奥大日岳 ( 奥大日岳:2,611m、三角点のある頂上は 2,606.1m ) 2016.10.15 登山



【PHOTO & 記録 奥大日岳 8】

そして、こちらは 笠ヶ岳薬師岳

写真では分かりにくいが、笠ヶ岳から左に延びる稜線の後方に 乗鞍岳も少し姿を見せている。

そして、この写真には写っていないが、薬師岳の右側後方には 白山も見えている。

こちらは、 この奥大日岳の西側にある、中大日岳、大日岳。
2つの山の鞍部には大日小屋の赤い屋根も確認できる。

この中大日岳、大日岳もなかなか魅力的であるが、 体力的、時間的な問題を考えると、本日 あそこまで行って戻ってくるのは無理である。
残念ではあるが、本日はこの奥大日岳までとする。

さて、目を 剱岳に戻してその左側を見れば、 白馬岳、旭岳、 そして朝日岳といった山々が続いており、さらに左には毛勝三山、そして富山湾が見えている。

写真 中央後方の山が 白馬岳
その左にある山が旭岳である。写真左端の山は清水岳 (しょうずだけ)


暫し景色を楽しんだ後、往路を戻るべく 9時36分に出発する。

9時42分に 奥大日岳最高点との分岐に到着。

傍らにある標識には 『 この先通行止め 』 とあるが、 先にも述べたように道は明瞭であるため、最高点から先への通行ができないと言う意味であると勝手に解釈して最高点へと向かう。

草付きの緩やかな斜面を登る。

すぐ先に見えている高みが最高点かと思ったのだが、 然にあらず。
斜面を登り切ると、そこからほぼ平らな道が東へと延びており、その先のハイマツに囲まれた中にケルンと標柱が見えている。
どうやらあそこが最高点のようである。

ここも道は明瞭、危険なところは全く無い。
別山、真砂岳を正面に見ながら 1分強歩けば、石積みのケルンがあり、 そこに立つ小さな木の棒に 『 奥大日岳 』 と書かれたプレートが付けられていたのだった。 時刻は 9時47分。

ここが最高点であるのは間違いなく、 ここより先は下り斜面である。
なお、ここの標高は 2,611mとなっており、三角点のある頂上より 5m程高い。

ここからの展望も素晴らしく、先程 頂上から見えた山々に加え、 頂上では見ることができなかった雷鳥平、地獄谷、室堂平の様子も眼下に見ることができるようになる。

さらには、先程 頂上隣の高みに隠れて見えなかった室堂山、国見山もよく見えている。

こちらは、 薬師岳と 中大日岳・大日岳との間に見えている 白山 (写真後方)
手前に大きく見えている山は鍬崎山である。



奥大日 1、  奥大日 2、   奥大日 3、  奥大日 4、   奥大日 5、  奥大日 6、   奥大日 7、  奥大日 8、   奥大日 9、  奥大日 10 もご覧下さい。


百名山以外の山のページに戻る   ホームページに戻る