沢を渡って左に曲がり浄土沢の流れに沿って進む。 前方には奥大日岳が少し顔を見せており、
その左には奥大日岳に至る迄に越えねばならない 2つのピーク (2,440m峰、2,511m峰) が見えている。 | |
やがて、 剱御前と大日岳方面との分岐に到着。時刻は 7時42分。 ここは流れに沿って真っ直ぐ進む。 雷鳥沢というからには水が流れているものと思っていたが、
剱御前小舎のある別山乗越から雷鳥平へと下る斜面のことを指しているようで、
山襞が意外に深いものの 緩やかな斜面がこちらへ下ってきている気持ちの良い場所である。 |
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道の方は、 前方に土手のように見えている新室堂乗越に向かって草地の中に敷かれた木道を歩くようになる。 この木道にも霜が降りているが、今は日が当たっているため融け気味であり、
それ程 気を遣わずに進んでいくことができる。 | |
紅葉は終わったとは言え、
黄色、茶色、そして所々に赤色が残っていて未だ美しい草地の中を進む。 やがて左手を見れば、
雷鳥沢ヒュッテ、ロッジ立山連峰の建物が小高い場所に並んでいるのが見え、その後方に地獄谷とそこから立ち上る火山ガスが見えるようになる。 |
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やがて木道は終わりとなり、新室堂乗越への急斜面に入って、 足下は岩がゴロゴロしたガラ場の様な状態になる。 息を切らせつつ斜面をジグザグに登る。 それでもひたすら登り続けていくと、やがて平らな道に登り着き、
そこから少し進むと丁字路にぶつかる。 | |
左に道を取り、最初は緩やかに登り、 その後 平らとなった道を進む。 左下には雷鳥平、そして地獄谷の広がりが見えており、 この頃になるとどちらにも日が当たり始めていて大変明るい。 写真は雷鳥沢キャンプ場方面。 |
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