鎌倉散策 ( 朝比奈切通、十二所果樹園展望台 約 149m ) 2019.4.5 登山



【PHOTO & 記録 鎌倉散策 5】

少し不安が増し始める中、今度は 『 ← 熊野神社・朝比奈切通し / 六浦方面 → 』 と書かれた標識が現れる。 時刻は 12時49分。
実は、ここも三叉路になっており、六浦方面の道は東へと下っているので、標識の指示にはない右の道 (南) へと進む。

ササの中の道はすぐに樹林帯へと入り、スギなどの木々の中を進むようになる。

途中、左手に鉄線の柵が張られているところを通るようになるが、 そこには 『 在日米軍施設につき立入りを禁ず 』 と書かれた標識がつけられている。
ここは米軍池子住宅地区及び海軍補助施設の地域となり、かつては池子弾薬庫があったところである。

やがて送電線の鉄塔の下を潜り、その少し先で樹林帯を抜け出す。

そこには 『 十二所果樹園利用上のお願い 』 とともに果樹園案内図が書かれた標識が立っている。
どうやら今度は道を間違えること無く、目的地に着くことができたようである。時刻は 12時54分。

ここからは写真のような丘へと登っていく。
登り着いた所で道は左にカーブし、ほぼ平らな道が続く。

目的地に無事着くことができたという安心感で、土手のような道を気持ち良く進む。
小さく下って再び登り返すと、そこには送電線の鉄塔があり、そこから道は右に曲がっていく。時刻は 12時57分。

その曲がり口のところに左へと下る道が現れるが、ここはそのまま まっすぐ進む。この先に展望台があるはずである。

なお、先ほどの果樹園案内図によれば、左に下る道は果樹園内を通って今朝ほどの朝比奈切通・十二所果樹園の分岐へと通じているようであり、 展望台の後はこの道を下ることになる。

少し進むと、展望台を待たずして素晴らしい景色が待っていた。

左手を見ると、うっすらながらも何も遮ること無く 富士山が見えているではないか。
嬉しくなって足を止め、富士山を撮りまくる。

しかも、周辺には葉が多くなりつつあるもののサクラが咲いており、 富士山とのコンビが素晴らしい。

富士山の写真を数枚撮った後、 さらに先へと 進む。
すぐに小さな樹林帯に入り、そこを抜けると展望台に飛び出す。
時刻は 13時丁度。

ここは広場になっており、真ん中にはテーブルとベンチが置かれていて、さらには東端にもいくつかのベンチが並んでいる。
本番当日の昼食は恐らくここでとることになろうが、懸念されるのは当日の暑さと (ベンチの周りには高い木がほとんど無いため、直射日光を浴びることになる)、 鎌倉名物 ? のトンビに昼食を狙われることである。
臨機応変に対応する必要があろう。

展望台と言うだけあってここからの展望は素晴らしい。

まずは先ほどの場所と同じく西の方向に 富士山が見えている。
また、少し動き回れば、箱根の山も一応見ることはできるが、気温が高く、全体的にボンヤリとしているのが残念である。

反対側 (東側) に進めば、東京湾が見え、さらにその向こうに房総半島、 そしてそこにある工業地帯が見えている (写真)
その工業地帯であるが、方角的に日本製鉄君津製鉄所と思われるがどうであろう。

さて、なかなかの展望に満足した後、本来ならここで休んで、 大船駅で購入した大船軒の 『 鯵と小鯛の押寿し 』 を食したいところであるが、飲み物を購入し忘れているため、やむを得ずここでの昼食は諦める。

13時6分、展望台を後にして辿ってきた道を戻る。



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