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バスを降りた後、県道204号線をさらに少し先に進み、地蔵尊の所にある押しボタン式信号機にて県道を渡る。 11時45分に出発。 | |
少し先で道は再び 2つに分かれるが、今度は右側の道 (というより道なりにまっすぐ) を進む。 舗装道が暫く続くが、右手にアパートらしき建物を見て、その後左手に分かれる道を見送った後は、 砂利道へと変わり、そこからは民家もなくなって、左右を崖に囲まれた川沿いの道が続くようになる。 ここで失態をしてしまう。飲み物を買うつもりだったのだが、そのことをすっかり忘れてしまい、 先のアパートの下にあった最後の自動販売機を何も考えずに通り過ぎてしまったのであった。 |
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暫くすると、左手の川沿いの柵は無くなり、続いて川の流れと道路の高低差も小さくなって、 川は小川らしい風情を見せるようになる。 その小川の流れを楽しみながら進んでいくと、やがて川の向こう側の崖から水がチョロチョロと川に流れ落ちている場所が現れる。 この湧き水は、梶原景時が源頼朝の命を受けて上総介広常を謀殺した際、その太刀を洗い清めた水だと伝わっている。 | |
今は草に覆われてしまって 『 太刀洗水 』 の奥が見えないが、奥には崖を削った場所があり、 そこに石祠が安置されている。 その 『 太刀洗水 』 から少し進めば、写真のような分岐が現れる。時刻は 11時55分。 また、左手の道に入るとすぐに右側に小さな滝が現れる (写真 左奥に少し見えている)。 |
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ここからは左右の崖が迫ってきている中を進む。
いかにも切通という雰囲気である。 この朝比奈切通は、現在の横浜市金沢区六浦 (むつうら) へと通じるように作られた道なのだそうで、 先ほどの分岐にあった説明書きによれば、『 当時の六浦は鎌倉の外港として都市鎌倉を支える重要拠点 』 であったとのことである。 また、足下は土や砂利では無く、鎌倉に多く見られる凝灰質砂岩のようであり、 水の流れが柔らかい岩肌を削って岩に面白い形を作り出している。 | |
一旦 道は土の上らしき所を歩いた後、再び凝灰質砂岩の上を歩くようになる。 さらには、水の流れはそれ程の量ではないものの道の上にもはみ出すようになり、緩やかながらも足下が濡れている坂を登っていくことになる。 |
鎌倉散策データ
上記の散策データ | 登山日:2019.4.5 | 天候 : 晴れ | 単独行 | 日帰り |
散策路 : 十二所神社バス停−梶原太刀洗水−朝比奈切通・十二所果樹園分岐−磨崖仏−熊野神社分岐− やぐら−熊野神社分岐−熊野神社拝殿−熊野神社本殿−山道分岐−鉄塔−山道分岐−六浦方面分岐−十二所果樹園入口−展望台−十二所果樹園分岐−十二所果樹園− 朝比奈切通・十二所果樹園分岐−十二所神社バス停−光触寺−明王院−浄妙寺−鎌倉駅 | ||||
交通往路:瀬谷−(県道18号線)−原宿−(県道23号線)−笠間−(一般道)− タイムズポート大船駐車場 (車にて)−大船駅−(JR横須賀線)−鎌倉駅−(バス)十二所神社バス停 | ||||
交通復路:鎌倉駅−(JR横須賀線)−大船駅−タイムズポート大船駐車場−(一般道)− 笠間−(県道23号線)−原宿−(県道18号線)−瀬谷 (車にて) |
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