1. 先を急ぐ。右手には塩見岳が朝日を浴びて輝き始めている。    塩見岳の左に双耳峰のような山が見えるが、大沢岳と中盛丸山    の合体かもしれない。 | 2. さらに左には荒川中岳、そして東岳(悪沢岳)が見え、その後方    に赤石岳が見える。荒川三山の左方には大無間山らしき山が    雲の海に浮かび、さらにその左には笊ヶ岳(写真)も見える。 |
3. 間ノ岳、北岳も完全に陽が当たって目覚めたようだ。    時刻は 5時16分、多くの人がそれぞれの頂上に立って素晴ら    しい景色を楽しんでいることであろう。 | 4. 先程までその頂上に立っていた西農鳥岳方面を振り返る。中央    一番高いように見える高みが西農鳥岳であろうか。その高みの    左には数人の人が見える。90度に道が左に曲がる場所である。 |
5. 農鳥岳の頂上に向かって斜面を斜めに登っていく。右手を見れ    ば、雲海の向こうに槍 穂高連峰が見えるが、さすがにもう白く    なって雲との見分けがつきにくくなっている。    そして、5時37分、農鳥岳山頂に到着。    本日一番乗りである。北を見れば、間ノ岳、北岳が大きい。 | 6. ついに昨年のリベンジを果たすことができて大変嬉しい。記録上    はこの農鳥岳頂上を昨年踏んでいるものの、この快晴のもとの    素晴らしい景色を見ずして、登頂したと満足していてはいけない    と心から思ったのだった。南を見れば、塩見岳から荒川三山、    赤石岳へと続く峰々が素晴らしい。 |
7. 北岳より少し右側に目をやれば、八本歯ノ頭、ボーコン沢ノ頭    へと続く池山吊尾根。そしてその後方、雲海の上に八ヶ岳が    浮かんでいる。    また池山吊尾根の後方から高嶺、そして地蔵岳から鳳凰三山    が始まっている。 | 8. そして、南東には富士山の姿。    南には笊ヶ岳の双耳峰。南南西には塩見岳、荒川三山、赤石岳    といった南アルプス南部の山々。    そして西方には、西農鳥岳の斜面の左側に空木岳、南駒ヶ岳    といった中央アルプスの山々が見える。 |