塔ノ岳、尊仏岩跡、鍋割山 ( 塔ノ岳:1,490.9m ) 2016.1.9 登山



【PHOTO & 記録 塔ノ岳、尊仏岩跡、鍋割山 8】

小さなアップダウンを繰り返していく。
途中、見晴らしの良さそうな場所があったので、登山道を外れて斜面の縁に立ってみる。 振り返れば、塔ノ岳、そして花立がよく見える。

写真は花立方面。花立山荘もよく見える (尾根の右下)
しかし、山荘の屋根が青いのを見てビックリしてしまった。
花立山荘の破風板が赤かったことから、屋根も当然 赤いものだと思っていたのである。
花立への登りで振り返っていれば、屋根の色に気づいたはずであるが、登ることに必死で余裕がなかったのかもしれない。

なお、右後方の山は大山。

やがて小丸尾根分岐に到着、時刻は 12時5分。
ここから左に下れば二俣で、小生のように鍋割山経由で大倉に下る場合でも、その二俣を通ることになる。

足下はやや泥濘んでいるものの、気持ちの良いブナ林が続く。
このルートは過去に 2回通っているのだが、今回 気分の良いルートであることに少々驚かされた。
考えてみれば、過去 2回とも今日ほど天候が良くなかったのであり、そのため、歩き易いとは思ったものの、 楽しむというところまでは行かなかったのかもしれない。

やがて緩やかに登っていくと、小丸に到着。時刻は 12時12分。

暫く樹林の中の平らな道を進み、道が大きく下る手前にて 富士山が正面に見えるようになる。
また、富士山の右下手前には鍋割山も見えている。

富士山の真下を見れば、 鉄砲木ノ頭、三国山などがうっすらと見え、富士山の右裾の先、鍋割山の後方には 石割山の姿も見えている。

道は下りに入った後、小さなアップダウンを繰り返していく。
前方を見れば、先程は鍋割山の左後方にあった 富士山が、 今は鍋割山のほぼ真後ろに位置するようになってきている。

右側がかなり崩れた場所 (柵がある) を通過した後、 少し右によって振り返れば、塔ノ岳が見えている。
こちらから塔ノ岳へと向かう場合、塔ノ岳は高く、そして遠くに感じることであろう。

写真 右の山が塔ノ岳。山頂には尊仏山荘も見えている。
塔ノ岳の左の山は、塔ノ岳と竜ヶ馬場との中間にある日高 (にったか、ひったか) であろう。

そして落ち葉が敷き詰められた斜面を登っていけば鍋割山頂上であった。 時刻は 12時32分。

頂上は人が多く、人口密度は塔ノ岳の倍くらいである。
とても名物の 鍋焼きうどんを頼む状況ではなく、そのまま大倉へと下る。

右手には 富士山が見えているが、 今やかなり雲が上がって来ている。

なお、写真において、標柱の右後方に見える高い山は 同角ノ頭。
左側 最後方のズングリとした山は 御正体山

ここからは下りが続く。
木道も所々にあり、また道の左右には植生保護のためか、柵が設けられている。

その柵のための杭が横に積まれた場所があったので、そこにザックを置き、 立ったまま休憩する。
8分程休んだ後、12時51分に出発。さらに緩やかに下っていく。

こけしのような小さなお地蔵様が置かれた岩を過ぎ、暫く下っていくと、 木道が途切れ、少々荒れ気味の道となる。


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