺の山を眺めるべく 頂上の西の端に立ち寄る。
富士山は宝永山付近を覆う雲が増えてきているが、その頂上はしっかりと見えている。しかし、 南アルプスは先程よりも霞んでいる。

写真は先程 横着して写真を撮らなかった表尾根方面。
写真左奥の山が 大山。その手前の高みは木ノ又大日と新大日である。
右の大きな山は三ノ塔で、その下方手前に烏尾山が見えている。

11時33分、下山開始。
しかし、さすが人気の山、未だ登ってくる人が多いので、階段途中で待つことが多くなる。やはり階段は少々幅が狭い。

金冷しを 11時44分に通過。
左に曲がれば、今朝ほど登ってきた大倉尾根であるが、ここは真っ直ぐに進む。

金冷しの少し先からは階段、木道などにて大きく下った後、暫くは平らな道が続く。
気温が高くなったためであろう、足下には泥濘みが見られるようになる。

やがて、道は大丸への登りに入る。
ここも丸太の横木や階段がしっかりと設置されている (写真)
途中で振り返れば花立が見え、その頂上を歩く登山者も見えている。

あまり疲れることなく 11時55分に大丸の頂上を通過、 ここからは木道の下りに入る。


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