白根三山 再登山( 縦走中の最高峰は 北岳:3,193m ) 2010.8.05 - 06 登山


【PHOTO 白根三山 再登山 8】

1. 西側を見やれば、雲の上に一群の山々が浮かんでいる。
   中央アルプスである。写真中央、一群の山々の後方に少し灰色
   がかった山が見えるが、御嶽と思われる。
   御嶽の右は宝剣岳、木曽駒ヶ岳。御嶽のずっと左に見える高い
   山は空木岳であろう。
   また、手前に見える尾根は 間ノ岳塩見岳を結んでいる尾根で、
   安倍荒倉岳が見える。
2. 先程から塩見岳にばかり目が行っていたが、そのさらに南に
   見える荒川三山赤石岳も素晴らしい。一番高く見えるのが、
   荒川東岳(悪沢岳)、その右後方に少し見えているのが赤石岳。
   赤石岳の右は荒川中岳、前岳ということになろう。
   荒川東岳そして中岳の間の下方、塩見岳から延びた尾根上の
   ピークは蝙蝠岳。
   荒川東岳の左後方に見えているのは大無間山であろう。
3. 12分間 広河内岳頂上の展望を楽しみ、6時42分に下山開始。
   大門沢下降点へと戻る。ペンキ印を忠実に辿り、快調に足を
   進め、大門沢下降点に戻り着いたのは 6時59分。
   ここから右へと下り、奈良田を目指す。
   農鳥岳はこれで見納めとなるはず。本日、素晴らしい景色を見せ
   てくれたことに礼を言う。
4. そして、広河内岳もこれで見納めのはず。
   こちらも素晴らしい景色を堪能させてくれた。
   広河内岳にもお礼を述べる。
  
   もうここまで来れば、昨年のリベンジは成し遂げたと言って良か
   ろう。足取りも軽く、急坂を下る。
5. 後は 兎に角 下り続けるのみ。昨年 下った道なので、大凡の
   ペース配分も分かっている。順調に下る。
   途中、富士山が見えたものの、ほとんど展望無し。
   7時50分、河原が見えてきた。流れの上流を見上げれば、上の
   方にはもう既にガスが掛かり始めている。
   小沢を横切る際、水を飲む。旨い。
6. 大門沢小屋には 8時30分に到着。誘惑に負けて、水で冷やさ
   れたビールに手が伸びる。持参したカレーパンを食べながら
   ビールを飲む。最高に美味い。
   8時40分に出発。 朝からのビールで、少々足下が覚束ない。
   慎重に沢筋を下る。酔いも有り、またリベンジを果たしたことで
   気分は最高。
7. 途中、ほとんど休まずに下り続け、発電所取水口の吊り橋を
   9時55分に通過。
   さらに、もう 1つ吊り橋を渡った後、この 『もりやまばし』 を 10時
   7分に通過。林道には 10時10分に飛び出した。
   林道を歩き、第一発電所には 10時31分に到着。ここで道を右
   に折れて、奈良田に向かう。それにしても、下界は暑い。
   暑い中、車道を歩き、奈良田には 10時49分に到着。
  
   汗を流すべく、再び急坂を登って 『南アルプス邑奈良田の里』
   へと向かう。
  
8. この温泉には初めて入ったのだが、なかなか良かった。
   贅沢にも桧で縁取られた浴槽が2つあり、一方はやや温め、
   一方は少々熱い感じ。温泉は掛け流しであり、熱い方の湯船
   には温泉が飲めるようにコップも置かれている。
   汗を流し、湯船に浸かってユッタリとくつろぐ。温泉の成分により
   肌はツルツルする感じ。この温泉は風情があって、素晴らしい。
   そして、バスの時間が 13時25分であり、その後 広河原で乗り
   換え、芦安に着くのは 15時半を過ぎると思われたので、湯上が
   りにビールを戴く。これも最高であった。
   昨年のリベンジを果たせたし、天候にも恵まれ、最高の 山行で
   あった (写真は 温泉からバス停への道で見えた奈良田湖)



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